北野天満宮最終回は本殿参拝です。
三光門から中に入ると、そこが本殿です。
今回、混む前に花の庭の方に行ってしまったので、参拝が後回しになってしまいました。
失礼をお詫びするとともに、一年間しっかり頭が働いたことのお礼をしました。
こちらが国宝のご本殿です。
受験シーズンにはすごい行列ができて、参拝するのも一苦労ですが、3月に入ると人は少なめ。
こちらが有名な飛梅です。
道真公が愛された紅梅が、道真公の後を慕って大宰府まで飛んで行ったという伝説の梅です。
HPで見ると、亡くなられて4年後に、墓所に飛んで行ったんだそうです。
もうちょっと咲いていたらよかったのですが・・・
それでも咲き始めの花はとても可憐です。
この翌週は土砂降りだったので、このタイミングで行ってよかったかもしれません。
本殿を取り囲む回廊の外にでたところには、まだロウバイが咲いていました。
ご本殿を横から。
周りには摂末社が並んでおり、そこにも多くの梅の花が咲いていました。
老松社の雲龍梅。
朱塗りの社殿の前に鮮やかな紅梅
灯籠が風情ありますね。
白梅一輪
そろそろ北野天満宮を後にすることにしました。
参拝者に頭や体を撫でられてツヤツヤになった牛さんです。
今年も無事にお参り&梅の花見ができて幸せです。
【撮影:2025/3/9 北野天満宮】
北野天満宮、昨日の続きです。
お茶菓子をいただき、広い方の梅園を散策します。
う~ん、どう見ても「一面の梅」というには若干控え目な様子・・・
比較的沢山咲いているところを狙ってパチリ。
このナツミカンの木には毎年綺麗な実が生っています。ついつい親近感を覚えてパチリ。
展望場所に登って全体を見渡すと・・・
咲いている場所を中心に写して、こんな感じですね。
全体はこちら。
ジョビ太くんが梅の木の枝でポーズをとってくれました。
落ち着いていたのに急に飛んで行ってしまったと思ったら・・・
黒猫が下を悠々と通っていきました。そら逃げるわ。
立派な梅の木が多いです。白梅を見上げました。
紅白の梅
唯一満開に咲いていたしだれ白梅。手前は全然ですが・・・
梅鉢紋型の梅。
下の小川に落ちていた紅白の梅の花
梅の木の下にいたキジバトご夫妻。
メジロがウロウロしていたのでパチリしたら、コンコルドみたいな写真になった。
ヒヨドリが沢山いたのに上手に木の陰にいるので、こんな写真しか・・・
忍術のように周りに溶け込んでいます。
もお!せっかくとれたと思ったら、大きく前かがみになったのでこんな写真に。
初めて気づきましたが、尾羽の下側がなかなかオシャレな柄ですね。
それにしても、青空に梅のピンクが映えますね~
この時期、週末の夜は夜間開園しています。その時灯される丸いランタンです。
こちらは園内に散在するムクノキの巨木でしょうか。いい味出しています。
白梅と巨木
満開ではありませんでしたが、十分梅を楽しめました~
(後編へ続く)
【撮影:2025/3/9 北野天満宮】
不定期投稿と言った舌の根も乾かぬうちに、連続投稿です(笑)
まあ、賞味期限切れになる前にというわけで・・・
大阪公立大附属植物園に行った翌日、北野天満宮にお出かけしました。
混むのが分かっていたので、梅園の花の庭の開園時間に合わせての参拝です。
予想通り、まだ満開ではなかったのですが晴天に梅が映えていました。
写真が多いので3回に分けて投稿しますが、梅ばかりなので、コメント欄は最終回だけ開けますね。
今出川通りに面して立つ一の鳥居です。
参道を進むと、楼門が見えてきます。
時刻は9時前。人出はそれほどでもありません。
楼門を入って右手にある手水舎には、春らしい花が。
天神さんのお使いの牛さんがいらっしゃいます。
花もですが、牛の背中に乗っていたブッシュカンがなかなかのインパクトです。
その横におられた牛さん。
目の赤さがインパクトあります。賢そうなお顔。
カメラ目線?
両側にびっしりと掲げられた提灯。
そういえば、天神さんにはこんな風に提灯が奉納されていることが多い気がします。
この奥の三光門を入ると本殿がありますが、お参りの前に花の庭を見ることにしました。
というのも、どんどん人が増えてきたから。
花の庭の入園券売り場の近くにあった梅の花と三十六歌仙額。
それほど待つこともなく、中に入りました。最初は右手のエリアを見て回ります。
三光門側です。
しだれ梅が沢山ありますが、どれもこんな感じでほとんど蕾。
奥には小川のあるお庭
淡いピンクのウメは、比較的沢山咲いていました。
この辺りの梅は見事です。後ろの建物が三光門です。
天満宮の扁額と梅
咲き始めもいいですね。
小川にさしかかる一重の白。
この辺りには摂社がいくつかあります。じっくりと見て回るのもいいです。
天神さんの梅鉢紋とそっくりの形の梅。おっと、逆ですね。梅鉢紋が梅に似ているのでした。
抜けるような青空を見ながら、今度は広い方のエリアに移動しました。
その前に、梅茶とお菓子を頂いて一息。これがまたいいんですよね~
(中編につづく)
【撮影:2025/3/9 北野天満宮】
先日、ダンチオウトウが咲き始めたというお知らせをしました。
その後も寒い日が続いて咲き渋っていたのですが、ようやく満開になりました!
一部ですが、ご覧ください。
この花付きの良さと、蕊の多さがダンチオウトウの魅力です。
このくらい花が咲くとやってくるのがメジロたち。
蜜を食べるのに夢中のところをようやく撮ることができました!
少し前まではサザンカの蜜に来ていた番のメジロだと思います。
続けて載せるので、どうぞご覧くださいませ。
同じような写真ばかりですみません。
それにしても、こうやって見るとメジロのくちばしは細くて先が尖っていますね!
突かれたら相当痛そうです。
実は週末に降った雨で、花はほとんど散るか傷んでしまいました。
咲き始めから咲き終わりまで、ほんの10日ほどのお楽しみでした。
後のお楽しみはGW頃に実るサクランボ。今年の出来はどうでしょうか。
他には、スイセンがようやく咲いてくれました。
じいちゃん庭から掘り起こした球根を分けて植えたのですが、咲いたのは1割程度です。
残りはこのまま球根を太らせて、来年の開花を期待します。
ここでお知らせです。
これから仕事・プライベートともに忙しくなるので、今後の投稿は不定期とさせていただきます。
思えば、みん花時代からほぼ毎日投稿を続けていたので、少し残念ではありますが・・・
これからは、細く長く続けられればと思いますので、皆さま引き続きどうぞよろしくおねがいします!
【撮影:2025/3中旬 自宅】
せっかくの週末、土曜日は用事で、日曜日は朝から雨・・・
先週色々行っておいて良かった~
ということで、今日も大阪公立大附属植物園の続きです。
テーマはマンサク。
早春の木々の花は黄色いものが多いですが、その中でもマンサクはロウバイに次いで早く咲く花。
今回も、色々なマンサクの仲間を見ることができました。
マンサクらしいマンサクですが、少し色が違う?
その時日が射してきました。
近づいて見てみると、花弁の根元がオレンジ色で、先に行くほど黄色くなっています。
樹名板を見ると「ニシキマンサク」。名前通りの色合いですね。
なんと日本固有種で福井から富山までの地域限定種なんだそうです。
何度かご紹介したシナマンサクとは違い、枝に葉は残っていません。
これが日本のマンサクなんですね。
その横にあったこちらの木。
一見立ち枯れたように見えますが、ひょっとして・・・
やっぱり!濃い朱色のマンサクが枯れた葉の奥に沢山咲いていました。
これもいいですね~まるでウニ。
おそらく園芸種と思われますが、マンサクの園芸種の多くはシナマンサクとマンサクの交配なんだそうです。
花弁がこよりのようにねじれて付くイメージがありますが、この品種は比較的まっすぐ。
隣で咲いていたこちらも、遠目には枯れ葉だらけですが、花の色が少し違います。
花付きもよく、元気を貰えますね。
もっと離れたところから見るとこんな感じで・・・
慣れましたが、やっぱり葉がない方がいいかも。
この辺で、マンサクについて少し。
漢字では、万作あるいは満作。
名前の由来は、早春に「まんず咲く」→「マンサク」となった、花が沢山咲くから「満作」となった説など。
(2018/3 わち山野草の森)
こちらは以前撮ったマンサクの花のアップの写真です。
4本の雄蕊と2本の雌蕊があり、紅い部分が萼です。
冬芽(花芽)には柔らかい毛が生えていますが、下の方の花はその様子がよく分かりますね。
ここからは以前撮ったマンサクの花の参考写真です。
というのも、ザ・マンサクの写真がないので・・・
(2017/2 京都府立植物園)
こちらは以前京都府立植物園で撮ったマンサクの写真です。
これだけではそれほどシナマンサクとの違いが分かりませんが、
(2017/2 京都府立植物園)
咲き始めということもありますが、花弁が細く優しい感じです。
花芽から花弁が出てくるときは、まるでピーピー笛のような感じです。
(2019/3 宇治市植物公園)
やはりマンサクといったらこれですよね!
マンサクは日本固有種で、北海道から本州太平洋側、四国、九州の山地に自生します。
(2019/3 京都府立植物園)
もう一種類、こちらのマンサクはマルバマンサク。
京都府立植物園の植物生態園にある木です。
(2019/3 京都府立植物園)
結構背の高い木で、苦労して撮った記憶があります。
こちらは、北海道から本州日本海側に分布する種類なんだそうです。
こうやって見ると、日本に自生するマンサクはどれも花弁が細く儚げですね。
それでもまだ冬の寒さの残る山でいの一番に咲く姿は芯の強さを感じます。
ここまで載せてきて、ザ・シナマンサクがないことに気づきました。
マイアルバムに在庫があったので、載せておきますね!
(2019/2 京都府立植物園)
ほとんどマンサクと同じですね。
強いて違いを探すと、花付きがすごくいいこと、葉が残っていること、花弁が少し太いことでしょうか。
ということで、今日はマンサク特集でした~
【撮影:2025/3上旬 大阪公立大附属植物園、その他アーカイブ写真】