だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

何を以って「元気」というのかなー?

2015年10月08日 | 日記
呼吸が止まって、明日で十日目

「お母さんと・・・お別れだー」と、オヤジ様が盛大なフライングをしてから10日が経とうとしています(フウウ)
笑ってる場合ではないのに、ごく普通に笑ったり、文句言ったり・・・
疲れて爆睡の日もあれば、あれこれ気になり眠れない日もあったり・・・
そんな当たり前の日々を過ごしております、ワタクシメ。

オヤジ様は、毎日せっせと母上の病院に通い、「お疲れさん」ではあるものの、カワイイ看護師さんとおしべりするという新たなる楽しみをみつけ(バカだね~)
それなりに頑張っておりまする o(^^)o

さて、当の母上はといえば、人工呼吸器をつけていること以外は以前と変わらず「達者」でござる。

ーー自力呼吸が戻りますように! 
万に一つの願いは、やはり叶わず(涙)、これから先は人工呼吸器とどう付き合うかが課題となりました。
なるべく早く気管切開をすることになりましたが、今週末は三連休ですから、休み明けに手術するようです。

手術後の母上はこのイラストみたいな感じになるでしょう。





母上が病気になりわかったこと

まず第一は「オヤジ様も主夫になれる」といことです。
これは我が家にとって革命的なことでした(大笑い)
なにしろ、母上が元気な頃はお茶一杯も入れられなかったオヤジ様が、炊事・洗濯・ごみの分別、定期的に花を飾る、そしてツンパのゴム通し等々、出来るようになったのですぅぅぅ(涙)

  まぁ、これは余談ですが(笑)

進行性の難病なので、この10年間に様々な問題にぶち当たりました。
ワタクシメ自身「障がい者」だし、両親も「障がい児・者」に関わる仕事や活動をしていましたが、それまで考えもしなかったことと向き合いました。

現在は「人工呼吸器」について、です。

障がい者(成人)の仲間には人工呼吸器を使って地域で生活している人がいますが、子どもや高齢者の使用について、賛否が分かれ、ワタクシメも「賛成派」ではありませんでした。
しかし、意識レベルは以前とさほど変わらず、ちょうしがいい時は筆談で会話ができる母上から「人工呼吸器」を外そうとは思いません。
在宅ケアが可能な所まで回復したら、もう一度家に帰って来てほしいです。

   あくまで「意識レベル」が目安ですが・・・

単に「社会生活ができる・できない」ではなく、どんなカタチであれ、命あるものはそれを燃やす尽くすまで生きるべきだし、それをサポートする創意工夫が「ヒューマニズム」だと痛感するようになりました。

この先どうなるかわかりませんが、母上は気管切開の手術の準備をしています。

何を以って「元気」というかwww基準は人によりますよね(*_*;

とりあえず、ワタクシメは元気です―!

コメント
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