奈良散策 第193弾
8月25日朝の散歩のときに撮った写真です。この日はNIKON P950と焦点距離1 mのクローズアップレンズを持っていきました。最近はこの組み合わせか、マクロレンズを取り付けた一眼レフと小型のコンデジの組み合わせのどちらかを持って散歩に行っています。この日はいつもの養魚池周辺を歩いてみました。
最初はイネの穂についていたホソハリカメムシです。イネの花粉を食べにクロスジチャイロテントウが来ていないか注目しているのですが、一度も見たことがありません。
イネはもうこんなに穂ができています。
こちらはキシュウスズメノヒエ。
また、ネコがいたので撮りました。そのうち、猫図鑑でも作ろうかなぁ。
これはたぶん、カヤツリグサ科のヒデリコ。
ホオジロの幼鳥がまたいました。最近、よく見かけます。
この花をずっとチョウジタデと思っていたのですが、今日、「日本帰化植物写真図鑑」を見たら、似たような植物として、タゴボウモドキ、ヒレタゴボウというのがあるようです。チョウジタデは雄蕊が4本というのですが、この写真ではもう少し多そうです。どうやら帰化植物みたいですね。今度、調べてみたいと思います。
これはたぶん、ザクロソウ。
それからメリケンガヤツリ。
ナガコガネグモがいました。今回はトンボを捕まえています。
この背の高い植物もよく分かりません。たぶん、アオゲイトウかなと思ったのですが、これも採取して調べないといけません。
これはアメリカアサガオ。
クローズアップレンズをつけて虫も撮ってみました。これはマメコガネ。いまいちはっきりとは撮れませんね。
これはナナホシテントウ。意外にちゃんと撮れました。
それからコアオハナムグリ。
これは普通の望遠で、ウスバキトンボです。
ツユクサもいっぱい生えているとなかなか綺麗です。
これはサヤインゲンの花と実。
最後はマメアサガオでした。最近、マメアサガオとホシアサガオに注目しているのですが、花柄に細かいいぼが密生しているとマメ、数が少ないとホシと書かれています。それで、見つけるといちいち調べているのですが、花が白いとマメ、花が薄紫でもマメ、花が薄い紫で中心部分が濃い紫のものがホシでした。
雑談)今日はシロバナサクラタデについている体長2mmの小さなハムシの検索をしました。ヒサゴトビハムシ属までは比較的簡単にたどり着きました。種の検索でクサイチゴトビハムシになりそうなのですが、上翅点刻列の間の間室にある点刻がハート形というところでつかえてしまいました。そもそも間室に点刻がありません。それに、食草がクサイチゴ類なのか、イヌタデかというところも文献によってまちまちです。でも、「新訂原色昆虫大図鑑」を見ると、和名がタデヒサゴトビハムシになっていて、しかも間室に点刻はないと書かれています。さらに食草はタデ類というところで、ほぼ決まりです。タデヒサゴトビハムシ(クサイチゴトビハムシ)でよさそうです。ちょっと嬉しくなりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます