すごく歌舞伎が好きってわけじゃないんですが・・・
50ン年生きてきて「あの時◎◎すればよかった。行けばよかった」と思うことが多くなりましたのよ、ワタクシメ。
年ですね~。
それと新歌舞伎座が完成し活躍するはずだった役者さんたちがバタバタ逝かれたことも重なり、「観られる時に観ておこう」という気持ちが強くなりました。
名優たちが亡くなってしまったのは残念ですが、そこで踏ん張っている次世代の役者(息子たち)の成長過程を観られると考えれば「ラッキーな時代」とも言えますからね。
我が家から歌舞伎座まで、電車で一本(正確には一瞬隣の電車に乗り移りますが)。
劇場が建て直されてからはすっかりバリアフリー化され、車いすでもラクチンチンで行かれるのです。
ワタクシメはケチで3階席を買うから、車いすから座席までの移動は、少し”アスレチック“しますけど(笑)
歌舞伎好きの人が毎回付き合ってくれます。
ワタクシメの場合、そういうオツレサンがいないと出掛けられませんが、
幸いそういう人が身近にいて・・・物理的にも、体力的にも、経済的にも、ラクチンチンで手に入るモノは手に入れておくべさ・・・ですよ、みなさん!
人の5倍くらい元気に動き回っていた母上が難病にかかり(病名がわかってから)、10年が経ちます。
進行性の病気で、歩行困難になり咀嚼が困難になり、寝たきりになり、しゃべれなくなる云々・・・そんな説明を「他人事」として読んでいましたが、
本当にそうなっちゃいました(涙)
人生、どこに落とし穴があるかわかりません(・へ・)
元気すぎるほど元気な人でも、自由を奪われるわけだから、もともと「不自由」なワタクシメの人生後半の座右の銘は「いつやるの、今でしょっ」にしたんですわ('◇')ゞ
まーねー、
ワタクシメのかなりグータラな実態を知る人は「遊んでばっかりー」と笑っていますが―、
いいのだ('ω')
ただ去年も今年も歌舞伎座に行った日が「猛暑」で、駅から劇場入口までの数秒間で溶けそうになったので、
来年からは「納涼歌舞伎」はやめまするぅ。
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歌舞伎役者はエライね!(^^)!
他の演劇と内容が違うとはいえ、一日三回公演ですよ。
それもら全部「二部構成」でさー、
観客の入れ替え時間は一時間弱ですよ。
「八月納涼歌舞伎」を例にとると、
公演期間は8月6日(木)~28日(金)
第一部 午前11時~
第二部 午後2時40分~
第三部 午後6時15分~
過酷だー(汗)
全幕に出る役者はいないけれど・・・それにしても、タフですねー。
ワタクシメが見ましたのは、第二部のみ。
一、ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)
逆櫓
船頭松右衛門実は樋口次郎兼光 橋之助
畠山重忠 勘九郎
女房およし 児太郎
船頭日吉丸又六 国 生
同 明神丸富蔵 宜 生
同 灘芳九郎作 鶴 松
漁師権四郎 彌十郎
お筆 扇 雀
この演目は難しかったぁ。
「あらすじ」を予習して挑んだんですが、前半セリフが多くて、ねむくなりました。
これから行かれる方は音声ガイドの利用をオススメします。
ここに出ている、国生と宜生は中村橋之助と三田寛子の息子です。
テンネンキャラのアイドルだった寛子ちゃんがちゃんと梨園を守っている証。
ワタクシメもオバサンになったはずだわね(笑)
銘作左小刀
二、京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 勘九郎
女房おとく 新 悟
娘おみつ実は井筒姫 鶴 松
奴照平 隼 人
京人形の精 七之助
こちらはザックリおもしろかったです。
主に勘九郎と七之助の踊りの掛け合いでしたが、この兄弟、父・勘三郎さんが亡くなった直後は「必死感」が前面に出てて時に痛々しかったです。
しかし三津五郎さんが亡くなってからは「巳之助を支えるぞー」みたいな余裕が感じられるようになりました。
兄の勘九郎は父とタイプが似すぎていて、「その型」にはまざるを得ない面もあるのかも知れませんが、
弟の七之助は自らの個性をどんどん伸ばしている印象を受けました。
どこの世界も「次男・次女」は得ですねwww
【歌舞伎座ホームページ】より
「十世坂東三津五郎に捧ぐ」と銘打った第一部の『棒しばり』、第三部の『芋掘長者』は、この納涼歌舞伎を十八世中村勘三郎とともに立ちあげ、中心的な役割を果たしてきた三津五郎ゆかりの演目です。
新開場後初の柿葺落興行「八月納涼歌舞伎」で三津五郎と勘九郎が踊った『棒しばり』を、今月は勘九郎と巳之助が勤め、
長らく上演が絶えていたのを三津五郎が復活し、三津五郎と橋之助で踊った『芋掘長者』を、今月は橋之助と巳之助が勤めます。
とのことですが、ワタクシメは二部しか買えず、巳之助の熱演は生で観られませんでした。
一般人の物差しと役者、特に梨園は違うでしょうが・・・
あんな盛大なスキャンダルを起こして、愛人の方を選んだ父親の跡をよく継ぐよーね。
「愛人」とか「隠し子」は珍しくないでしょうがwww
三津五郎さんのスキャンダルは、梨園の恐ろしさを世に知らしめたと言うか・・・
でも「役者」としてはワタクシメもファンの一人です、三津五郎さんはステキでしたね。
だから巳之助も父親の跡を継ぐというより、芸を継ぐという感覚なのでしょうかね。
汗かいて頑張っているから、地味に応援しますよ(*^▽^*)
いろいろあっても、ちゃんと後継者が育つというのが「歌舞伎」の魅力の一つですね。
50ン年生きてきて「あの時◎◎すればよかった。行けばよかった」と思うことが多くなりましたのよ、ワタクシメ。
年ですね~。
それと新歌舞伎座が完成し活躍するはずだった役者さんたちがバタバタ逝かれたことも重なり、「観られる時に観ておこう」という気持ちが強くなりました。
名優たちが亡くなってしまったのは残念ですが、そこで踏ん張っている次世代の役者(息子たち)の成長過程を観られると考えれば「ラッキーな時代」とも言えますからね。
我が家から歌舞伎座まで、電車で一本(正確には一瞬隣の電車に乗り移りますが)。
劇場が建て直されてからはすっかりバリアフリー化され、車いすでもラクチンチンで行かれるのです。
ワタクシメはケチで3階席を買うから、車いすから座席までの移動は、少し”アスレチック“しますけど(笑)
歌舞伎好きの人が毎回付き合ってくれます。
ワタクシメの場合、そういうオツレサンがいないと出掛けられませんが、
幸いそういう人が身近にいて・・・物理的にも、体力的にも、経済的にも、ラクチンチンで手に入るモノは手に入れておくべさ・・・ですよ、みなさん!
人の5倍くらい元気に動き回っていた母上が難病にかかり(病名がわかってから)、10年が経ちます。
進行性の病気で、歩行困難になり咀嚼が困難になり、寝たきりになり、しゃべれなくなる云々・・・そんな説明を「他人事」として読んでいましたが、
本当にそうなっちゃいました(涙)
人生、どこに落とし穴があるかわかりません(・へ・)
元気すぎるほど元気な人でも、自由を奪われるわけだから、もともと「不自由」なワタクシメの人生後半の座右の銘は「いつやるの、今でしょっ」にしたんですわ('◇')ゞ
まーねー、
ワタクシメのかなりグータラな実態を知る人は「遊んでばっかりー」と笑っていますが―、
いいのだ('ω')
ただ去年も今年も歌舞伎座に行った日が「猛暑」で、駅から劇場入口までの数秒間で溶けそうになったので、
来年からは「納涼歌舞伎」はやめまするぅ。

歌舞伎役者はエライね!(^^)!
他の演劇と内容が違うとはいえ、一日三回公演ですよ。
それもら全部「二部構成」でさー、
観客の入れ替え時間は一時間弱ですよ。
「八月納涼歌舞伎」を例にとると、
公演期間は8月6日(木)~28日(金)
第一部 午前11時~
第二部 午後2時40分~
第三部 午後6時15分~
過酷だー(汗)
全幕に出る役者はいないけれど・・・それにしても、タフですねー。
ワタクシメが見ましたのは、第二部のみ。
一、ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)
逆櫓
船頭松右衛門実は樋口次郎兼光 橋之助
畠山重忠 勘九郎
女房およし 児太郎
船頭日吉丸又六 国 生
同 明神丸富蔵 宜 生
同 灘芳九郎作 鶴 松
漁師権四郎 彌十郎
お筆 扇 雀
この演目は難しかったぁ。
「あらすじ」を予習して挑んだんですが、前半セリフが多くて、ねむくなりました。
これから行かれる方は音声ガイドの利用をオススメします。
ここに出ている、国生と宜生は中村橋之助と三田寛子の息子です。
テンネンキャラのアイドルだった寛子ちゃんがちゃんと梨園を守っている証。
ワタクシメもオバサンになったはずだわね(笑)
銘作左小刀
二、京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 勘九郎
女房おとく 新 悟
娘おみつ実は井筒姫 鶴 松
奴照平 隼 人
京人形の精 七之助
こちらはザックリおもしろかったです。
主に勘九郎と七之助の踊りの掛け合いでしたが、この兄弟、父・勘三郎さんが亡くなった直後は「必死感」が前面に出てて時に痛々しかったです。
しかし三津五郎さんが亡くなってからは「巳之助を支えるぞー」みたいな余裕が感じられるようになりました。
兄の勘九郎は父とタイプが似すぎていて、「その型」にはまざるを得ない面もあるのかも知れませんが、
弟の七之助は自らの個性をどんどん伸ばしている印象を受けました。
どこの世界も「次男・次女」は得ですねwww
【歌舞伎座ホームページ】より
「十世坂東三津五郎に捧ぐ」と銘打った第一部の『棒しばり』、第三部の『芋掘長者』は、この納涼歌舞伎を十八世中村勘三郎とともに立ちあげ、中心的な役割を果たしてきた三津五郎ゆかりの演目です。
新開場後初の柿葺落興行「八月納涼歌舞伎」で三津五郎と勘九郎が踊った『棒しばり』を、今月は勘九郎と巳之助が勤め、
長らく上演が絶えていたのを三津五郎が復活し、三津五郎と橋之助で踊った『芋掘長者』を、今月は橋之助と巳之助が勤めます。
とのことですが、ワタクシメは二部しか買えず、巳之助の熱演は生で観られませんでした。
一般人の物差しと役者、特に梨園は違うでしょうが・・・
あんな盛大なスキャンダルを起こして、愛人の方を選んだ父親の跡をよく継ぐよーね。
「愛人」とか「隠し子」は珍しくないでしょうがwww
三津五郎さんのスキャンダルは、梨園の恐ろしさを世に知らしめたと言うか・・・
でも「役者」としてはワタクシメもファンの一人です、三津五郎さんはステキでしたね。
だから巳之助も父親の跡を継ぐというより、芸を継ぐという感覚なのでしょうかね。
汗かいて頑張っているから、地味に応援しますよ(*^▽^*)
いろいろあっても、ちゃんと後継者が育つというのが「歌舞伎」の魅力の一つですね。