奈良散策 第695弾
1月19日に河合町にある廣瀬神社に行きました。廣瀬神社には昨年6月にもお参りしたのですが、境内の真ん中にタチバナの木があったので、実がなっているかなと思って行ってみました。廣瀬神社の主祭神は若宇加能売命(わかうかのめのみこと)で、水の神、水田を守る神、五穀豊穣の神として知られています。もともとは崇神天皇にまで遡る由緒のある神社で、崇神天皇9年(前89年)に沼地が一夜で陸地に変わり、橘が数多く生えたということで、社殿を造ったとされています。「日本書紀」にも天武天皇4年(675年)に大忌神(若宇加能売命)が祀られたという記事が載っているようです。

一の鳥居の脇に駐車場があるのですが、どうしたことか、この日は観光バスが3台。団体客があったようです。

団体客はちょうど帰るところだったので、我々が参道に行ったときには空いていました。一の鳥居から二の鳥居はだいぶ離れています。この写真の奥にかすかに赤く見えるのが二の鳥居です。

途中にあった境内社です。これは日の丸稲荷社。

そして、祖霊社。

それから、祓戸社。

二の鳥居越しに見た拝殿です。

中央にタチバナの木があって、周りにおみくじがたくさん結び付けられていました。


やはりタチバナには実がなっていました。ミカンをちょっと小さくしたような形です。

これは神馬舎。

その前に「卯」と書かれた白い板が置かれていて、どうやら自由に書くことができたようです。お願いがいっぱい書かれていました。


その横にあった木です。実の形からキンカンのようです。

これは拝殿。


これは拝殿の中を撮ってみました。

拝殿越しに見た本殿です。

そして、これは拝殿の横から撮った本殿です。

境内にはどんと焼きの跡かなと思われる穴が開いていました。