2023年9月の道草日記です。
この間8月の日記を書いたばかりだというのに、あっという間に9月も終わり。
季節も秋のお彼岸を過ぎるとめっきり朝夕涼しくなりました。
草刈りは相変わらずですが、後半雨が降ったことで多くの植物が再び生長、新しい花も咲きました。
さあ、どのような入れ替わりがあったでしょうか。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様) 116種類 +21
・アオツヅラフジ(花)
・アキノエノコログサ
・アキノノゲシ(花)☆
優しいクリーム色の花が咲き始めました。意外に株全体はごついです。
・アゼガヤ
・アメリカアサガオ ☆
先月まで影も形もなかったのに、今やびっしり咲いています。
・アメリカアゼナ
・アメリカセンダングサ ☆
葉だけではコセンダングサとの区別が難しいですが、たてがみのような総苞片が特徴。
・アレチニシキソウ
葉の真ん中の赤い斑がないこと、少し立ち上がることからおよその見当が付きます(再掲)。
・アレチヌスビトハギ
・アレチハナガサ(花)
・イタドリ(花)
・イヌガラシ
・イヌタデ(花)
あちこちで咲いています。
・イヌビエ(花)
イネ科の花が一斉に咲き始めたのでついついまた撮りました。
・イノコヅチ(蕾)☆
今見に行ったら咲いているかも。超地味花です。
・ウチワゼニクサ(花)
・エノキグサ(花)
・エノコログサ(花)
イネ科の花は9月によく咲くようですね。花粉症にご注意。
・オオオナモミ(花)
先月一面葉が生えてきたところが、緑ポンポン花盛りになっていました。
・オオスズメノカタビラ(穂)
・オオニシキソウ(花)
トウダイグサ科の特徴的な花ですが、小さすぎて・・・
・オオバコ(花)
・オギ(穂)
・オシロイバナ(花)
わが家の溝蓋隙間でもまだまだ咲いています。夜に香りで気づきます。
・オッタチカタバミ
・オニタビラコ
昼に通りかかると可愛く咲いています。たまには撮ります。
・オヒシバ
・オモダカ ☆
懐かしの田んぼの雑草、まだほんの少しですが健在なのが嬉しい。
・カタバミ
・カナムグラ(蕾)☆
こちらも草刈り後に一斉に生えてきて、次々蕾が付いてきました。
・カヤツリグサ(穂)
・カラスウリ(花)☆:朝7時に通りかかったら沢山の萎んだ花が・・・
・カラムシ(花)☆
地味な花ですが、ジーっと眺めるととても小さい花が沢山。
・カンナ(花)
・キツネノマゴ(花)☆
まだまだ最盛期~
・キハマスゲ ☆
ハマスゲの色が抜けちゃったのかな~と思っていたら、キハマスゲという植物でした。
・ギョウギシバ
メヒシバをうんと小さくしたような花。やはり花粉が沢山出ています。
・キレハノブドウ(花)
緑色の花がとても綺麗。
・クグガヤツリ(穂)
・クサネム(花)
草刈り後にもちゃんといの一番に生えてきて、花も実も生ってます。
・クルマバザクロソウ(花)☆:ザクロソウの葉が輪生バージョン
・クワクサ(花)
雌雄同株異花です。
・ゴキヅル(花)☆
あっという間にあちらにもこちらにも花。雌雄同株異花。雌花にも退化した雄蕊あり。
・コセンダングサ(花)
暑すぎて葉がちりちりになった株が多いです。それでも下旬には咲き始めました。
・コナギ(花)☆
先月偶然田んぼの中に株を見つけました。綺麗な青紫の花。
・コニシキソウの仲間(花)
コニシキソウには葉に赤い斑があるはず。何ニシキソウなのか謎です。
・コマツヨイグサ
何度も載せていますが花を見るたび撮ってします。
・サクラタデ(花)☆
やった!去年同様かそれ以上の群落発見。
・ザクロソウ(花)
小さい花ですが、あちこちで咲いているので結構存在感アリです。
・サデクサ(花)☆
今年はなかなか葉もないと思ったら、ゴキヅルと一緒に咲いていました。
・シマスズメノヒエ
イネ科の花があちこちで咲いているので、ついついパチリ。葯が黒いです。
・ジュズダマ(花)
先月撮った場所は草刈り後葉がやっとでてきたところ。こちらは池の畔です。
・シロツメクサ(花)
・シロバナキツネノマゴ ☆
やった!今年もキツネノマゴの白花を沢山発見しました。
・シロバナユウゲショウ ☆
今年は見られないかと思ったら、少しだけ咲いていました。
・スベリヒユ(花)
炎天下、乾燥下でも元気いっぱい。
・セイタカアワダチソウ(蕾)☆:下旬に涼しくなると蕾が出てきました。
・セイバンモロコシ(穂)
・セイヨウタンポポ(花)
・センニンソウ ☆
先月も登場しましたが、今月はもっともっとびっしりと咲いてきました。
・タカサブロウ
田んぼの畦に沢山咲いています。旬です。
・タチスズメノヒエ(花)
今月も沢山咲いて、ガンガン花粉を飛ばしています。
・タマスダレ
先月「まだ咲いていた」と書きましたが、今月は6か所で咲いているのを発見!
黄色いタマスダレも野生化。
・チチコグサモドキ
・チョウジタデ ☆
葉だけでは分からず、花が咲いて気づきました。ちょっと増えました。
・ツタバウンラン
・ツユクサ
涼しくなって急激に増えました。毎年そんな感じです。
・ツルマメ ☆
大豆の原種のツルマメ、道草散歩でも見つけました。
・トキワハゼ
・トゲヂシャ(花)
・ナガエコミカンソウ(花)
・ニガカシュウ
・ニラ(花)
まだまだ咲いて居るどころか、さらに増えました。
・ヌカキビ(穂)☆
去年と違う場所で見ました。イヌタデ咲く水路です。
・ノアサガオ(花)
まだ暑いので、ぽつぽつ咲いています。
・ノゲシ
・ノコンギク
まだ細々と咲いていました。先月と同じ場所です。
・ノブドウ(花)
・ハゼラン(花)
池の横の溝でなぜか沢山咲いていました。珍しく撮れてしまった。
・ハナカタバミ(花)☆:草刈りされなかった場所でまた咲き始めました。
・ハナタデ(花)
水が好きですね。花の付き方がまばらで、花穂があまり垂れません。
お供しているのはイヌビエですね。
・ハマクマツヅラ ☆
最初アレチハナガサかと思いましたが、花があまりに小さいです。
・ヒナガヤツリ ☆
全くの初見です。というか気づいていなかったのでしょう。
・ヒメクグ(穂)
・ヒメジソ ☆
見慣れない花と葉、シソ科っぽい花。GL先生の助けを借りヒメジソ認定。地元初見です。
・ヒメジョオン
今月は生き生き元気。
・ヒメツルソバ
あれだけ先月弱っていたのに、ふと見ると花がびっしり!驚異の生命力。
・ヒメミソハギ
知らない間に花が咲いていました。外来種で田んぼの雑草。
・ヒメムカシヨモギ(花)
・ヒレタゴボウ
増えました!!
・ヒロハホウキギク
大きな株にミニサイズの花がかえって目立ちます。
・ヘクソカズラ(花)
・ベニイタドリ(雌花)
イタドリの中でも花が赤みを帯びたものをベニイタドリ、別名メイゲツソウと呼びます。
・ホシアサガオ ☆
去年咲いていたフェンスに今年も咲いていました。葯が白。
・ホソバツルノゲイトウ(花)
まだ咲いていますね・・・
・ホナガイヌビユ
・ママコノシリヌグイ(花)
花のシーズンは本来秋。じゃんじゃん咲いています。
・マメアサガオ ☆
短日性なので、日が短くなったら咲いてきました。
・マメグンバイナズナ
・マルバツユクサ(花)
ツユクサもそうでしたが、涼しくなってまた沢山咲いています。
・マルバルコウ(花)
先月咲き始め、9月になって大量に咲いています。
・ミントの仲間
・メヒシバ(花)
イネ科の花が面白くついつい撮ってばかり。
・メマツヨイグサ ☆
早朝散歩で花を見つけました。
・メリケンガヤツリ
・メリケンムグラ ☆
地元では初見!可愛い花です。
・ヤナギタデ(花)☆:葉を齧って辛かったのでヤナギタデです。
・ヤナギバルイラソウ(花)
終了したと思っていたら、雨が降ったらまた満開。
・ヤブガラシ(花)
・ヤブラン(花)
・ユウゲショウ(花)
いつまでも沢山咲き続けるしたたかな花です。家では種に。
・ヨウシュヤマゴボウ(花)
まだまだ咲いていますよ~
・ヨシ(穂)
出たばかりの穂は綺麗な黄緑色なので、またついつい撮ってしまいました。
・ヨモギ(蕾)☆
地味ですが、蕾がびっしりと付いています。
・ランタナ(逸)
花の数がすごい!!
・ワルナスビ(花)
草刈りの刈り残りです。
〇葉、芽が主 43種類 -13
・アキノノゲシ(葉)
・アメリカアサガオ(葉)
葉は3裂も4裂も5裂もあります。丸いのはマルバアメリカアサガオ。
・アメリカオニアザミ(葉)
・アリアケスミレ
・イタドリ
・イヌホオズキ(葉)
・ウチワゼニクサ
・オオフサモ(特定外来)
・オギ(葉)
・オッタチカタバミ(葉)
・ガガイモ ☆:去年はもっとあったのに。
・カナムグラ(葉)
・カニクサ
・カラスウリ(葉)
・カラムシ
・キカラスウリ
・ギョウギシバ(葉)
・クズ
・コセンダングサ
・コニシキソウ(葉)
・ジュズダマ(葉)
・スギナ
・セイタカアワダチソウ(葉)
・セイヨウタンポポ(葉)
・センニンソウ(葉)
・ツルニチニチソウ
・ツルマンネングサ
・ドクダミ(葉)
・ノアサガオ(葉)・
・ノゲシ(葉)
・ノチドメ(葉)
・ヒメツルソバ(葉)
・ヒメミソハギ(葉)☆:葉を見つけて喜んでいたら、下旬にもう花が・・・
・ミゾソバ(葉)
・メキシコマンネングサ
・メリケンカルカヤ
・モリムラマンネングサ
・ヤハズソウ(葉)
身近な歩道に生えていたのでついついパチリ。
・ヤブガラシ(葉)
・ヤブマオ(葉)
・ヤブラン(葉)
・ヨシ(葉)
・ヨモギ(葉)
〇実、種、終わりかけ 29種類 +5
・アキノエノコログサ
・アレチヌスビトハギ(実)
・イシミカワ(実)
見ないうちにもう実ができていました。
・イタドリ(実)
・エノコログサ(実)
こちらは花が咲いた後の実ですね。
・オオオナモミ(実)
もう引っ付き虫になってる!
・カタバミ(実)
・クサネム(実)
マメ科ですね・・・
・コミカンソウ
・コムラサキ(逸・実)
ビックリするほど沢山の実が紫色に。
・スベリヒユ(実)☆:キャップの付いたような実ができています。
・スミレ(実)
・セイヨウタンポポ(綿毛)
・ダンドボロギク(綿毛)
・トゲヂシャ(花後)
・ナガエコミカンソウ(実)
何気に撮った一枚です。長い柄のついた実。
・ノブドウ(実)
・ハマスゲ(花後)
・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・ヘクソカズラ(実)
まだ緑色の実です。
・ヘビイチゴ(実)
・ホソバイヌビユ(実)
・マツバゼリ(実)
・ヤブガラシ(実)
・ヤブマオ(実)
よく見ると全部実。
・ヤブラン(実)
ヤブラン、思った以上にあちこちに生えています。まだ緑です。
・ユウゲショウ(実)
・ヨウシュヤマゴボウ(実)
いつも花と実がセットで撮れてしまいます。
・ランタナ(実)
以上、のべ188種類。
先月見た数が175種類でしたので、13種類増えました。
先月に比べて花が21種類、実も5種類増えています。
特に、短日性植物のヒルガオ科サツマイモ属の花や、タデ科イヌタデ属の花が目立ちました。
今月は土曜日が月末なので、最後に観察したのが24日。
なので、ギリギリまで探したらもっと見つけられたかもしれませんね。
【撮影:2023/9 宇治市】