もう明日、日本に行くと言うのにやり残したことが沢山で慌ただしい毎日。
土曜日は息子虎次郎がアメリカの大学の共通一次試験を受けたいと言うので朝6時半に送っていきました。
マニラのブリティッシュスクールは日本人学校やインターナショナルスクールの隣にあります。
(ブリティッシュスクールの駐車場)
虎次郎は自分で勉強するから参考書が欲しい・・と言うので
アメリカからわざわざ取り寄せたのだけど
前日でもまだ1ページもやってない状態。
(やってみた?と聞くとまだやってないと言っていた)
でもまあいいや。どうせアメリカの大学に行かせるお金はないし。
本人も受けては見たいけど今の大学を辞める気はないんじゃないかな。
午後はアキラさんの美容室に予約が入ってたのですが、
虎次郎を迎えに行った運転手さんが帰って来ない・・。
仕方なく自分で運転してアキラさんの所に行ったのですが、
主人のオートマ車を運転するのは2度目。
3時間しか寝てない状態で、ドライアイで、目がきちんと開けてられないので運転に苦労したあげく
この後ろ向きに入る駐車でもの凄く苦労しました。
ちょうど向かい側に停まった車を運転してた人(3人の子どもを連れたお父さん)が駐車をガイドしてくれたとても助かりました。
長女桜とアキラさんの美容室で待ち合わせしていたので
運転手さんが送ってくれていたら桜の車でグリーンベルトに行く予定が
結局、車2台で行く事になりました。
それで桜と最初、落ち合えず、桃ちゃんと池の亀を見てました。
お目当ては新しく出来た和風パスタのレストラン。
目移りするほどのメニュー。
私と桃ちゃんはハーフハーフというメニューだったのであまり選べず、
桃ちゃんに合わせたので
私はシーフードのクリームパスタ、桃ちゃんはベーコン入りトマトソース。
桜は明太子。
パスタが固めに茹でてあってちょうどいいアルデンテ。
ただ高血圧予備軍の私には塩分がきついと感じられました。
バレエをやってる桜などにはちょうど良かったみたいです。
ここ、わざとお箸で食べるようにセットしてあるんですが
桜は日本のパスタ店でお箸なんて見たことない~と驚き。
皆でフォークとスプーンで食べました。
シンガポールのお茶屋さんがあるというので桜が連れて行ってくれたのですが
私にはイマイチでした。
ルスタンスというデパートやスターバックスを経営する会社の運営なんですって。
ルスタンスって何でも高く売るので有名。
ブレンド茶などもありましたが、どれも好きになれず、
シンプルな中国茶は匂いが気に入らず・・。
しかも中国語(漢字)で書いてあればいいのに全部英語ですから。
やっぱり美味しい中国茶は台湾や香港に旅行に行った人に頼むのがいいですね~。
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<料理を手伝わないで食べるだけの場合>
先日作ったマフィン、今度はメイドさんに教える為にまた作ってみたんですが
多分メイドさん、作ってくれないだろうな~。
これ、市販のミックスで作ったので本当に簡単なのです。
私は水の代わりにサワークリームを使いますが、水だっていいのです。
ただ混ぜて焼くだけ。
でもメイドさん達の殆どが作るより買う方が好きな人たち。
先日辞めさせた長年家で働いていたカモメさんでもお料理、お菓子作りは好きじゃなかったです。
お料理でもケーキでも私が苦労している時は近寄って来ず、
呼んでも出て来ない。
直ぐそこに居てもわざと返事しないのです。
メイドの部屋に見に行って座ってるのを見つけて初めて返事するなんて日常的。
それなのに出来上がって良い匂いがしてくると
「味見させて~」と笑顔で近づいてくるんですよね~。
子どもの話しで「小さいしろいにわとり(The Little Red Hen)」という童話を思い出します。(ウクライナ民話)
小学校1年生の国語の教科書に載っていたのですが、
最初に読んだのは英語でした。
日本語の「小さい白いにわとり」の童話が載っていたサイト
http://www.nihoniyasaka.com/contpgm2/w_main.php?oya_id=1&back_id=192
上の子ども達がまだ幼稚園の頃に読んであげていましたが、
日本語版と違い英語版の結末は「働かざる物食うべからず」という感じで
にわとりは自分の作ったものを分けてあげません。
英語の「The Little Red Hen」が載っているサイト
でも私、片付けしてくれるからいいか~と
どんな物を焼いても、お料理でもメイドさんに一番先におすそ分けしてあげちゃいます。
彼らがちゃっかりした笑顔で近づいて来てるって分かってても
何か「美味しそうね~。どんな味かしら?」なんて言われるとあげてしまいます。
彼ら、貰うテクニックは一流です。さすが、って感じ。
これもサバイバルで身につけたものなんでしょうね。たくましい。
フィリピンには家庭科の授業がないので
料理が出来ないまま大人になる人は本当に多いし、
料理に対するハードルは凄く高いせいもあるんでしょうね。
奥さんが料理出来ないからって仕事から帰って来たご主人がお料理してるのはフィリピンではわりとよく聞きます。
さっきの絵本、英語では「嫌だ」ではなく、
「Not I, said the dog」という風に「Not I」を使うんですが、
つまり「I don't help」と言い切ってるわけですよね。
こういう文化ってどこの国でもあるものなのかしら。民話って面白いです。