XAMPPというのは、自宅サーバーで予めホームページの試作版を制作しておいて動作確認を行うような場合に使うサーバー関係の統合ソフトです。自分は、これに、今回はMTOS(ムーバブルタイプのFREE版)を入れましたので、その際のエラー対策を以下にまとめました。
perlのパス間違いの修正
XAMPPにMTOSをインストールする場合は、perlのパスを正しく設定する必要があります。これをデフォルトのままインストールしようとしても、インストールは出来ません。そこで、MTOSのルートにある全てのcgiファイルの全ての記述を修正しないと動作しません。すなわち、*.cgiファイルの先頭には、#!/usr/bin/perl -w デフォルトでは記述されていますが、XAMPPのパスは、実際は「C:\xampp\perl\bin\perl.exe」となっていますから、すべてのcgiファイルの先頭の行を「C:\xampp\perl\bin\perl -w」と書き換えます。cgiファイルはたくさんありますから、何度もの同じ書き換え作業の繰り返しになり、たいへん煩雑で手間がかかるのですが、辛抱して正確に書き換えないといけません。
これで、XAMPP環境にMTOSをインストールする際の第一難関は突破できます。
XAMPPとPerlの接合
MTOSをインストールしようとすると、libmysql.dllが存在しないのでインストール出来ません・・・とエラーメッセージが出ることがあります。これの対処方法は以下のとおりです。
XAMPPの中には、どこを探してもlibmysql.dllが存在しないので、自前でこれをググってダウンロードしたlibmysql.dllを
C:\Xampp¥perl\vendor\lib\auto\DBD\mysql
にlibmysql_.dllにリネームしてコピーします。
これで、無事インストールできます。
LIBEAY32.dll関連のエラー
XAMPをインストールして、そこへMTOSのVer.5をインストールすると、標記のエラーが出て、それ以上すすまないことがあります。対処法は、Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) をインストールする。そして、Win32 OpenSSL をインストールする(リストの一番上の「Win32 OpenSSL v1.0.1c Light」でOK)・・・ということです。
これで、もう、エラーは出ません。対処の方法はわかったのですが、肝心の原因についてはわかったような分からないようなあやふやな状況です。が、おそらく、自分としては廃物利用という事で敢えて旧型のwindowsXPのSP3の入ったノートPCをサーバーに見立てていることから、そこへインストールしたXAMP1.8の方が当然新しいシステムなので、標記のdll実行ファイルはXPには存在しないので、後から追加でインストールしないといけなくなったのじゃないか?と推測されます。
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