労働基準法違反:時間外労働の運転、容疑で会社を書類送検−−小松労基署 /石川
毎日新聞 2013年11月21日 地方版
従業員の運転手に、労使協定で定めた時間外労働の限度を超えてトラックを運転させたとして、小松労働基準監督署は20日、労働基準法違反(時間外労働)の疑いで、能美市大浜町の運送会社「吉美商事」と、同社の運行管理者の取締役の男性(60)を金沢地検小松支部に書類送検した。
送検容疑は、今年4月1日〜6月15日、同社従業員の男性運転手(当時58歳)に対し計36日間、労使協定で1日あたり7時間までと定めた時間外労働の限度を超えて働かせ、協定で3カ月の限度とした258時間を超える時間外労働をさせた、としている。
同監督署によると、取締役は容疑を認め「働けば働くほど労働者の収入も上がるし、男性からも『つらい』とは聞いていなかったので、やらせていた」と話しているという。
運転手は、6月19日に新潟県糸魚川市でトラックを運転中に交通事故を起こして死亡し、同監督署が調査していた。【竹田迅岐】
毎日新聞 2013年11月21日 地方版
従業員の運転手に、労使協定で定めた時間外労働の限度を超えてトラックを運転させたとして、小松労働基準監督署は20日、労働基準法違反(時間外労働)の疑いで、能美市大浜町の運送会社「吉美商事」と、同社の運行管理者の取締役の男性(60)を金沢地検小松支部に書類送検した。
送検容疑は、今年4月1日〜6月15日、同社従業員の男性運転手(当時58歳)に対し計36日間、労使協定で1日あたり7時間までと定めた時間外労働の限度を超えて働かせ、協定で3カ月の限度とした258時間を超える時間外労働をさせた、としている。
同監督署によると、取締役は容疑を認め「働けば働くほど労働者の収入も上がるし、男性からも『つらい』とは聞いていなかったので、やらせていた」と話しているという。
運転手は、6月19日に新潟県糸魚川市でトラックを運転中に交通事故を起こして死亡し、同監督署が調査していた。【竹田迅岐】