奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 トンボ、ホテイアオイなど

2023-08-20 21:04:53 | 奈良散策
奈良散策 第897弾


とうとうブログに出す写真のストックがなくなってしまいました。慌てて、今朝は散歩に出かけました。そのときに撮った写真です。





最初はハグロトンボです。腹部が緑色に光っています。



これはショウジョウトンボ



民家の横でハナトラノオが咲き始めました。



その横で咲いていたのですが、ムクゲかな。



「猫広場」には黒猫が1匹だけいました。





これは両方ともショウジョウトンボ



それから、シオカラトンボ



この間からヒレタゴボウが咲き始めました。



田んぼの中でチョウトンボが1匹だけ止まっていました。





また、ヒレタゴボウを撮ってしまいました。







セグロセキレイが電線に止まって盛んに鳴いていました。初め、シジュウカラでもいるのかなと思ってしまいました。



これはたぶん、キシュウスズメノヒエ



それから、アオモンイトトンボ



コフキトンボ





メヒシバの穂が開く直前です。長田武正著、「日本イネ科植物図譜」によると、この穂のようなものを総と呼ぶようです。



ホテイアオイがいっぱい咲いていました。







逆光で撮るとちょっと幻想的です。



これはウスバキトンボ





小さな池を見ていたら、ギンヤンマがひょいっと止まりました。

雑談)この間からやっていた「大和郡山の植物Ⅱ」の編集作業がやっと終わりました。これから見直しをして、製本に出そうと思っています。

早朝の散歩 虫、カワセミなど

2023-08-19 20:31:15 | 奈良散策
奈良散策 第896弾


8月17日早朝の散歩のときに撮った写真です。



稲にヤサイゾウムシがついていました。



ついでに探したら、ショウリョウバッタも見つかりました。カメムシ類はいないかなと探したのですが、意外に見つかりませんでした。





これはアメリカアサガオ



ヒレタゴボウの花が咲き始めました。



「猫広場」には黒猫が寝ているだけでした。



これはホソハリカメムシ



そして、ヒゲナガヤチバエ



それから、コフキトンボ



電線にはムクドリの群れが止まっていました。





イチジク、そろそろ食べられそうですね。



これはハシブトガラス





金魚池の中をさらったのか、貝がいっぱい置かれていました。種類は何なのでしょうね。



ウスバキトンボがホバリングをしていたので撮ったのですが、ピントがいまいちですね。



これはモミジアオイ



用水路脇にカワセミが止まっていました。それで、一脚を伸ばしてじっくり撮ることにしました。





近くにセグロセキレイの幼鳥がやってきました。





もう少し近づいて撮ってみました。用水路の中をしきりに気にしています。飛び込んで魚を捕まえた瞬間を撮ろうと待ち構えていたのですが、散歩をしていた犬が近寄ってきたので、飛んでいってしまいました。



黒ブチ猫がいました。



最後はマンションの廊下にいたコヨツメアオシャクです。

雑談)この間から編集をしていた「大和郡山の植物Ⅱ」の原稿がそろそろ出来上がります。今は写真の位置の微調整をしているところです。これが終わったら、「大和郡山の植物Ⅲ」の編集をして、これで一連の冊子づくりが終わります。これが終わったらどうしようかなと思っていたのですが、動物園や花鳥園で撮った鳥の写真が300種近くあるので、これも冊子にしてみようかと思っています。

夕方の虫探し2

2023-08-18 20:51:33 | 奈良散策
奈良散策 第895弾


8月16日、台風の翌日の夕方、接写用の一眼レフとデジカメを持って家の近くで虫探しをしました。昨日はデジカメで撮った写真を出したので、今日は接写用の一眼レフで撮った写真です。と言っても、この日は風が強くて接写がほとんどできませんでした。虫がいたら、カメラを構え、息を止めてずっと風が止むのを待つのです。その間に虫は動くし、とにかく大変でした。



初めはノブドウに止まっていたコガネです。おそらく、シロテンハナムグリだと思うのですが、裏返して中胸腹板突起の形を見る必要があります。扁平でうちわ状から横長の楕円形だとシロテンなのですが、この日はひっくり返さなかったので、分かりませんでした。



これは腹部背面の褐色の帯に黒斑がいくつか見えるので、たぶん、オスクロハエトリの♀。





後腿節が太いのでキアシブトコバチとハエヤドリアシブトコバチの可能性があるのですが、これはおそらく、後脚の配色からハエヤドリアシブトコバチではないかと思います。







アカメガシワの葉にいたのはアミメアリ



ハエは採集して調べないとなかなか分かりません。翅脈から判断すると、ハナバエあたりかなと思いますが。



これはアオモンイトトンボ



そして、フタモンアシナガバチ



最後はマンションの玄関にいたアブです。何の気なしに撮ったのですが、複眼の複眼の間が開いているので♀です。♀だと同定できるので、もう少し頑張って撮ればよかったと後悔しています。



本当は正面から撮らなければならなかったのですが・・・。早川博文、「日本産アブ科雌成虫の分類(1)」、東北農業試験場研究資料 10, 35 (1990)の図と比較すると、翅脈R4に明瞭な小枝があります(矢印)。また、触角第3節の背突起は突出しています。こんなところから、普通のウシアブかもしれないし、ひょっとしたら、イナウシアブかマツザワアブあたりかもしれなません。マンションの中だから風はないし・・・。ちょっと失敗しました。

夕方からの虫探し

2023-08-17 20:28:32 | 奈良散策
奈良散策 第894弾


8月15日、台風7号が近畿地方を縦断しました。翌16日は台風一過とはいかず、天気が不安定でした。やっと晴れてきたので、夕方4時半ごろから、接写用の一眼レフとコンデジを持って家の周りで虫探しをしてみました。そのうち、コンデジで撮った写真です。



まずはシオカラトンボ



それからコフキトンボ



田んぼではジャンボタニシが這いまわっていました。



これはタカサブロウ。アメリカタカサブロウとの区別がつきません。



また、シオカラトンボ





これはエノキグサ



これはコフキトンボ。金魚池にはコフキトンボが多いですね。



それにモンキチョウ





真っ赤な幼虫がいました。背中が盛り上がっているので、クルマバッタの幼虫かもしれません。



これはハクセキレイ



それから、アオモンイトトンボ



最後は、葉に鋸歯があるので、たぶん、アメリカアゼナ。接写の方は風が強くてうまく撮れませんでした。でも、次回に出すことにします。

早朝の散歩 佐保川で虫探し

2023-08-16 20:13:37 | 奈良散策
奈良散策 第893弾


8月12日早朝の散歩は佐保川土手を歩いてみました。昨日の続きになります。







オオブタクサの葉にゴマダラカミキリがいました。



これはシオカラトンボ



これはキマダラカメムシの5齢幼虫。



それから、ショウジョウトンボ





これはオオハラナガツチバチ





ハチが来ていたのはハッカの花です。最初、花輪が接近して、ほとんど無毛なので、オランダハッカかなと思ったのですが、どうも葉が違います。おそらく、これは花輪が離れているという方を選ばなければいけなかったのかもしれません。そうすると、花輪の下の苞葉は小さく目立たない、萼筒は無毛、葉は有柄を選び、コショウハッカになりました。たぶん、これでしょう。



イチモンジセセリがやってきていました。





この花はたぶん、ゲンノショウコ









最後はスズメの親子です。