まもなく終わる今シーズン、
コロナ禍で始まりコロナ禍で終わろうとしています。
そして3度目の「緊急事態宣言」発令後も人出は減ることが無いまま
むしろ1回目の緊急事態宣言時よりも人出が増えたまま
現在に至っていることが繰り返し報道されています。
もう「自粛の要請」レベルでは守ることができないんですよね。
去年から続いた我慢・辛抱は日本人個人が持っている限界を超えてしまいました。
個人に頼った自己抑制、精神論に頼れるレベルを超えてしまいました。
そして慣れてしまったのです。
みんな以前にように自由に行動しはじめていませんか?
5月11日までの短期間で「ステージ2」のレベルまで下げることが
緊急事態宣言解除の条件になるはず ・・・ ですが、
残念ながらこれを達成するのはすでに無理だと誰もが思っています。
人出が減らないのだから感染者は増え続けるしかないのです。
みんな頭では理解しているんですが、行動ができないのです。
今回もステージ2にはほど遠い状態でも何か口実をつけて解除するんだろうなと思います。
そしてまた感染者のどうかに拍車がかかるという繰り返し。
29日。東京都の1日の新規感染者数が 1,027人となり1,000人を超えてきました。
30日は698人で少し減りましたが、1日は再び1,050人となって1,000人を超えてきました。
7日間平均は上昇の一途をたどったままです。
これからどうなっていくのでしょうか。
感染者の増加が頭打ちになった大阪府に代わる日は近そうです。
◆大阪府の新規感染者と週間移動平均の推移
◆東京都の新規感染者と週間移動平均の推移
こんな状況のなかで、まさか「緊急事態宣言」が発令されている地域の人が
スキー場に出かけるなどどいうことは無いはず・・・。
と信じたいですけど、新潟県内で営業しているスキー場の駐車場には
2回目の緊急事態宣言時と同様の状況になっているだろうなと失望感を感じてます。
今回のコロナウイルスは従来よりも感染力の強い変異ウイルスだとわかっていたはずですが
ここにきて、3密ではないところでの感染(2密や1密でも感染)や
屋外でマスクをしていたのに感染という
これまで聞かなかった感染事例が報道され始めました。
・河原で飲み会「2密」で集団感染。
・密閉だけの「1密」で集団感染。 など。
いや、いままでこのような感染に気づかなかっただけなのかもしれませんね。
コロナウイルスは生き残るために感染を繰り返しながらどんどんと変異していきます。
季節性インフルエンザと同じです。
いつまでも今までと同じ、海外で発生している変異ウイルスと同じと思っていると
痛い目に遭うことになりますね。
さて、4月30日の夕方から標高の高い山やスキー場では降雪があったとSNS上で情報が飛び交いました。
ところが、1日は強風の影響で午後からエリアを限定した営業中止となったスキー場も出ています。
ゴールデンウイーク中は不安定な天気の予報となっていますので
ゲレンデに向かう際には最新の営業情報のチェックが必須ですね。