ナカナカピエロ おきらくごくらく

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正義

2011-05-04 01:11:02 | 日記
正義

ウサマ・ビンラディンが殺害された。

私は、思わず”よくやった!”と口にしてしまった。

CIAの長年における行動や特殊部隊の突撃の様子が明るみになると、まるで007のようじゃないか、っと思ってしまう。

テレビでNY市民が”大いなる正義が行われた”とコメントしているのを見て、ちょっと待てよ、と立ちどまった。

テロリストとはいえ、一人の人間の殺害が、これほどの歓喜を引き出すものだろうか。。。私も歓喜した者の一人だが、”正義”という言葉にちょっと違和感を覚えた。

マイケル・サンデル教授なら、どのようなコメントをするだろうか。ぜひお聞きしたいと思う。まあ、その前にサンデル教授の本を読めと言われるかもしれないが。。。

「正義」か。。。
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怒りの残業170時間 epilogue

2011-05-04 01:05:23 | 日記
怒りの残業170時間 epilogue

結局6月ぐらいから12月にかけて半年程、この案件の対応に費やした。お正月は実家でゆっくりと過ごすことができた。

1カ月で残業170時間と言っても、前後の月も100時間超の残業をしていたから、まあ大変だった。

会社の規則で長時間残業すると健康診断を受けることになっており、私はお正月の休み明けに診断を受けた。そうしたら、医師から、”熱がある”と言われ、薬をもらってすぐ帰るように命じられた。

私は上長に事情を話して寮に帰り、体温計で熱を計ったら、40度の熱があった。私の平熱は36度5分で、これまで熱があると言っても、せいぜい37度5分がいいところだ。私は体温計が壊れているのではないかと、目を疑った。苦しくはなかったが、一週間高熱が続いた。インフルエンザである。

ようやく熱が引き、病みあがりで出勤した時、アメリカのテクニカルスタッフは、私のことをずいぶん心配してくれたらしい。復帰を喜んでくれた。また最初は猜疑心を持って見ていた上長も、今回の苦難を共に乗り越えたことで、私を一技術者と認めてくれた。その後、部署は分かれてしまったが、今でも兄貴のように私と親交してくれている。

非常につらかったが、振り返れば、とても稀有で価値ある時間だった。頑張って良かったと思う。とにかく、最後に皆が幸せで終われてよかった。とりあえず、”終わりよければすべてよし”である。

でも、もう二度と経験したくない。というより、経験しなくともよいようにするためにどうするべきか、考える知恵をもつべきである。この経験には学ぶべき点が多い。

私が座右の名としている”おきらくごくらく”は、一見ふざけているように見えるが、実は難しい渡世なのだ。
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