両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

今日からショート

2016年06月01日 | 母の事
ただ今、電車で移動中。
今から息子の補聴器の試聴サンプルを取りに行く途中。


補聴器は本人も居ないと調整が出来ないので、学校帰りの息子と合流して一緒に店に向かう。


偶然、この時にショートが入っていた事に驚きつつ、偶然でも入れていた私のカンに褒めてあげたい(笑)




さて母はショート。
先週の転倒から早いもので一週間。
もうだいぶ良いので湿布も止め様子見。
まだ歩き始めが不安定感はあるのもものの大丈夫でしょう。


船木一夫のコンサートに行って一週間。
デイサービスでも好きな方がいるようで、
盛り上がったのか、盛り上がらなかったのか???


まあ、本人はコンサートに行った事さえ忘れちゃったんだけど。


それを主人は、
「チケットとったり、タクシー手配したり、大変。
で、行ったら行ったで、転倒などのリスクまで背負って、さらに神経も使う。
そんな状態で行ってることさえ本人は分からないんだし、
頑張って連れて行ったとこで本人は忘れちゃう。
なんのために行くのか?」



行く前にポツッと言われた。



十分主人の言いたいことは分かる。
私の本音はきっと自己満足だと思っている。
母の為なんかじゃないね、きっと。


それがね、自分で意識するキッカケがあった。


私が、
「コンサート行ったって忘れちゃうしさ、
行く意味、あんまり無いのかな」



ってポツっというと、母が、


「いいじゃん、
また行けばいいんだし」




って。


そんなに軽く、簡単に言わないで。


とっさに自分の中にわいた気持ち。
本音だね。



その夜から、
いつも歯磨きを食卓のテーブルでみがいていたけど、
止めた。動いてもらおう、洗面所まで…。


自分で動く。
当たり前のこと。
至れり尽くせりの毎日から脱却するキッカケとなった、
母の一言となった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする