

結局、ピク・デュ・ミディまで往復4時間以上、車に乗りっぱなしで帰って来ました。
それで時間が余ったので
桃ちゃんが習いたいと言っていた
アルジェレス・ガゾストの観光案内所で教えてもらった乗馬レッスンする所に行ってみました。
これがその事務所ですが
馬小屋にみんな居るので馬小屋に来て下さいと張り紙があって
ドアは閉まってました。

結構大きな馬小屋です。
何故、訪ねたかと言うと、
借りているアパートに電話がないから。
そういう意味では小さくてもホテルだと電話もあるし
何か予約するにしてもホテルの人にお願いしてスペイン語なりフランス語で話してもらえるので
便利ですよね。
今回、スペインでもフランスでも予約は個人で電話してやって下さいと言われ、
観光案内所では電話してくれませんでした。
暇そうにしている場合が多かったので
予約など手伝ってもらえると助かるのですが
手伝わない決まりなんでしょうね。
間違った予約などして責められたりするトラブルを避ける為かもしれません。

何故か何頭かの馬はこういう囲いに1頭ずつ居ました。
この乗馬レッスンする場所はウズス村にあるんですが、
ここに来るまでが本当に分かりにくく
最初はあった標識も途中から消え、
勘だけでたどり着きました。
道も、対向車が来たらどちらかがバックしなくてはならない細道でした。

駐車場には車があるのですが人が見当たらない・・・。

習っているお嬢さん達(男の子は居なかった)は鞍なしの馬に乗っています。
鞍がないから柵や納屋の戸から馬に飛び移っていました。
まさか彼らは運転出来ないでしょうし、
親は何処で待っているのかしら。
このおじさん、少しは英語が出来るんですが
桃ちゃんが習いたいと言うと
携帯で連絡します、多分あさってになります・・・と言ったんですが
ついに電話くれませんでした。
Eメールはやらないとかで
こちらから国際電話で連絡するのも嫌だったのでそのまま。

雨も気にせず裸馬に乗った少女達が馬とやってきたのがここ。
さっきのおじさんは自分の車に乗って馬の後を徐行運転していました。
スペインやフランス、田舎道は一車線だけが多いです。
もっともフランスの方がスペインよりはずっと道路の拡張工事がしてありました。
主人はイトゥレンからフランス国境まで自転車で走ったのですが
国境を越えたとたんに道路が2車線になったと言っていましたから。

新鮮な草があるこの囲いのある林に馬を入れて帰るんですね。
私達がここに着いたのが午後5時頃だったので
ちょうど帰るところだったようです。

1レッスン16ユーロと言うのはそんなに高くないですが
最初、おじさんが先生は英語が話せないから
桃ちゃんが馬に乗りたいなら親が紐を持ってグルグル回るだけにして・・・と言っていて
(つまりレッスンはなし)
それならあまり意味がないし、
連絡をくれなかったのはそういう理由もあったのかもしれません。
とにかく行きにくい所だったのである意味、ほっとしました。
そう言えば桃ちゃんがレッスンを受けたいと言っていた時、
ちょうどフランスの学校が1週間、春休みだったんですよね。
大家さんの息子さん達が学校休みでサイクリングしてたりしましたから。
もしかしたらそのせいで大勢の生徒さんがいらして
忙しかったか、もう枠がなかったのかもしれません。
でも、まあ連絡くらいはくれても良かったかなとは思うんですが、
イギリス人の大家さんがおっしゃるには案外、連絡すると言ってしないのは珍しくないとか。
そして乗馬はマニラに戻ってからネットで検索すると自宅の近くにあったので
今はそこで習っています。
その記事はいずれ書きますね。

その後はアルジェレス・ガゾストにある温泉施設に行ってみました。
中で写真が撮れないのでパンフレットの写真を載せておきますね。
体にフィットした水着のみ許可。
そしてタオルなどは持参でした。
そして午後7時で閉まってしまいます。

外から見るとこんなに大きな建物ですが、
マッサージをする場所が別にあったりするので
実際のプールはそんなに大きくありませんでした。
日本の温泉を期待していたのですが
多分、水温は30℃ちょっとくらいで、
出ると震えてしまいます。
出てからオープンな(囲いのない)シャワーがあったのですが
お湯がちょっとしか出ないので体が温まらず
ちょっと長めに浴びていたら出た時に超過料金を取られそうになりました。
機械がピッと入った時間や出た時間を腕輪から読み取るんですが
プールを出た所で読み取ったので
もう1度読み取る場所があると思いませんでした。
3人で一緒に出たのですが
30秒前に出た桃ちゃんは大丈夫だったお陰で
職員の人が払わないでいいですよと言ってくれました。
ここはお金を払うカウンターの職員はフランス語しか出来ず、
プールの監視員の方は若い奇麗な女の子達で英語が話せました。
山の泉の水を温めてプールに入れているのでしょうね。
浮き輪を使って遊んでいる子ども達もいて、
温泉ではなく、プールという感じでした。
サウナっぽいものもあったのですが温度設定が低めです。
ローマ時代からこの辺りは温泉施設が有名だったようで
あちこちで宣伝を見ましたが
他の施設は体験してませんので
熱いお風呂もあるのかもしれませんが、わかりません。
日本のお風呂が大好きな主人も私もかなり物足りなく感じでしまいました。
やっぱり温泉は日本で楽しもうということになりました。
