ナカナカピエロ おきらくごくらく

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ビギナーズラック

2021-02-24 23:01:51 | 日記
ビギナーズラック

私は賭け事が嫌いだ。

だからパチンコも競馬も宝くじまでもやった試しがない。

大抵はしようがなくやるのだが、負けたためしがない。

まずは幼少の頃から遡る。当時はドリームランドなるものがあり、今は取り壊されているのだが、

幼少の頃、父と姉と私の三人でドリームランドにあるパチンコ屋でパチンコをした。

結果は惨敗。しかし私は銀色に光るパチンコ玉が欲しくて一個だけポケットに入れて持ち帰った。

そしてパチンコ屋を出て、父と姉に銀色に光るきらきらしたパチンコを見せびらかせた。

それを見た父は、”バカ!なんでその玉で打ってこないんだ!”と言って、

踵を返してパチンコ店に舞い戻り、私にその一個のパチンコ玉を打たせた。

まさかの一個のパチンコ玉はチューリップの花の中に入り、纏まったパチンコの玉が出てきた。

それから打つたびにチューリップの花に入り、たった一個のパチンコ玉は、ドル箱に化けた。

帰りには、チョコレートやらお菓子やらに変えて、ほくほく顔で帰った記憶がある。

時は流れ、会社の新人の時、寮に入っている同期の仲間が川崎競馬場に行くからと言って、

一緒に付いて行った。

そこでも私は後半のレースの予想の難しい中、当てて、何とか、元金を上回る金額を手にした。

同期の友人から誘われていったパチンコでも何とかトントンまで持ち直し、赤字にはならなかった。

一番、面白かったのは、会社の飲み会の幹事をしていたときだった。

横浜でやったのだが、まだ時刻に余裕があった。関連会社の人と言ったのだが、まだ時間があるから

と言って、パチンコに誘われた。

そこでも次々と玉が押し流されるように出た。”あっ、俺、幹事だから行かなきゃ”と言うと、

関連会社の人が、”何言ってんすか!幹事なんてどうでもいいじゃないっすか!大儲けできますよ!”

と盛んに言っていたが、義理堅い私はそこでパチンコを切り上げた。

余裕で、飲み会の会費を上回るほどの金を巻き上げた。

基本的に私は賭け事が嫌いだ。

だから私が賭け事をしようがなくやるときは、いつもがビギナーズラックなのだ。

そういう意味では、未だ、負け知らずだ。
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父の母への愛

2021-02-24 22:08:01 | 日記
父の母への愛

父と母のなれそめは、父が銀行員で外回りをしている時、

母を見かけて、それこそ恋に落ちて、求婚したらしい。

母にはその頃、二人の求婚者がいたらしいが、父の方が可哀そうになって

もう一人の気に入ってた求婚者を断って、父と一緒になったらしい。

父が銀行員という当時としては優遇された職種についていて、経済的な

心配がなかったという母の打算がなかったと言えば嘘となろう。

という訳で、つまるところ、父は母のことを愛していたのである。

ある時、母が一切立てなくなり、床に臥せって病気になった時のことである。

父は病院に電話して、往診を依頼したが、医師から往診はしていないという

返答に烈火のごとく怒りまくり、無理やり主治医を往診に来させた。

主治医曰く、”あなたの旦那さんはおっかないから。”というのが理由だったそうな。

またある時、足の悪い母が百貨店のエレベータに閉じ込められた時も、烈火のごとく

怒りまくり、手の付けようがなく、結局百貨店の支配人を引きずりだして、

平身低頭に謝らせ、最後はお詫びの粗品をもらって、ようやく気が収まったのか

満足して帰ったらしい。

ある日、家族四人でリビングでくつろいでいた時、父が散歩に行ってくると言って

出かけ、帰りにショートケーキを買って帰ってきた。

誰も気が付かなかったが、その日は母の誕生日だったのだ。

父だけがそれを覚えていて、母のためにショートケーキを買ってきてくれた。

喧嘩の絶えない両親だったが、なんだかんだ言って、父は母のことを愛していたのである。
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酒と煙草

2021-02-24 21:45:07 | 日記
酒と煙草

昭和一ケタ生まれの父はヘビースモーカーだった。

セブンスターがお気に入りで、一日二箱は吸っていた。

そのせいで、母とよく喧嘩していた。

煙草は百害あって一利なし。

しかも受動喫煙もあって他人にも迷惑がかかることから

私は小さい頃から煙草だけは吸うまいと心に決めていた。

また父の酒好きは半端ではなかった。

銀行員だった父は飲み会でも食事はほとんど手を付けずに

日本酒ばかり飲んでいたらしい。

毎日の晩酌はもちろんのこと、駅の電車待ちですら、

キヨスクの売店でワンカップ大関を買っては飲んでいた。

家の近くの蕎麦屋で家族で車で来ているにも関わらず

大丈夫だからと言って熱燗を頼み、母親と喧嘩になっていた。

50代に入るとカーネルサンダースのような身体になっていた。

毎年の健康診断があっても結果は一切持って帰らずに

誰も父の健康状態を知る由もなかった。

60代に入って、大腸がん、胃がんを患い、父の身体は

みるみるとやせ細っていった。

それでも父は酒を止めなかった。

これは健康にいいからと言って、アルコール度数15%の梅酒を

母に叱られながら飲んでいた。

その頃には社会人になっていた私は、それを見るなり、すぐさま

父から梅酒を取り上げ、”こんなもん飲んだら駄目だろうがっ!”

といって叱りつけ、すぐさま台所の水場に全部ぶちまけて捨てた。

父は、私の言うことを黙って聞いていたが、少し寂しそうな顔を

していた。

煙草は何とか辞めたらしいが、酒は最後まで辞められなかったらしい。

父は死を予感しながら、それを紛らすために酒に手を出していたのは

明らかだった。昭和一ケタの豪快な父も晩年は弱り果てて、

生きる希望も徐々に失っていた。

そして64歳の若さで、最後は肺炎で命を落とした。

酒と煙草に溺れた半生。父も弱い人間だったのだ。

私がまだ29歳の時だった。

結局、父とは酒を酌み交わすことはなかった。
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【訓練校11月生】Java Webプログラミング実践演習二日目サブ講師

2021-02-24 19:41:21 | 日記
【訓練校11月生】Java Webプログラミング実践演習二日目サブ講師

今日は水曜日。晴れ。

5時半起床。

6時過ぎに家を出て、朝食は朝マック。

今日は訓練校11月生 Java Webプログラミング実践演習二日目サブ講師。

今日は、一日目に引き続き、総合演習の続き。

教育関係の取締役はOthelloをやりたいらしいが、まだできていないみたい。。。

9:30~訓練校講義開始。

一限目は、一昨日の続きで、ログイン&パスワード認証の演習。

二限目も、継続で、まだ出来ていない受講生の支援。

三限目は、追加の演習で出していた、ログイン&パスワード登録の解答例の

ソースコードを説明。総合演習の個別支援対応でもうMeへろへろ。頭痛がしてきた。

昼食。

四限目は、ようやく教育関係者の取締役に引き継ぐことができ、JavaScriptでの

Othelloゲーム作成演習の説明。やっとメインから解放。助かった。

五限目は、演習開始。Meはサブ講師席で俯瞰。

訓練校1月生も明日からPythonデータサイエンス基礎演習が始まるので、メイン講師

の講義資料をチェック。不偏分散の説明がなく、分散だけの説明になっていたので、

気付け事項としてメールしておいた。

六限目も、ぼんやりとサブ講師席で過ごした。。。

訓練校1月生が午後、就職支援だったので、営業の方に状況を聞いておいた。

16:00に訓練校終了。

16時半時差退勤。

夕飯は外で済ませて帰宅。これからお風呂入って寝る。

明日は、訓練校11月生 Java Webプログラミング実践演習三日目サブ講師。

訓練校11月生も明日、明後日(AM)で修了です。早く終わってほしい。笑。

っていうか、明日から訓練校1月生のデータサイエンス基礎講座が始まるので

そっちに顔出しておきたいんだけどなあ。。。

【今後の予定】
・2020年11月~   職業訓練校Java(4か月)
・2021年01月~   職業訓練校Java&Python&Web技術者(3か月)

【詳細TODOリスト】
・03/24(AM) 訓練校01月生 データベースとWebシステム概論(JavaEE)

【今日の読書】
物理学者のすごい思考法 (インターナショナル新書) 橋本 幸士
統計学への確率論、その先へ―ゼロからの測度論的理解と漸近理論への架け橋 清水 泰隆
代数幾何学入門:代数学の基礎を出発点として 永井 保成
ランダム行列の数理と科学 渡辺澄夫
認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ブルーバックス) 鈴木 宏昭
絵で見てわかるSQL Serverの仕組み 平山 理(P.84/314読了)
ベイズ統計の理論と方法 渡辺 澄夫
経済・ファイナンスのための カルマンフィルター入門 (統計ライブラリー) 森平 爽一郎(P.21/215読了)
ライブ講義 大学生のための応用数学入門 (KS理工学専門書) 奈佐原 顕郎
心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる (ブルーバックス) ロジャー・ペンローズ(P.71/286読了)
解析力学・量子論 第2版 須藤 靖(P.55/304読了)
数理科学 2020年 11 月号 [雑誌]
人工知能 機械学習はどこまで進化するのか (別冊日経サイエンス239) 竹内郁雄
データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書) 伊藤 公一朗
一般ゲージ理論と共変解析力学 中嶋 慧
応用に役立つ50の最適化問題 (応用最適化シリーズ) 藤澤 克樹
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天皇誕生日

2021-02-23 23:03:48 | 日記
天皇誕生日

今日は火曜日。晴れ。祝日。

ずーーーーーーーーーーーっと、寝てた。

天皇に感謝。

夕飯を済ませた後、メールチェックしたら、教育関係の取締役から

JavaScriptで作っているOthelloプログラムがまだ動かないとのメールが

来ていて、デバッグ。

お風呂入って、今、このブログを書いているのだが、この後、引き続き

デバッグするかどうか迷っている。

明日は、訓練校11月生 Java Webプログラミング実践演習二日目サブ講師。

自分もいっぱいいっぱいなのに、教育関係の取締役の面倒まで見切れんな。

寝る。

【今後の予定】
・2020年11月~   職業訓練校Java(4か月)
・2021年01月~   職業訓練校Java&Python&Web技術者(3か月)

【詳細TODOリスト】
・02/24(AM) 訓練校11月生 Javaプログラミング演習(実践:G演習)
・03/24(AM) 訓練校01月生 データベースとWebシステム概論(JavaEE)

【今日の読書】
物理学者のすごい思考法 (インターナショナル新書) 橋本 幸士
統計学への確率論、その先へ―ゼロからの測度論的理解と漸近理論への架け橋 清水 泰隆
代数幾何学入門:代数学の基礎を出発点として 永井 保成
ランダム行列の数理と科学 渡辺澄夫
認知バイアス 心に潜むふしぎな働き (ブルーバックス) 鈴木 宏昭
スッキリわかるSQL入門 第2版 ドリル222問付き! (スッキリシリーズ) 中山清喬
スッキリわかるサーブレット&JSP入門 第2版 (スッキリシリーズ) 国本大悟
絵で見てわかるSQL Serverの仕組み 平山 理(P.84/314読了)
ベイズ統計の理論と方法 渡辺 澄夫
経済・ファイナンスのための カルマンフィルター入門 (統計ライブラリー) 森平 爽一郎(P.21/215読了)
ライブ講義 大学生のための応用数学入門 (KS理工学専門書) 奈佐原 顕郎
心は量子で語れるか―21世紀物理の進むべき道をさぐる (ブルーバックス) ロジャー・ペンローズ(P.71/286読了)
解析力学・量子論 第2版 須藤 靖(P.55/304読了)
数理科学 2020年 11 月号 [雑誌]
人工知能 機械学習はどこまで進化するのか (別冊日経サイエンス239) 竹内郁雄
データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社新書) 伊藤 公一朗
一般ゲージ理論と共変解析力学 中嶋 慧
応用に役立つ50の最適化問題 (応用最適化シリーズ) 藤澤 克樹
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セールスマン

2021-02-22 23:02:05 | 日記
セールスマン

昔はよくセールスマンが商品をアタッシュケースなどに入れて

売り歩いていたものだ。

新聞を始め、化粧品や百科事典など、色々あったように思う。

母親はよくセールスマンとおしゃべりするのが好きなのか、

よく騙されて買っていたように思う。

セールスマンと言えば、思い出すのが、私が高校生の頃のことだった。

その時、私は好きなテレビに夢中になっていた。

その時、丁度セールスマンに捕まって、(後日聞くところによると)

どすの様な声で脅されたらしく、母親は悲鳴をあげながら私を大声で呼び出した。

しかし私は好きなテレビに夢中になっており、セールスマンなんかどうでも良かった。

反抗期という時期もあってか、助けを求めた母親に大声で返した。

”ばばあ、うるせんだよ!

今、テレビでいいところやってんだから、喚くんじゃねえ!

殺すぞ!”

(後日聞くところによると)セールスマンは、この私の返しを聞いて、

静かに引き下がり、我が家を後にしたそうな。

母親からは、”あんたのおかげで助かったわ。怖かったわ、セールスマン。”

と感謝された。
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お豆腐

2021-02-22 22:46:47 | 日記
お豆腐

お豆腐と言えば、絹か木綿かで意見が分かれるのではないかと思う。

ちなみに私はどちらかと言えば、絹派だ。

お豆腐と言って、連想する出来事は、私がまだ幼稚園児の頃のこと。

私は家の近くの幼稚園ではなく、少し離れた厳しいカトリック系の幼稚園に入れられた。

幼稚園では乗り合いの専用バスで通うのだが、停留所は駅前で家から少し離れていた。

周りでは送り迎えの子連れの母親が集う中、私はいつも一人だった。

今では信じられないかもしれないが、母親は一切送り迎えもしなかった。

それどころか帰りにお豆腐を買ってきてくれと一人でおつかいまで頼まれる始末だった。

そうやって厳しく育てられた今になって、母親には感謝をしている。

お豆腐屋と言えば、昔はよくラッパを吹いてオートバイで売りに来る豆腐屋がまだいた。

母親はよく売りに来るお豆腐屋でお豆腐をよく買っていた。

懐かしい光景だ。
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試食コーナー

2021-02-22 22:32:10 | 日記
試食コーナー

昔、小さい頃、母親のお買い物に付き合わされて

デパートの食品店売り場をぐるぐるまわるなんてことをしていた。

当然、試食コーナーもたくさんある。

母親はいつも私に試食コーナーの試食品を片っ端から食べさせた。

嫌がると”いいから!あんたお昼食ってないんだから!”と小声で私を叱った。

その癖、店員には”いやねえ。この子が食べたいって言うもんだから。

おほほほほほほ。。。。。。。”って言う始末。

挙句の果てには、自分も試食品を味わい、”おいしいわー。ごちそうさま。”と

言って買ったためしがない。

母親は年老いても変わらず、足が悪くて車椅子になっても、デパートの食品店

売り場に行くと、目を離した隙に店内を車椅子を押して、彷徨い歩き、

必ずと言っていいほど、試食品を片っ端から食べては、いたずらっ子のように

楽しそうに笑っていた。
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ねこの日

2021-02-22 22:14:54 | 日記
ねこの日

2月22日は”にゃんにゃんにゃん”ということで、ねこの日だそうな。

という訳でねこにまつわる小話を一つ。

昔、会社の寮住まいだった頃、近くに森に覆われた、だだっ広い公園があった。

運動不足解消にジョギングするには格好の場所だった。

ある日の夕暮れ時、ジョギングし終えて、ストレッチなどして芝生の広場で

くつろいでいたときであった。

おばあちゃんみたいな人が何故か、私の近くに寄ってきて、これあげると言って

袋を手渡された。

なんてことはない、ねこの餌が大量に入った袋だった。

周りを見渡すと、おばあちゃんの傍には複数のねこが取り囲んでいた。

なんで私にくれたんだろう、そして私は何故黙ったまま、それを受け取ったのだろう。

今では不思議だ。

そうしておばあちゃんは立ち去り、ねこの餌の袋をもった私だけが夕暮れ時に残された。

そして袋の中の餌を一掴みして、芝生の上にばら撒いた。

まるで相撲取りが塩を撒くかのごとくに豪快にばら撒いた。

そうするとわんさか、ねこが寄ってきて、知らぬ間に私は20匹ほどのねこに取り囲まれた。

ねこはおっかなびっくりして、私と距離を置きながら、ばら撒いた餌を食べた。

そうしたら、足の悪い黒ねこがゆっくりと私に歩み寄ってきて、私の膝の上に乗って

居心地がよさそうに丸まって、目を細めていた。

私はおばあちゃんからもらったねこの餌を日が暮れてなくなるまで、ばら撒き続けた。

何だか不思議な空間だったなあという記憶がある。
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オレンジ

2021-02-22 20:37:50 | 
オレンジ

橙色のむっくりした
身体つきの良いオレンジが
宇宙船からポンポン出て来ては
一列に行進していた

酸っぱいものに
飢えていた俺は空気銃で
片っ端からポンポンと撃ち落としては
丸ごと平らげていた

最後はオレンジの大群に
押し寄られて
大量のオレンジの海に
吸い込まれてしまった
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