だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

バリアフリー紙芝居・・・メキシコへ行く! 

2014年02月23日 | クリエーター・モード
しばらくココを更新しませんでしたが、元気です。

なんだ~、かんだぁと毎日忙ししいですわ。
大雪は降るし・・・
前歯はぐらつくし・・・
五輪観戦もしなきゃwww。
その他もろもろ  (V)o¥o(V)

ワタクシメのもっか最大の課題は「Ipad」。
うまく使えるようになれば、生活も改善され、もうちょっと効率よく暮らせると思いますが、そこに辿り着くまでの道は険しいのだ(・へ・)

そんなこんなで(?)報告が遅れましたが・・・

岡田なおこの隠れた名作「ゆっくり・ゆっくり」(紙芝居)が、メキシコに渡るそうです。
「NPO手をつなぐメキシコと日本」の活動の一環で、チャリティーですが、
ワタクシメの子ども(作品)がメキシコでも読んでいただることになり光栄です!

先月「使用承諾書」にサインしたので、そのうちメキシコに届くでしょう。



バリアフリーの紙しばい(童心社)
ゆっくり ゆっくり~脳性まひの子といっしょに



「紙芝居」は世界に誇れる日本文化

このこと自体は嬉しいことですが、新作が描けないワタクシメとしては複雑な心境。
「バリアフリー紙芝居」のシリーズは10数年前に作成されたモノで、その後がないんです。
社会情勢も変わってきているし、「バリアフリー」と一言に言ってもね・・・
だから昨年から「新バリアフリー紙芝居」の企画を提案してるんですよ、ワタクシメ。
そっちは全然進みません(涙)
たくさんある「バリアフリー紙芝居」の中から、拙作が選らばれたなら素直に喜べますがね。

このシリーズしかないんですぅ(涙)

「芸術的紙芝居」ならば古くてもいいんです!
「ゆっくり・ゆっくり」は学習教材の要素が大きいから、
ーー一時代前のモノをメキシコに贈りだすんかい・・・と、ちょっと嘆かわしいと思っちゃいます。

メキシコの「バリアフリー状況」に「ゆっくり・ゆっくり」がマッチしているのであれば、それはそれでいいんですが・・・

「紙芝居」は日本が生み出した文化で、世界各国に「絵本」はあっても、「紙芝居」は日本にしかないんです。
「その『紙芝居』でバリアフリーの心を育てよう」という趣旨の企画が10数年前から止まっているってことに、ワタクシメは寂しさを感じるんです。

整理いたしやすと・・・
「紙芝居」は図書館や学校などをマーケットとしていますから、新作が出ない背景には「予算削減」があるわけです。
もう1点、目まぐるしく社会が、子どもの環境が変貌しているのに「バリアフリー」に関するものは10数年前のモノを増刷しているってことは、「バリアフリーの心」はお座なりにされてるのだと思うんです。
つまり・・・
「バリアフリーの心を育てるための予算はねぇんだよ」というこではないでしょうか?!


反響にびっくり(@_@;)

ワタクシメはへそ曲がりなもんで、拙作がメキシコに渡ることをすぐに発表しませんでしたが、Facebookに書きましたら、大反響がありました。
アメリカ在住の妹は、ワタクシメの記事をシェア(拡散)して、宣伝していました(笑)

書き忘れましたが、メキシコに持っていくのは10部だそうです。
あの広いメキシコに、たった10部だから、妹の知り合いが「ゆっくり・ゆっくり」を目にするとしたら“奇跡”にちかいです。

でも、
まー、
いつもケンカばかりしている妹が「シェア」して喜んでくれたから、ワタクシメもやっと嬉しい感情が湧いてきました。

FBの皆さんからのお祝いや激励のメッセージで自信が持てました。
そこでブログでも発表する気持ちになれました。

  ワタクシメの作品がメキシコに渡りまーす \(^o^)/
  メキシコの子どもたちのお役にたちますように!



  
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