昨日の大濠公園ではこれといった収穫もなく、木立の中を歩いていたらバクチノキの前に来ていました。毎回この木の傍を通る時は立ち止まらずにはいられません。博打に負けて身ぐるみ剥がれた、というよりは皮まで剥がれた哀れな姿に見えるのですから。語源由来辞典によると、バラ科の常緑高木で、暖地に自生し樹皮は灰褐色で葉からとれる水は「ばくち水」と呼ばれて鎮咳、鎮静剤として使われるそうです。
幹ばかりでなく枝も樹皮が剥がれ落ちていました。何とも痛々しい
藤の花はフジ棚から垂れ下がったのが普通ですが、伸びるにまかせた花も迫力がありました。