なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

6年弱の上海生活と4年間の日本生活を終えて、24年4月から武漢で赴任生活を過ごしています。

変わる「チェーン規制」の定義、冬タイヤのみはNGへ

2018-11-19 06:29:02 | スノーボード
2018年度の冬から、道路における「チェーン規制」の定義が大きく変わりそうです。

 これまで一般に「チェーン規制」と呼ばれていた通行規制は、タイヤチェーンに限らず、冬タイヤなど一定のすべり止め策を講じていれば通行可能でしたが、国土交通省は今後、「チェーン規制」と表現する場合は、「冬タイヤを履いていてもチェーンが必須」という意味合いに変更していく方針です。


たとえば道路情報板などで表示される「〇〜〇間 チェーン規制」という文言は、文字通りチェーンの装着が必要な規制に限定して使い、一定の滑り止め策をしていればいい従来型の規制は「冬タイヤ規制」などの文言に変更するよう、各道路管理者に呼び掛けているとのこと。

「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」を意味する道路標識も新設される見込みです。国土交通省は、2018年11月15日(木)から28日(水)まで「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」(通称「道路標識令」)の改正案についてパブリックコメント(一般からの意見聴取)を実施したのち、12月上旬の改正(公布および施行)を予定しています。この標識を設置することで、「チェーンがないと通れない区間」も明確にしていくわけです。




国土交通省によると、近年における立ち往生車両の6割は大型車で、冬タイヤを装着していても、特に勾配が5%を超える区間では立ち往生が多く発生しているそうです。こうした事態を受け、国土交通省および有識者からなる冬期道路交通確保対策検討委員会が、「チェーン必須のチェーン規制」を制度化する方針を打ち出しました。対象は大型車だけでなく、全車種に及びます。





以前は「スパイクタイヤ」を装着していた時代もありましたが

その後現在にいたるまでは「スタッドレスタイヤ」を装着していれば

雪道でも走行不能になることはまずありませんでした。



が、最近多発する立ち往生が原因で制度が変更になると

雪道を走るドライバーは「チェーンの購入」が必須になっちゃいますね。