名古屋発、ご当地ヒーロー「グランスピアー」誕生
オリコン
“名古屋発!”新たなご当地ヒーロー番組の誕生だ。東海テレビ(ローカル)で10月5日にスタートする特撮番組『グランスピアー』(毎週土曜 前10:55、全13話)の制作発表会見が11日、同局で行われた。8月1日にクランクインして以来、主に名古屋市内各所で撮影が始まっており、地元の新しいヒーローとしての期待が日に日に高まっている。
主人公の「グランスピアー」は、世界を滅ぼす力を持つ「覇導石」を封印する金の シャチホコ(鯱神)の守り神。封印を解こうとする妖神オソガイの出現により、代々鯱神の守護職を務める帯刀家の長男・大河の体の中で覚醒する。右手には伸縮自在の鉾と、左腕にはまっている盾などが武器だ。
「グランスピアー」に変身する帯刀大河役には、東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたユニット「BOYS AND MEN」所属の辻本達規(岐阜県出身)を抜てき。会見では「まずは東海3県の子供たちに愛してもらうことが一番の目標です。子供たちだけじゃなく、大人の方にも愛していただき、ここ名古屋から新しいムーブメントを起こしたい」と意気込む。
大河が変身する時のかけ声は「まーかん」。名古屋弁で「まぁいかん、もうだめだ」という意味で、ポーズも鯱をかたどったもの。撮影も名古屋城、名古屋テレビ塔、東山動植物公園、東山スカイタワー、名古屋市博物館、清洲城、 関ヶ原古戦場、みそかつで有名な「矢場とん」で行うなど、名古屋らしさが満載。名古屋を中心に活動してきた辻本も「普段はあまり地元の特色ってなんだろうと考える機会はなかったのですが。この作品を通して、名古屋の魅力を再発見しています。あとは地元愛を撮影中にすごく感じます」と話している。
同局では「地元出身のイチロー選手や浅田真央選手の活躍を誇りに思うように、新たに誕生するこの地元ヒーローを、郷土の誇りとなるような存在にしていきたい」とねらいを説明。佐野雅彦プロデューサーは「ただ悪者をやっつけるだけのヒーローものではありません。実は、“愛”がキーワード。愛知県も愛を知ると書きますが、番組内でもグランスピアーが悪者に愛を語るシーンがあったり。まずは東海地方の方々に愛していただき、その後、全国の皆さまにも愛していただける番組を目指しています」と話す。
会見には、大河の妹・楓役の木島杏奈、大河と楓の祖父・龍河役の宮地祐紀生、佐野智樹監督も出席。木島は「小さな子供からお年寄りの方まで、道ですれ違ったら、『あ! グランスピアーだ! 楓だ!』と声をかけてもらえるように——そして、この世界から悪者がいなくなるように頑張ります」と活躍を誓った。
佐野監督は、映画『琉神マブヤー The Movie 七つのマブイ』(2012年)や、テレビドラマ『ウルトラマン メビウス』で監督を務めた実績がある。「名古屋を中心とした愛知県、岐阜県、三重県の地域のヒーローものを作りたいという話を聞いたとき、非常にチェレンジングで面白いなと感じました。脚本制作にあたっては、地域の文化や言葉を意識しています。物語自体は、鯱ってそもそもどんなものなのか、名古屋の人にとってどんな存在なのかが、この物語の原点。子供たちにとっては、アクションもしっかりと楽しんでいただける番組になっています」と自信をのぞかせた。
オリコン
“名古屋発!”新たなご当地ヒーロー番組の誕生だ。東海テレビ(ローカル)で10月5日にスタートする特撮番組『グランスピアー』(毎週土曜 前10:55、全13話)の制作発表会見が11日、同局で行われた。8月1日にクランクインして以来、主に名古屋市内各所で撮影が始まっており、地元の新しいヒーローとしての期待が日に日に高まっている。
主人公の「グランスピアー」は、世界を滅ぼす力を持つ「覇導石」を封印する金の シャチホコ(鯱神)の守り神。封印を解こうとする妖神オソガイの出現により、代々鯱神の守護職を務める帯刀家の長男・大河の体の中で覚醒する。右手には伸縮自在の鉾と、左腕にはまっている盾などが武器だ。
「グランスピアー」に変身する帯刀大河役には、東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたユニット「BOYS AND MEN」所属の辻本達規(岐阜県出身)を抜てき。会見では「まずは東海3県の子供たちに愛してもらうことが一番の目標です。子供たちだけじゃなく、大人の方にも愛していただき、ここ名古屋から新しいムーブメントを起こしたい」と意気込む。
大河が変身する時のかけ声は「まーかん」。名古屋弁で「まぁいかん、もうだめだ」という意味で、ポーズも鯱をかたどったもの。撮影も名古屋城、名古屋テレビ塔、東山動植物公園、東山スカイタワー、名古屋市博物館、清洲城、 関ヶ原古戦場、みそかつで有名な「矢場とん」で行うなど、名古屋らしさが満載。名古屋を中心に活動してきた辻本も「普段はあまり地元の特色ってなんだろうと考える機会はなかったのですが。この作品を通して、名古屋の魅力を再発見しています。あとは地元愛を撮影中にすごく感じます」と話している。
同局では「地元出身のイチロー選手や浅田真央選手の活躍を誇りに思うように、新たに誕生するこの地元ヒーローを、郷土の誇りとなるような存在にしていきたい」とねらいを説明。佐野雅彦プロデューサーは「ただ悪者をやっつけるだけのヒーローものではありません。実は、“愛”がキーワード。愛知県も愛を知ると書きますが、番組内でもグランスピアーが悪者に愛を語るシーンがあったり。まずは東海地方の方々に愛していただき、その後、全国の皆さまにも愛していただける番組を目指しています」と話す。
会見には、大河の妹・楓役の木島杏奈、大河と楓の祖父・龍河役の宮地祐紀生、佐野智樹監督も出席。木島は「小さな子供からお年寄りの方まで、道ですれ違ったら、『あ! グランスピアーだ! 楓だ!』と声をかけてもらえるように——そして、この世界から悪者がいなくなるように頑張ります」と活躍を誓った。
佐野監督は、映画『琉神マブヤー The Movie 七つのマブイ』(2012年)や、テレビドラマ『ウルトラマン メビウス』で監督を務めた実績がある。「名古屋を中心とした愛知県、岐阜県、三重県の地域のヒーローものを作りたいという話を聞いたとき、非常にチェレンジングで面白いなと感じました。脚本制作にあたっては、地域の文化や言葉を意識しています。物語自体は、鯱ってそもそもどんなものなのか、名古屋の人にとってどんな存在なのかが、この物語の原点。子供たちにとっては、アクションもしっかりと楽しんでいただける番組になっています」と自信をのぞかせた。