
フィリピンのタガログ語ニュースやラジオを聞いてるとよく話題になるのが「ダブルデッド」。
英語ですが日本のカタカナみたいな外来語がタガログ語になった言葉じゃないかしら。
もしかしたらタガログ語の「ダワラン パタイ」の直訳かも・・・。
二度死ぬっていう意味は、家畜などが病気など何かの理由で死んでしまったのを
あたかも普通にと殺したように見せかけて生鮮市場などに売ってしまうこと。
肉は肉なので誰もどんな理由で死んだか、食肉として正式にと殺されたか見分けがつきません。

そんなこと言っても、滅多にないんじゃないかしら~と思っていたら
ある日、スーパーで水槽の海老を捕獲してる店員が居たので
(しかも素手)
「何で海老を外に出してるの?」
と聞くと、殆ど死んでるからさっさと出して、さっさと売らなきゃ~ですって。
確かにスーパーで売ってるのは死んだ海老ですが、
海で採ってきて直ぐに死んで売るのと
水槽で飼ってたけど何かの理由で死んだのって違う気がします。
フィリピンの人は鶏でも生きたまま売っていて、その場で殺したとか、今殺したばかりだから新鮮だよ~を売りにしてるのですが、
殺して直ぐに冷凍した鶏の方が安心な気がする私。
市場の衛生状態って決して良くないのに、そこで飼ってるわけですから。
中国も生きたまま売ってその場で殺すのが良いって概念のせいで鳥インフルエンザが蔓延しやすいってニュースでやってましたよね。
そりゃ、冷凍など出来ない時代ならそれでいいのでしょうけど。
よくレストランやスーパーで魚や海老を泳がせていて
たった今まで生きてたのを料理しますよ~と売ってますが、
水槽の水ってちゃんと交換してるのかしらとか、餌は何をあげてるのかしら、とかなり気になる私。
餌をあげなければ魚や海老は痩せて客に出せなくなるわけですし、
海と違って自分で餌を取って来る環境じゃないわけです。
生きたプランクトンや小魚を餌に出来る筈もなく。
捕獲して直ぐに冷凍出来る船があったらそれが一番安心だと私は思うんですよね。
この死んだ海老はまさにダブルデッド。
これ、売っちゃいけないんじゃないかしら~と思うけど
スーパーでこのモラルなら市場でもダブルデッドは日常かも・・。

久々に市場に行ってミルクフィッシュ(バグース)を買ったら
泥臭くて私は食べれませんでした。(メイドさんに貰ってもらった)
ミルクフィッシュは淡水魚。養殖をしている池須が泥だらけで管理をきちんとしてないと
泥臭い魚が出荷されるのです。

ティラピアも淡水魚なので池須によっては泥臭い。
水が綺麗でイリゲーション(水回り)が管理されている土地で養殖されている場所から来たのは大丈夫ですが、
市場では何処から仕入れているか全く不明なのでアイスクリームの当たり外れみたいな感じです。

最近、韓国人が多いせいかタコが売られるようになりました。
昔から売られていましたが、こんなに堂々とは売られてませんでした。
そう言えば昔、ドジョウが売っていてドジョウ鍋したことがありましたが
最近見かけません。
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<どうでもいい菜の花家の食卓>

そら豆は日本食材店から買って来たもの。
こちらでは「パターニ」という似た豆が売ってますが食感がちょっと違います。

余ってた白菜と大根をキムチの素と根昆布だしで浅漬けしました。

桜のバレエ団時代の友達で今、医学部に居る先輩が家に何日か泊まりにきてくれたんですが
お礼にスイカ、メロンを沢山くれました。

パイナップルとバナナは主人が田舎の養鶏場から運んできたもの。
果物や野菜が好きなフジは気になって仕方ないです。
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<うちの犬>

まだヘアカットしてない時の写真ですが、フジは本当にしつっこい~。

フジが食べてるのは枝豆の皮。

桃ちゃんが枝豆を食べた皮をフジにあげたら喜びまくり、食べまくり。
ちなみに高血圧予備軍の私の為に枝豆には塩を振ってません。
桃ちゃんは豆を出してから塩につけて食べてるので
塩分が駄目なフジちゃんにも安心。
とは言え、後の掃除が大変でした。
