筆を休めて数年が経ちました。
下手ながらも日記は筆で書いています。
先日もご紹介しましたが、友人からご自宅のある場所に掲げたいので、篆書で何か書いて欲しいと依頼されました。
字は「昴」を思い浮かべましたが・・・。
何度も書いても上手く書けません。
そこでお手本をお願いしたのが、「内田藍亭先生」でした。
快くお引き受けしていただき、数日経って篆書体で書かれた「昴」が送られてきました。
その中の一枚に全紙の書が入っていました。
今年4月に古希になる私へとのことです。
「昴」という字は篆書でこうにも書けるのですね。
*大事な作品を都合があって一部修正しています。すみません!
昨日、表装が届き先ずは玄関に掛けさせていただきました。
全紙ですので、かなり大きいですね。
これを星のきれいな道志の家に掛ける予定です。
そのほか、差し上げるために書いていただいた作品です。
作品をお見せして、どれか・・・?と言いましたら、上の2枚を選び大喜びです。
その方に「昴」の意味をご紹介いたしました。ネットより
「昴」(すばる)意味
「人生を通して輝き続けてほしい」「光り輝く笑顔で、周囲を照らす希望になってほしい」という意味も含まれています。
おうし座に含まれる「プレアデス星団」という星の集合体を指します。
プレアデス星団は肉眼で確認できるので、古くから人々に親しまれてきた星です。
日本では、それらの星が一つにまとまって光る様子から、まとまるを意味する動詞「統(ス)ばる」という動詞を用いて「スバル」と呼ぶようになりました。
「昴」という漢字の由来については、古代中国での星座と方位に関係があります。中国では、星の位置から年月や時刻、方角の概念が生み出され、それらを「十二辰(ジュウニシン)」という干支に分類していました。
そして、方角が12個に分割され、そのうち「卯(ウ)=ウサギ」の方角にある星座に対し、太陽系を表す「日」と方角を示す「卯」を組み合わせて「昴」の漢字が生まれました。
「昴」の意味から「星」にかかわるイメージが連想されます。
「夜空にひときわ光り輝く」情景を思い浮かべる人もいれば、「広大な宇宙」「無限の可能性」などを想像する人もいます。
また、日本には「すばるまんどき粉八合(こなはちごう)」ということわざがあり、昴が真上にきたときに蕎麦の種をまくと豊作になるといわれています。ここから「昴」は農耕の星とされ、このイメージから「実り豊か」な様子を想起させてくれます。
「人生を通して輝き続けてほしい」「光り輝く笑顔で、周囲を照らす希望になってほしい」という願いを込めることができます。
また、「実り豊か」なイメージからは「実りある人生を送ってほしい」という願いを表現することもできそうです。
と書かれていました。
これは以前ご紹介した内容です。
女房はこの作品が気に入ったよで、額装でお願いしようかと思っています。
なんか可愛いですよね。
へぇ~こんな風にも書くんだ~と、驚くばかりです。
改めて、篆書体は面白いなと思いました。
もう少し時間的に余裕が出来たら、また筆を持ちたいですね。
Hiro