令和5年2月の道草日記です。
今年は2月に何度か雪に見舞われました。
そのせいか、花の種類が増えるどころか、寒々しい光景が続きました。
それでも下旬になると、晴れた日は汗ばむ陽気の日も・・・
そのおかげで上旬に咲きはじめた花の数が、下旬になってぐんと増えました。
下旬になって新たに咲きはじめた、2月ラストスパートの花も含めて、どうぞご覧くださいませ。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様) 26種類 -1
☆印は1月に今シーズン初見 だったもの。
(逸)は園芸種の野生化で、道草日記の中では2か所以上で、野生化していたら載せています。
・オオイヌノフグリ(星の瞳)
下旬には数が増え、まさに満天の星のように・・・
・オオキバナカタバミ(蕾)
寒さでいったん蕾が無くなりましたが、下旬にまた頭をもたげました。
・オニタビラコ
久しぶりに家の前の溝蓋の隙間で咲いたところをパチリ。
・オランダミミナグサ(花)☆
お日様大好きなオランダミミナグサ、やっと開いたところを発見!
・カラスノエンドウ(花)
寒さが続いたので、まためっきり花が減りました。
・キュウリグサ(花)☆
下旬に咲いた花、今年初見です!
・コハコベ(花)☆
ちょびっとだけ赤蕊~
・スズメノカタビラ(花)
細い葉が沢山出てきたと思ったら、そこから沢山の穂。
・セイヨウカラシナ(花)☆
山科川では先月から花を見ていましたが、地元では初見です。
・セイヨウタンポポ(花)
・ツタバウンラン
・ツルニチニチソウ
花が少ない時期の貴重な一輪。雪で減ってしまいました(泣)
・ナガミヒナゲシ
今月は迷い咲きはありませんが、あちこちで新鮮な蕾を見つけました。
・ナズナ
・ニセカラクサケマン(花)
2月下旬が最盛期みたいです。少し離れますが山科川の堤防などで群生。
・ニホンズイセン(花)
花期が長いニホンズイセン。下旬でもまだまだ綺麗です。
・ノゲシ
いつでも咲いてくれて有難いです。
・ノボロギク
まだまだどんどん歩道の隙間などから芽がでて咲いています。
・ハナニラ(逸) ☆
下旬、まさかの開花!2輪だけですが、元気そのものです。
・ヒメオドリコソウ
ユキニモマケズ、シモニモマケズ、どんどん花が増えています。
・ヒメリュウキンカ(花)☆
どうしてなのか、あちこちで野生化。ピカピカの花は萼です。
・フラサバソウ ☆
やった!地元でも花を発見。毛深いのが素敵!
・ホトケノザ
一旦減りましたが、下旬に復活です。
・マメグンバイナズナ
先月見なかった花が復活していました。ほぼ年中見かけます。
・ミチタネツケバナ
ドレスのように広がる根生葉の上に、白い花がぽつぽつ咲きはじめました。
・ミドリハコベ(花)☆
春の七草セットにどっさり入っているミドリハコベ、花を見つけました。
〇葉、芽のみ 47種類 +14
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ
・アメリカオニアザミ
・アメリカフウロ
・アリアケスミレ
・アルストロメリア
・アレチハナガサ
・ウチワゼニクサ
少しだけ生き残りの葉を見つけました。
・オオキバナカタバミ(葉)
・オヘビイチゴ
・オヤブジラミ
・オランダミミナグサ(葉)
・カキドオシ
・カタバミ
・カニクサ
・カラスノエンドウ(葉)
・ギシギシ(葉)
結構冬場も青々していることに気づきました。
・キショウブ(葉)
先月もあったかもしれませんが、緑が少なくなって目立ちました。
・キンポウゲ
・コハコベ(葉)
・シロツメクサ(葉)
・スズメノエンドウ(葉)☆:カラスノエンドウよりずっと細くて小さい葉。
・スミレサイシン
・セイヨウカラシナ(葉)
あちこちでわさわさ根生葉を見かけます。
・センニンソウ
・タガラシ
・チチコグサモドキ
・ツメクサ
・ツルニチニチソウ(葉)
・トキワツユクサ
・ナガミヒナゲシ(葉)
・ニゲラ(芽)☆:去年咲いていた場所から芽が沢山出てきました。
・ノゲシ(葉)
・ハナカタバミ
・ハハコグサ
・ヒガンバナ
・ヒメリュウキンカ(葉)
・フラサバソウ(葉)☆:上旬に葉を見つけ、下旬に開花!
・ヘビイチゴ
・ミチタネツケバナ(葉)
・ミドリハコベ(葉)
・ムラサキカタバミ
・ヤエムグラ
・ヤグルマギク(逸)☆:もう同じ歩道の脇で10年以上咲いています。
・ヤナギバルイラソウ
・ヤブラン(葉)
池の畔、マルバヤナギの木の下に葉が沢山ありました。
・ヨモギ
〇実、種、終わりかけ 35種類 -4
・アキノエノコログサ(枯)
先月撮ったのと同じ場所です。ますますうらぶれて・・・
・アメリカアサガオ(実)
・アレチハナガサ(花後)
・イヌホオズキ(実)
・エノコログサ(枯)
・オオオナモミ(実)
・オオニシキソウ(実のあと)
・オオバコ(実のあと)
・オギ(枯れ穂)
・カラスウリ(実)
・カンナ(枯)
・ギョウギシバ(枯)
・クズ(枯)
・コセンダングサ(実)
・ジュズダマ(実)
・セイタカアワダチソウ(綿毛)
池の端のセイタカアワダチソウ。まだもこもこ。
・セイヨウタンポポ(綿毛)
・タチスズメノヒエ(実のあと)
・チチコグサモドキ(実)
・ノアサガオ(枯)
・ノゲシ(綿毛)
・ノボロギク(綿毛)
黄色い花柱が残って、ちょっと可愛いんですよね~
・ハタケニラ(実のあと)
・ヒメジョオン(花後)
・ヘクソカズラ(実)
・ホシアサガオ(実)
・ホテイアオイ(実のあと)
イマイチですね・・・
・マメアサガオ(実)
・マルバルコウ(実)
・メマツヨイグサ(実のあと)
・メリケンカルカヤ(枯)
・ヤブラン(実)
先月見逃していましたが、まだしっかりと残っていました。鳥の餌にならない!?
・ユウゲショウ(実のあと)
・ヨシ(綿毛)
・ワルナスビ(実)
まだ残っています。毒があるので食べられないのでしょう。
以上、のべ108種類。
先月見た数が99種類でしたので、9種類増えました。
内訳をみると、花と実はほぼ同じ。葉が増えました。
増えたというより、前は見逃していた葉を再発見した感じでしょうか。
花の方は、数は同じですがキュウリグサ、ハナニラ、フラサバソウ、ハコベ類の花が咲きはじめました。
それに、ヒメオドリコソウやナズナ、ミチタネツケバナの花がすごく増えました。
来月はきっとぐんと花が増えることでしょう!
【撮影:2022/12 宇治市】