両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護3在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要介護4施設入所

老健と話し合い

2020年05月23日 | 継父の事
今回は記録用に書いています。
少し長めになります。



ーーーーーーーー



かなり長い時間、1時間ちょいぐらいかな、
妹と2人、老健の医師、相談員の4人でスタート。
まずは老健の医師から丁寧な説明の後、
核心についていく話となりました。



先に老健側の結論から言いますと、
「今の状態では、
受け入れはお断り!!」

との厳しいお言葉。



まっ、想定内ですな。



こっちとしては、「はい、そうですか」
とはいきませんょ。
更に食い込みます。が、先方はブレませんよね(-_-;)



老健の意見としては、
「今の状態ですと、
療養型病院のほうがよろしいかと思いますよ。
また肺炎を起こす確率は高いですし、
療養型病院のほうが合っていると思います」

を押します。



が、



こっちは3年前に、義父を受け入れる病院・施設を探しまくったとき、
療養型病院も数軒、見学とお話を聞きましたが、
どこも3ヶ月しか居られないと聞きました。
(唯一、長期で入れると言った病院はとんでもないところでした)



そんなことを、
知らないと思って話してるでしょ。




今度はこっちから、じんわり話を進めます^^;



まずは、今いる病院からの意見書。



肺炎は完治しているとはいえ、今後も繰り返す可能性はある。
拘縮が進み、ADLはかなり低下。今現在、全介助とのこと。
食事の際は、60度のジャッキアップ。頭には枕2つを入れて食事介助。
絶えず口が空いたままで、ゴックンができないので、
顎が外れているのかと思い、整形外科を受診するも異常なし。
STさんの努力で3食ミキサー食全量完食で、入院前の体重より約5キロUP。
1日の摂取カロリーは1100cal。
両足の踵に出来た褥瘡は継続的に処置。感染症の恐れあり。




これを聞く限り、
経口摂取は厳しく、残された栄養をとる手段は、
「経管栄養」、「胃ろう」、「IVH」でしょう。
しかし、本人の希望は胃ろうなどの延命は拒否です。



そうなると、もう残された選択肢はただ1つ。



『看取り』です。



そうなると、看取りをしてもらうために、施設を探さならない状況です。
受け入れてくれる先があるとは思いません。
(看取り加算目当てで、とんでもない施設ならあるでしょうが)



なので老健側に、
「過去、こちらを利用してみえた方で、今回の我が家のように、
入院し退院の目処がたったものの、看取りを視野に入れながらの、
再入所はなかったのか?」

を、直球で聞いてみました。



老健側の意見は、
「あります」。



だよね~、
あるよね~。




確信犯的ですが、
もう、そんなこと言ってられません。



このご時世です。
新たな施設・療養型病院を探すことは困難です。



老健側の思惑とは違う方向に進んだので、
ひとまず、この件は持ち帰りをして、
週明けに再度こちらから連絡を入れる形で終了しました。




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老健側の意見はわかります。
面倒くさいことも承知です。
が、ここで切り離されたら、看取り難民になってしまう。



今年の1月からお世話になっている老健です。
利用して日が浅いですが、
今回は無理を承知でお願いしようと思います。



そして、9年ほど、継父を担当してくれた妹家族にも、
継父の最期の時間を、嫌な気持ちが残らない場所で迎えたい。



そのためにも、母、義父、義母で培った介護の情報をフル回転させ、
特に2年前に看取りをした義父の時を参考にしながら、
老健とも話し合いをしていこう。



まずは、週明けかな。
頭を高速フル回転で、挑もうと思います。
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