だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

また絵本や紙芝居が創りたいなー 🌈

2023年11月25日 | 日記
児童館の活動に参加させていただきました👍

コロナ禍前は毎月開催されていた「あそびのつどい」。
しょうがいを「個性」と捉え、「どんな人とも仲良くできるよう、工夫して遊ぼうね・・・」といった趣旨の企画で、ワタクシメはボランティアとして参加させていただき、20年以上になります。
近年子どもを取り巻く環境は複雑になり何が正解なのかわかりませんし、
ワタクシメもトシを取り病気もしたので、子どものことを考えて「あーだこーだ」とリアクションできなくなってきましたから、児童館の活動に参加するのも「そろそろ引き際」と思っています。
ただ現館長とは昔馴染みなので、その方が在任中はウロチョロしてようかなーと(#^.^#)

今年度は「あそびのつどい」は3回開催するそうで、お誘い受けました。
ちょうどコロナ禍になる少し前に、児童館+学童保育クラブの協力で「私家版絵本」を創ったのです。
「今月のあそびのつどいでは、その作品の読み聞かせをして下さる」とのことで喜んでいました。
しかし社会復帰途上中のワタクシメの時計は、コロナ禍前で止まっていました。
「あそびのつどい」の日が近付いて、「ワタクシメは浦島タロ―子だ」とハタと気がつきました💦
コロナ禍前とでは子どもはもちろん指導員も総入れ替わっているし、館長が「昔馴染み」と言っても、児童館の指導員としてお付き合いしていた頃から10年以上の歳月が経っています。
一学期の開催時はすべてが久しぶりでウキウキしていましたが、今回は落ち着いたせいか逆に「浦島タロー子」を痛感して緊張しました😅

読み聞かせた拙著

昔々大むかし、あそびのつどいを取材して「ゆっくり ゆっくり 童心社刊」の紙芝居を創りました。こちらはロングセラーで現在も販売されいます。

今回使っていただいたのは ↓  私家版絵本
作品を創ったいきさつや、作成秘話や感想や、この作品を児童館の活動でどんなふうに活用したとか・・・2019年1月前後からブログに書いておりますので、さかのぼって読んでいただければ幸いです。

ボクはあかりの“マモル”だよ!~   内容紹介

大勢の前で読み聞かせる際には「大人がスタンダードに読む」のと「子ども参加型」があります。「おかださん特製の拡大版」を使うとか(笑)。読んでいただくだけでもいいですが、その児童館+学童保育クラブの協力で創った絵本ですから、一工夫したい欲があります(。-_-。)
以前なら、「あそびのつどいで絵本の読み聞かせしますー」とか「これこれやるから、おかださんはペケペケして下さい」と言われ、
「りょーかーい。もにょもにょの方をやればいいですね」と、企画の打ち合わせもツーカーでした。
でも今は、もろもろ承知している指導員もいなくて、1から説明しなければいけないことをワタクシメ自身も忘れていたしだい (;´д`)トホホ
そこは急いで簡単に説明したので、指導員の方はうまくやってくださいました✌

一番反省したのは、ワタクシメの子どもたちへのアプローチの仕方です。

コロナ禍前はこの本の制作にかかわった子もいたので、読み聞かせが終わってから物語に触れて、
「こういう場面を見たら、みんなならどうする?」と尋ねたり、
「主人公のあかりちゃんみたいな経験したことある?」と、子どもたちとのコミニケションにつなげられたのに、今回はいろいろツッコム自信がありませんでした。

ーー無難にその企画が終わればいいな.。o○ みたいな感じ。

最後のあいさつで、
「この絵本はみんなの先輩と創ったのよ・・・みんなも一緒に作ろうか! 手伝ってくれる?」と言ってしまった、ワタクシメ。
絵本や紙芝居は子どもの反応がすぐにわかるし、読み方次第で世界が発展しますからおもしろいですが、元気な子ども相手の創作は簡単ではありません。
今エネルギーがなくなったワタクシメが「一緒に作ろうか!?」と無責任なことを口にして、自己嫌悪になりました💧💧💧

ーーああぁ、今日のワタクシメはダメダメだ✖

ため息をついていたら初めて会った子どもたちがワタクシメのそばに来て、
「ありがとう」と言ってくれたのです。
「さよなら」と握手してくれる子もいました✋
遠くで「また来てもらおうね」と指導員と話している声も聴こえました。

子どものことだからすぐ忘れてしまうかもしれませんが、こんな嬉しいことがあると、「また絵本や紙芝居を創りたいなー」と思ってしまう、ワタクシメです。



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