奈良散策 第635弾
11月16日の早朝散歩は佐保川に向かって歩いてみました。ニュウナイスズメの様子を見ようと思って。
朝陽を浴びたタチスズメノヒエです。
鉄塔を見ると、かなり離れたところに鳥の群れがいました。それで、まずは佐保川土手を歩き、途中から土手を離れて、鳥の群れを見に行こうと思いました。
佐保川左岸の土手を歩くと、地蔵院川にクサシギがいました。ただ、逆光なのでうまく撮れません。
これはコセンダングサの実。「ひっつきむし」なのですが、こうやって撮るとちょっとちょっと面白い造形です。
佐保川にいたヒドリガモです。
この辺りから佐保川土手を離れて畑の間の道を歩きました。電線に鳥がいっぱい止まっています。数えてみると、ざっと60羽。
近寄って撮ってみると、これはカワラヒワでした。ということはニュウナイスズメはいないのかな。
そう思って、高圧線を見上げてみると、鳥が止まっていました。拡大するとやはりニュウナイスズメのようです。
そこで、高圧線を見渡してみると、いつの間にかすぐ近くにニュウナイスズメがいっぱい止まっていました。おそらく、最初に遠くの高圧線に止まっていたのはカワラヒワの群れで、ニュウナイスズメは7時半ごろにどこからか飛んできたのではないかと思いました。
これは電線に止まっていたモズ。
それから稲刈りの後にいたケリでした。
道を歩くのも退屈なので、田んぼの畦を歩いてみました。そうしたら、用水路の脇にこんな鳥がいました。初め何だか分からなかったのですが、山渓の「日本の野鳥」を見てみると、やはりクサシギのようです。いつも見ているイソシギとはだいぶ違うような感じです。もう少し近づいて撮ろうと思って、ちょっと動いたら、途端に逃げてしまいました。