奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

吉城園見学

2023-12-11 21:13:52 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1008弾


吉城園は奈良国立博物館の北側にある庭園です。もともと興福寺摩尼珠院だったのですが、明治になって民間に払い下げられ、大正8年に正法院家により建物や庭園が造られました。その後、企業の迎賓施設を経て、昭和の終わりに奈良県が買い上げ、平成元年に庭園として開園したものです。広さが8,900平米もある広い庭園で、入場無料です。行ったのは今回が初めてでした。



これが入り口です。入り口が締まっているみたいですが、門を開けて中に入ることができます。



中に入ると正面に小さな小屋があり、パンフレットなどが置かれています。パンフレットをもらって右側の階段を登ります。



中は山あり池ありの広い庭園になります。



左に小さなあずまやが見えました。



そこに行ってみました。



ちょっと階段を登ると「池の庭」を見渡すことができました。建物は大正時代に建てられた正法院家の住宅です。奈良県有形文化財に指定されています。





さらに進んでいくと、花が咲いていました。ツバキかな。(追記2023/12/12:12/02の吉城園ブログに「白い山茶花が咲きました。」という記事が出ていたので、サザンカかもしれません



そして、離れ茶屋が見えてきました。これも奈良県有形文化財です。



庭はよく手入れされています。これはツワブキ。







そして、センリョウの実です。





こちらはマンリョウです。





紅葉は綺麗ですね。





モミジの葉が池に落ちたところもなかなか風情があります。





これはシャクナゲ。もうこんなつぼみができています。



もう一度、ツワブキの花を撮りました。



ツワブキの花と紅葉の組み合わせも映えますね。





ここは「苔の庭」。落ち葉がスギゴケの上に落ちています。





これはツツジ科みたいですが、やはり紅葉していました。





ここは「茶花の庭」です。





これはウメモドキの実。





「茶花の庭」には出口があって、そこから外に出ると、なんと氷室神社の本殿の横に出てきました。びっくりです。