<全労連>春闘要求、月額1万6000円以上
毎日新聞 11月22日(金)21時37分配信
全労連(大黒作治議長)は22日、2014年の春闘で月額1万6000円以上、時給額で120円以上の賃上げを求める方針を明らかにした。全労連は02年に1万5000円の要求を出したことがあるが、同額を超えるのは12年ぶり。
全労連によると、13年春闘での要求は賃金底上げとして1万円以上(時給で100円以上)を要求したが、14年では「消費税の増税分を考慮しないと底上げが実現しない」として、増税分の2%を先取りした形で上乗せして月額1万6000円以上(賃金30万円として計算)とした。
1997年の消費増税の際は賃上げは要求していないが、小田川義和事務局長は「前回の増税の際には賃金も大きく下がった」として盛り込むことを決めた。
また、消費増税や原材料高騰などの負担を中小、零細に転嫁する「下請けいじめ」が始まっているとして、春闘時期に「下請けいじめ110番」を行う方針も決めた。【東海林智】
毎日新聞 11月22日(金)21時37分配信
全労連(大黒作治議長)は22日、2014年の春闘で月額1万6000円以上、時給額で120円以上の賃上げを求める方針を明らかにした。全労連は02年に1万5000円の要求を出したことがあるが、同額を超えるのは12年ぶり。
全労連によると、13年春闘での要求は賃金底上げとして1万円以上(時給で100円以上)を要求したが、14年では「消費税の増税分を考慮しないと底上げが実現しない」として、増税分の2%を先取りした形で上乗せして月額1万6000円以上(賃金30万円として計算)とした。
1997年の消費増税の際は賃上げは要求していないが、小田川義和事務局長は「前回の増税の際には賃金も大きく下がった」として盛り込むことを決めた。
また、消費増税や原材料高騰などの負担を中小、零細に転嫁する「下請けいじめ」が始まっているとして、春闘時期に「下請けいじめ110番」を行う方針も決めた。【東海林智】