地方観光局オフィシャルサイトの説明はこちら。、
http://www.midipyrenees-kanko-spot-tokusen.jp/ミティ・ヒレネー地方へようこそ/ミティ・ヒレネー地方概要/ミティ・ヒレネーの主な観光地/芸術作品と自然の景観/ミティ・ヒレネー地方観光スホット特選~コートレとスヘイン橋
こちらも同じサイトからの動画「スペイン橋」周辺の自然のビデオです。
峠道に入る前のふもとの町です。
この町の向こう側の道路を行くとナポレオン橋やガヴァルニーがある方面に行きます。
家から車で本当に直ぐ近くの町なんですが
山に入る手前にある町で
水力発電などの施設も見かけました。
コートレに向かって峠道を進みます。
途中から山の木々が新緑で本当にきれいでした。
今年は春が1ヶ月早く来たと言われていて
アルジェレス・ガゾストの町の新緑は既に終わっていたのです。
この日は小雨で、黄緑色の葉がしっとり雨に濡れて
本当に美しかったです。
行けども、行けども山しかないので、
この先にコートレという大きな町があるとは思えないくらいです。
今回、こんな風に山肌が崩れているのをあちこちで見かけました。
去年の豪雨のせいなのか分かりませんが、
今は道路で崩れた部分を急いで修復中なので
山肌までは手が回らない感じです。
でもこういうのを見ると自然は常に生きているんだと思い知らされます。
人間が自然を守る手伝いをすることは大事なことなんじゃないかと思いました。
工事中の道路もちょっとだけありました。
コートレの町がこんなに大きいと知らず、びっくりでした。
ロープウェイが動いています。
車を無料駐車場に停め、
寒いので主人と桃ちゃんは車で待ち、
私は観光案内所を探しました。
英語の話せる人がいて良かったんですが、
今動いてるロープウェイはスキー場に行くけれど午後3時で閉まってしまうし、
スペイン橋はお勧めて途中にある滝も必見だけど
ゴーブ湖は今は閉鎖されてるから行かれない・・・と言われました。
アルジェレス・ガゾストの観光案内所の人はスペイン橋からゴーブ湖まで1時間半のハイキングコースで
お勧めだと言っていたのに・・・、閉鎖なら仕方ないと思ったのですが
後でわかったのはゴーブ湖に行くロープウェイが営業していないという意味だったらしく
徒歩は可能だったようです。
観光案内所のお姉さんが上にあがってもスキー場以外何もないですよ、
と言っていたロープウェイですが
午後3時に閉まると言ってたのはスキー場なのか
私達が帰る午後7時頃もまだ動いていました。
コートレの観光案内所の方がくれたスペイン橋周辺地図なんですが、
ゴーブ湖の位置などわかりませんね。
コートレから車を走らせ、一番先にある滝。
そこからこういうヘアピンカーブを上がって行きます。
助手席から撮ったんですが
下の道路が遠くに見えます。
急な坂道なので高い所が苦手な主人はかなり徐行運転。
スペイン橋のある場所の駐車場は有料で5.5ユーロの支払いがあります。
料金は中の自動販売機で払うのですが
カードが使えないかもしれないので現金で払いました。
そしてこの料金を払う建物にあるトイレが自動トイレで、
鍵はボタンで自動ロックされ、
またボタンを押して外に出ると
戸が閉まったとたんに黄色信号になって
トイレ全体を洗浄してから青になるんです。
電気でドアがロックって私はちょっと怖かったです。
突然停電になったら閉じ込められる・・とか考えてしまって。
一番先の滝の近くだったと思うんですが
浄水施設を見つけました。
これで山の雪解け水をきれいにして
ふもとの家々に水道として届けているのかしら。
水道水が本当に美味しかったのはこのせいかもしれません。
スペイン橋の前にあるレストランの犬。
夕方5時頃に着いたせいもあって、
あまりにも寒いのでレストランでコーヒー休憩。
スペインの人はフランスのコーヒーは美味しくないと言ってたんですが
ここのコーヒーは美味しかったです。
バスクのケーキもメニューにあって
やっぱりこの辺はフランスだけどバスクと関わりが深いんですね。
レストランの壁にあった写真。
このレストランの冬景色で、
見えにくいんですが右の木の横にある石作りの橋がスペイン橋みたいです。
実はネットで調べて後からあれがスペイン橋だったのか・・・と分かった次第で
写真を撮りませんでした。
石の橋って珍しくないですし、
有名な写真を撮るスポットがあるらしいですが、
それすら知りませんでした。
フランスでは親子連れがハイキングしているのをよく見かけました。
しかも小さい子を連れている人が多いんですが
本当に足腰強いと言うか
よく歩きます、小さい子。
そしてこの時、雨が降ってたんですが
フランスの人はハイキングで雨が降っていても
子ども達も気にしないし、
親も気にしない感じ。
子どもが道から外れた所を歩いたり
登ったり、勝手に石とか砂で遊んでても
フランスの親はひたすら見守るんですよね。
怒ったり、早くしてとか、道じゃない所を歩かないでとか言わず。
道も広く、とても歩きやすいし
パノラマ的な景色も素敵です。
あの山の上がゴーブ湖かしら。
霧が出ているし
この日は風が強くて雨も降ったりやんだりだったので
桃ちゃんを連れて2時間山に登るのはどっちにしても無理でした。
(往復4時間・・・だけど桃ちゃんが一緒だと6、7時間かかる)
リフトは全部止まっていましたし、
ホテルも今は営業していませんでしたが、
冬になるとスキー場として賑わうことでしょう。
マニラには雪がなくて
雪で遊んでみたかった桃ちゃんは
春の残雪なのでシャーベットみたいな雪ですが出かけて行きました。
右側が桃ちゃんで、左側は桃ちゃんより1才くらい年上かなと思えるフランスの女の子。
「ボンジュールって言われたから、私もボンジュールって言ったよ。」
と後で報告してくれましたが、
その後は言葉が通じないので何も話さなかったみたいです。
主人も私も雪のない下の方で待ってたんですが
寒いし、退屈で・・・こんな時はやっぱり本を持ってくれば良かったと後悔。
(小説はマニラに置いて来た)
気温は午後6時過ぎるとどんどん下がりますし
桃ちゃんは直ぐに風邪をひくので
もう帰ろう~と説得。
今は動いていないスキー用リフト。
9才の桃ちゃんは都会っ子で、そんなには歩けないし、
とにかく桃ちゃん中心という感じになってしまうので
この辺を全部回ったわけではありませんでしたが、
フランスの親子も皆そうで、
子ども中心で、親はひたすら待つって感じだったので
お互い、違和感なかったです。
これが主人のご両親とかだと
子どもが勝手に遊ぶのは駄目とか、
親に合わせるべきとか、
こんな風に桃ちゃんに合わせてたらぶつぶつ言われそう。
フランスの親子とは温度差がない感じで
その分、親は自分のやりたい事は出来ないわけですが
フランスでは皆、そうしてるって感じで
私も桃ちゃんが思い切り自然の中で遊ぶのに任せてました。
危なくないようにだけ見てる感じでしょうか。
元々私はそういう感じなんですが
主人のご両親や兄弟が一緒だと
私も何か言われるのを気にして子どもの自由にさせてあげてない事があるんです。
あまり人がどう思うとか気にしないで自分の子育てするのが大事なのはわかってるんですが、
言うは易し行うは難し。
オフシーズンで人があまり居ず、
お店もさっきの喫茶店くらいしか開いてませんが
きれいな所なのでハイキングはお勧めです。
ただロープウェイで上に行くのではなく
徒歩で行く場合、5時間くらい時間の余裕を持った方がいいかもしれません。