奈良散策 第626弾
11月5日にまたまた春日大社若宮に行きました。若宮は本宮の祭神の御子神を祀った宮のことをいいます。具体的には、本宮第三殿の天児屋根命と第四殿の比売神の御子神、天押雲根命(あめのおしくもねのみこと )のことで、水徳と知恵と生命の神だそうです。

この日は七五三のために春日大社の駐車場は使えなかったので、高畑駐車場に止めました。参道まで歩いて行くと、この間、行われた若宮正遷宮の門がまだそのままありました。

二の鳥居です。


鳥居をくぐって若宮の方角に向かいました。

この日の目的はこの看板にある通り、「若宮御造替八日間初まいり」でした。

「初まいり」がどういうものか分からなかったので行ってみたのですが、普段、通ることができない神楽殿の石段を登って、拝殿のところでお参りすることができるというものだったようです。普段は横から拝殿に行くのですが、正面からいけるというわけですね。



ついでに、新しく改修された若宮の写真を撮ってきました。




各部を拡大して撮ってみました。

この間、一の鳥居にあったのはナギの木だったのですが、こちらはサカキのようです。


帰りにこの間見たシダがまたありました。今回も写真を撮ったのですが、たぶん、ナチシダではないかと思っています。ナチシダは普通茎が3分岐した後、両脇の枝が2分岐して、全体に5角形になります。この写真のものは3分岐した後、2分岐がまだ発達していないのではないかと思いました。



若宮から本殿の方に向かいました。この日は七五三で着飾った子供たちがたくさんお参りに来ていました。

本殿から参道に戻りました。

奈良公園ではそろそろ紅葉が始まっています。

拡大してみると、ナンキンハゼのようです。
この後、バスターミナルの屋上で開かれていた菊人形を見に行きました。それは次回に回します。