鏡山は283.5mの低い山ですが傾斜地には平地では見られない花が咲いていました。
タツナミソウ(立波草) シソ科の多年草。一方向を向いて咲くので、花を波頭にたとえてつけられた名前です。
ナガバタチツボスミレ(長葉立壺菫) 明るい林や、やや湿った谷沿いの林縁に咲く。スミレ科の多年草。
ホウチャクソウ(宝鐸草) 林の縁や森の中に生育するユリ科の多年草。アマドコロやナルコユリに似ているが、茎が枝分かれし、枝先にだけ花をつけます。宝鐸とはお寺の軒先に下がっている風鈴のことです。まだ若くて緑色をしていますが、だんだん白くなってきます。
フデリンドウ(筆竜胆) 日当りのいい野原や山地に生えるリンドウ科の2年草です。ハルリンドウに似ていますが、葉は柄がなく対生し先端のとがった花の形が筆の穂先に似ているので、この名前が付けられています。この花に会いたくて出かけましたので、一株でしたが会えてよかったです。