得意の編み物で人気バッグを作ったり、コンビニエンスストアで働いたり、社会や企業の中で生き生きと活躍する高齢者が増えている。若者との交流が広がり、お手本にされることも少なくない。人手が不足する中、シニアの労働力への期待も高まっている。
「もっと細い針で編んだらいいかもね」。カフェで毛糸の山を前に女性が熱心に意見を交わす。手作りバッグブランド「ビヨンドザリーフ」の編み手たちだ。手編みのクラッチバッグや籠バッグをインターネットで販売。1個1万円台半ば~2万円前後だが、洗練されたデザインが好評で、女性ファッション雑誌にも取り上げられ、月約200個を売り上げる。
編み手は40~70代の女性だ。編み物の知識や経験が豊富な70代が中心となり、夫を亡くした人、子育て中の主婦、独身者ら年齢も立場も異なる約30人が協力する。
シニア労働力、高まる期待 人手不足、若者のお手本にも
「もっと細い針で編んだらいいかもね」。カフェで毛糸の山を前に女性が熱心に意見を交わす。手作りバッグブランド「ビヨンドザリーフ」の編み手たちだ。手編みのクラッチバッグや籠バッグをインターネットで販売。1個1万円台半ば~2万円前後だが、洗練されたデザインが好評で、女性ファッション雑誌にも取り上げられ、月約200個を売り上げる。
編み手は40~70代の女性だ。編み物の知識や経験が豊富な70代が中心となり、夫を亡くした人、子育て中の主婦、独身者ら年齢も立場も異なる約30人が協力する。
シニア労働力、高まる期待 人手不足、若者のお手本にも