奈良散策 第361弾
一昨日、昨日と腰痛で家にじっとしていました。今日はだいぶ治まってきたので、家の周りを歩いてみたのですが、途中から雪がちらちら降ってきたので、諦めて15分で帰ってきました。一応、小さなデジカメを持って行ったのですが、撮るものは何もありませんでした。それでも、記録なので。
ヘリコプターが飛んでいたので撮ってみました。ずいぶん、派手なヘリコプターです。調べてみると、カンテレ(8チャンネル)の取材ヘリのようです。
畑の真ん中にアオサギがいました。
何も撮るものがないので、養魚池の上の鳥除けを撮ってみました。ずいぶんリアルな鳥除けです。明日ぐらいはもう少し歩けるのではないかと思います。
雑談1)今日のコロナの実効再生産数は0.94でした。この間も書いたように週平均の取り方が変則的なので、最近3日間の値はやや怪しいのですが、それでも、2月9日に1を切って少し減少した後、現在は0.93辺りでほぼ止まっています。私の用いているオミクロン株の平均世代時間は3.64日なので、このままだと3.64日で0.93の割でしか減少していきません。つまり、36.4日でやっと現在の0.93^10=0.484になるという勘定です。新規感染者数は今後も減少していくのですが、減少の仕方はかなりゆっくりになるかもしれません。
雑談2)今日のコロナの勉強は抗ウイルス薬についてです。今日はファイザー社のバクスロビドとS217622という塩野義製薬の抗ウイルス剤について調べてみました。ウイルスが細胞に侵入した後、脱殻し、ゲノムを翻訳してポリタンパク質を作った後、この中に含まれる3CLプロテアーゼというタンパク質分解酵素で分解していくのですが、共に、それを阻害する薬です。ウイルスのもっとも基本的なプロテアーゼの働きを阻害するので、非常に効果的な薬だと言えます。ただ、血中にプロテアーゼ阻害剤が入ると肝臓や腸にあるチトクロムP450-3A4という酵素がその阻害剤を異物として分解してしまいます。そこで、バクスロビドにはその酵素の阻害剤も一緒に加えています。一般の薬はこの酵素により分解されることを前提に薬量を決めているので、併用すると過剰投与になり、従って、併用を禁止する薬剤がたくさんあります。
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