一平先輩 ありがとうございます(。-人-。)
最上一平ささん@一平先輩とはデビュー前からの知り合いで、遠くから「この人、すごい!」と尊敬していました。
その「尊敬の念」は深くなるばかりですが、今は一平先輩がときどき発行される「もがみ通信」にナンクセ付けたり(笑)する「小生意気ななおこ」になり、仲良くさせていただいています💦
冗談はさておき、ワタクシメは一平先輩と同じ時代に生きられたことを「幸せだ」と感じています。
そしてメール等で感想を送ったり、さまざまな感情をシェアできることも有難く思います。
さて、ワタクシメが具合が悪く動けない時に「お見舞い」のように絵本や短編集を贈って下さったので、「ひとつかみ」にしてご紹介します。
※山下達郎「棚からひとつかみ」のパクリです(^_^;)
最上一平さんは主に故郷の山形で培ったスピリッツで創作されていますが、「一平ワールド」を広げていた時期もあります。それもおもしく根幹にあるものは揺るぎないのですが、最近の作品は「広める」から「深める」に変化していると、ワタクシメは感じています。
ワタクシメはファンになった当初の「尖った一平お兄さん」が丸くなったけど「ガンとしたおやじ」になり、物語を紡ぎ続けておられる姿勢が愛おしいです(あぁー ほめ過ぎたぞ(o|o))
今回ご紹介する作品は大人の方に読んでいただきたいです
どれも評判がよく「絵本好き・児童文学好き」の方はとっくにご存知でしょうが、児童書に興味のない方にも知っていただきたく、ココに載せます。
こんなに美しく優しい「戦争児童文学」をワタクシメは初めて読みました
すずばあちゃんのおくりもの – 最上一平 (著), 黒井健 (絵) 2022/4 新日本出版社刊
【内容紹介】 ネットより
春になると、小さな畑にでて、自分一人分の野菜を育てるすずばあちゃん。
ばあちゃんは、畑仕事がおわると、道ばたに、空き地に、花の種を植えつづけている。
90歳をとうにすぎて、一人暮らしのすずばあちゃん。
純平には、ばあちゃんが、花と話をしているように思えた。
花には、すずばあちゃんの戦争の時代のつらい思い出が。
感想
とにかく美しい絵本です。
たんたんと生きるすずばあちゃんを見守る作者の優しいまなざしが伝わってきて、静かに強く「反戦」へのメッセージが心を揺さぶります。
黒井健さんが時間をかけて描かれたであろう「絵」もご堪能下さい。
生きる力が湧き出てきます 絵本から「絵」が飛び出てきます
いのちが かえっていくところ 最上 一平 (著), 伊藤 秀男 (絵) 2022/10 童心社刊
【内容紹介】 ネットより
釣りを通していのちの躍動を感じ、そのいのちをおいしくいただくことで、初めていのちの大切さ、重さを実感する。そうした少年の心情を、繊細かつ力強く描く絵本です。
感想
これはやんちゃな男の子に読んでほしいです。
できればご家族で。
釣り好きな一平さんと絵を描かれた伊藤秀男さん、編集者さん、スタッフ一同様で川に入り、この一冊に取り組まれたとか。
ワタクシメは体調が最悪の時に、この絵本から「生命力」をいただきました。
コロナ禍で「病気見舞い」が制限されたりしますね。
「絵本をお見舞いにする」のもいいなーと思いました😊
ささめやゆきさんは「ゲラを見て号泣しながら挿絵を描いた」とのこと。
あらわれしもの 最上一平 (著), ささめやゆき (絵) 2022/12 新日本出版社刊
【内容紹介】 ネットより
「ひめりんごちゃんでーす」龍之介は姿見にむかってむりやりテンションをあげた。
「地域おこし協力隊」の龍之介は、着ぐるみを着て、イメージキャラクター・ひめりんごちゃんになるのだ。
きめポーズは、アップルシャワー!
――今や子どもがひとりもいない過疎の村にも春は来た。その山里に「あらわれしもの」とは。
感想
これは「短編連作」で、児童文学にジャンル分けされていますが、章によっては大人でないと味わえない部分のあります。
ささめやゆきさんは八十代だと思います。
「老い」とか「死」とか身近に感じられる方は泣けます💧
ワタクシメは泣きはしませんでしたが「年取るとこんなことうるよね」とクスッと。
「おかしい」でもなく「悲しい」でもない・・・
生きていると自然と湧いてくる「クスッ」を行間から読み取れる、ある種「異空間」にいざなってくれる一冊です。
どうぞお手に取ってご覧下さい📕
最上一平ささん@一平先輩とはデビュー前からの知り合いで、遠くから「この人、すごい!」と尊敬していました。
その「尊敬の念」は深くなるばかりですが、今は一平先輩がときどき発行される「もがみ通信」にナンクセ付けたり(笑)する「小生意気ななおこ」になり、仲良くさせていただいています💦
冗談はさておき、ワタクシメは一平先輩と同じ時代に生きられたことを「幸せだ」と感じています。
そしてメール等で感想を送ったり、さまざまな感情をシェアできることも有難く思います。
さて、ワタクシメが具合が悪く動けない時に「お見舞い」のように絵本や短編集を贈って下さったので、「ひとつかみ」にしてご紹介します。
※山下達郎「棚からひとつかみ」のパクリです(^_^;)
最上一平さんは主に故郷の山形で培ったスピリッツで創作されていますが、「一平ワールド」を広げていた時期もあります。それもおもしく根幹にあるものは揺るぎないのですが、最近の作品は「広める」から「深める」に変化していると、ワタクシメは感じています。
ワタクシメはファンになった当初の「尖った一平お兄さん」が丸くなったけど「ガンとしたおやじ」になり、物語を紡ぎ続けておられる姿勢が愛おしいです(あぁー ほめ過ぎたぞ(o|o))
今回ご紹介する作品は大人の方に読んでいただきたいです
どれも評判がよく「絵本好き・児童文学好き」の方はとっくにご存知でしょうが、児童書に興味のない方にも知っていただきたく、ココに載せます。
こんなに美しく優しい「戦争児童文学」をワタクシメは初めて読みました
すずばあちゃんのおくりもの – 最上一平 (著), 黒井健 (絵) 2022/4 新日本出版社刊
【内容紹介】 ネットより
春になると、小さな畑にでて、自分一人分の野菜を育てるすずばあちゃん。
ばあちゃんは、畑仕事がおわると、道ばたに、空き地に、花の種を植えつづけている。
90歳をとうにすぎて、一人暮らしのすずばあちゃん。
純平には、ばあちゃんが、花と話をしているように思えた。
花には、すずばあちゃんの戦争の時代のつらい思い出が。
感想
とにかく美しい絵本です。
たんたんと生きるすずばあちゃんを見守る作者の優しいまなざしが伝わってきて、静かに強く「反戦」へのメッセージが心を揺さぶります。
黒井健さんが時間をかけて描かれたであろう「絵」もご堪能下さい。
生きる力が湧き出てきます 絵本から「絵」が飛び出てきます
いのちが かえっていくところ 最上 一平 (著), 伊藤 秀男 (絵) 2022/10 童心社刊
【内容紹介】 ネットより
釣りを通していのちの躍動を感じ、そのいのちをおいしくいただくことで、初めていのちの大切さ、重さを実感する。そうした少年の心情を、繊細かつ力強く描く絵本です。
感想
これはやんちゃな男の子に読んでほしいです。
できればご家族で。
釣り好きな一平さんと絵を描かれた伊藤秀男さん、編集者さん、スタッフ一同様で川に入り、この一冊に取り組まれたとか。
ワタクシメは体調が最悪の時に、この絵本から「生命力」をいただきました。
コロナ禍で「病気見舞い」が制限されたりしますね。
「絵本をお見舞いにする」のもいいなーと思いました😊
ささめやゆきさんは「ゲラを見て号泣しながら挿絵を描いた」とのこと。
あらわれしもの 最上一平 (著), ささめやゆき (絵) 2022/12 新日本出版社刊
【内容紹介】 ネットより
「ひめりんごちゃんでーす」龍之介は姿見にむかってむりやりテンションをあげた。
「地域おこし協力隊」の龍之介は、着ぐるみを着て、イメージキャラクター・ひめりんごちゃんになるのだ。
きめポーズは、アップルシャワー!
――今や子どもがひとりもいない過疎の村にも春は来た。その山里に「あらわれしもの」とは。
感想
これは「短編連作」で、児童文学にジャンル分けされていますが、章によっては大人でないと味わえない部分のあります。
ささめやゆきさんは八十代だと思います。
「老い」とか「死」とか身近に感じられる方は泣けます💧
ワタクシメは泣きはしませんでしたが「年取るとこんなことうるよね」とクスッと。
「おかしい」でもなく「悲しい」でもない・・・
生きていると自然と湧いてくる「クスッ」を行間から読み取れる、ある種「異空間」にいざなってくれる一冊です。
どうぞお手に取ってご覧下さい📕