派遣社員の柔軟な働き方を認める労働者派遣法改正案は19日の衆院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決され、参院に送付された。
今国会で成立する公算が大きい。現在は原則で最長3年の派遣社員の受け入れ期間を、一定の条件のもとで延長することが可能になる。一方で、派遣社員の正社員登用を後押しする内容なども盛り込んだ。
同改正案は今国会の与野党対決法案の一つ。民主、生活、社民3党はこの日、本会議での採決時に退席した。本会議に先立つ衆院厚生労働委員会の採決では、民主、維新、共産が反対した。派遣法改正案は野党の激しい反発から、過去に2度廃案になった経緯がある。与党は24日までの今国会の会期を大幅に延長する方針で、改正案は成立する見通しだ。
派遣の期間、延長可能に…改正法案が衆院通過
今国会で成立する公算が大きい。現在は原則で最長3年の派遣社員の受け入れ期間を、一定の条件のもとで延長することが可能になる。一方で、派遣社員の正社員登用を後押しする内容なども盛り込んだ。
同改正案は今国会の与野党対決法案の一つ。民主、生活、社民3党はこの日、本会議での採決時に退席した。本会議に先立つ衆院厚生労働委員会の採決では、民主、維新、共産が反対した。派遣法改正案は野党の激しい反発から、過去に2度廃案になった経緯がある。与党は24日までの今国会の会期を大幅に延長する方針で、改正案は成立する見通しだ。
派遣の期間、延長可能に…改正法案が衆院通過