なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

越後晩秋大雨紀行~最終回

2017-11-29 06:51:11 | 旅行
一週間に亘ってお付き合いいただいた「越後晩秋大雨紀行」、いよいよ最終回とあいなりました。

11時すぎから降り始めた雨はどんどん雨脚が強まり、傘から染み出そうな勢いです。
ようやくたどり着いたマリンピア日本海、水族館に駆け込みました。


七五三パックに水族館の無料入場券がセットされているようで、館内には七五三帰りの子供たちがいっぱい!
でも観光客などは比較的少ないようで、ゆっくり見学することができました。

あほな記事ばかり読まされてお疲れの皆様方、水族館の魚たちで癒されてくださいませ^^

モンゴウイカの子供


ハコフグ


タツノオトシゴ


チンアナゴたち


さんご礁のクマノミなど


ミズダコ


エイ


イワシの群れ


ミズクラゲ


クラゲ


このあと、イルカショーの見学。
ジャンプ力がハンパなかったです。


可愛いフンボルトペンギン。


楽しいひと時を過ごし、あとは駅に戻るだけ・・・だったのですが、来るときに気になった、「護国神社」の看板。
どうしても気になるので行ってみることに・・・
水族館から5分くらいで着きました。
「新潟県総鎮護 新潟県護国神社」が正式名。明治維新で殉難した人の霊を慰めるため創建されたのが始まりだそうです。
こちらも七五三の参拝の方が大雨の中いらしていました。



こちらでいただいた御朱印です。これで今回の旅で5箇所の御朱印をいただきました。


帰りは客待ちタクシーをあてにして水族館まで戻ります。
途中、散策路があったのでそこを通り抜けて帰りましたが、なんとマユミに今年初めて出会いました!
実は落ちてたけど・・・^^;;


ヤツデも目立ちます。防風林なのかもしれませんが、なんせ雨が強くじっくり見ることができませんでした。


短かったけど充実の旅はこれにて終了。
岐路は新潟港から敦賀港への新日本海フェリーで帰りました。


海が荒れ、船が激しく「動揺」しましたが、なんとか食堂で食事もできました。
あとは部屋でTVを見て過ごすうち就寝、船内アナウンスで起きる頃には、海も穏やかになっていました。

ここまで読んでくださった皆様方、心よりお礼申し上げます。
今回の旅、とにかく雨にたたられましたが、多くのパワーを授かり自分に充電することができました。
新潟はとてもいいところだったので、今度はもう少しいい気候のときに再訪したいと思います!



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越後晩秋大雨紀行~その6

2017-11-28 06:33:15 | 旅行
さて一夜明けて日曜日。天気予報では「暴風雪」。
ホテルの窓のカーテンを開けると・・・


ありゃりゃ、何と青空!
慌てて天気予報を確認すると、昼ごろまでは曇りとのこと。
昨日と同じく〇トールで朝食を済ませ、急いでチェックアウト、荷物を駅に預けていざ出発!
って、どこに行くんやったっけ?
何も考えてなかった・・・^^;;

とりあえず万代橋に行こうと歩き出しました。
駅前の通りをまっすぐ進むとほどなく万代橋の標識が・・・


何の変哲もない橋に見えましたが、河川敷の歩道を歩くとその特徴的な欄干が見て取れます。
河口に近いからか、水の量が多いです。


行き先を白山神社に決め、そのまま川沿いに歩くことにしました。
それにしても寒い!温度は前日よりかなり下がっており、3℃くらい。

寒々した堤防にはほとんど植物はありませんでしたが、それでもいくつか見ることができました。

枯れかけのセイタカアワダチソウ。遠くに万代橋が見えます。


ヤブラン


トベラ。まだ実が弾けていません。


イヌホオズキ


シロツメクサ


ノボロギク


昭和大橋を渡ります。河川敷にはカモメとオオバンが沢山。


白山神社に行く前に、由緒ありげな建物を発見!
看板に「新潟県政記念館」とあり、迷わず見学することにしました。


入館無料、写真撮影自由という太っ腹さ!
明治から昭和の初めに新潟県の議事堂として使われていたそうです。
復元された会議場がリアルです。他の部屋も、丁寧に展示がされていました。


  

記念館の外はすぐ白山公園です。日本の公園100選にも選ばれているそうで、春にはお花見に多くの市民が訪れるそうです。
今は寒々した風景。

名残の紅葉


ご主人を何度も雪崩から救った忠犬タマ公の銅像


新潟総鎮守 白山神社の鳥居が見えてきました。


随神門


ここ白山神社の御祭神は菊理媛大神(白山大神)で、加賀の白山より勧請して新潟の地に祀られたものです。
菊理媛大神はくくりひめのおおかみと読み、縁を結ぶということで、えんむすびの神様としても有名だそうです。

本殿も素晴らしいですが、私は横の松の木に目が釘付け・・・


新潟総鎮守というだけあって、市民の崇敬を集めており、今の時期は多くの七五三の人々がご祈祷に訪れていました。
あいにく、この辺りで雨がぽつぽつ・・・急いでご朱印を頂きました。


ご神石、白山くくり石(霊峰白山遥拝所)に参拝。


白山神社を後にし、ガイドブックイチオシの「カミフル」こと上古町商店街に足を運びました。
体が冷えたのでどこかでお茶でも・・・と思っていましたが、空いているお店がほとんどなくがっかり・・・
(帰宅後ホームページをみてみましたが、結構個性的なお店やイベントがあるようです。
行った時期が悪かったのかもしれません。)
もうやけくそで、このまま歩いて水族館まで行くことにしました。

スマホのグーグルマップを見ながら歩いていると、「新津記念館」の看板。


こちらは新潟の石油王、新津恒吉が外国人迎賓館として昭和13年に建てた西洋館です。
入館料800円を払って、イギリスの間、フランスの間などを見学。
内部の写真は撮影禁止なのでありません。
係りの方が丁寧に説明してくださいました。


お庭はなかなか素敵でした。






雨がどんどん強くなってきます。
新潟大学のレンガ塀には、ツタが絡まっていい感じ。


センニンソウのお髭発見


この先に、ようやく海が見えてきました!

いよいよ、旅は大団円へ!
次回は最終回。





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越後晩秋大雨紀行~その4

2017-11-26 09:23:48 | 旅行
弥彦神社に行く途中、気になっていた「蛸ケヤキ」の看板。
ロープウェイを降りた後、まずそこに行くことにしました。

遠くに見える大きな木。横に立つ人の大きさと比べると、そのサイズがわかると思います。


近づくと、前に「住吉神社」の祠が・・・


樹齢1千年、幹の迫力がハンパないです。


  

こちらは駐車場に無造作に伸びていた大イチョウ。
すっかり散りイチョウになっていました。



この後、紅葉で有名な弥彦公園に行くことにしました。
最盛期は11月上旬だったそうですが、今でも十分綺麗な紅葉を見ることができました。
トンネルをくぐると・・・



紅葉がお出迎え。



もみじ谷の散紅葉が圧巻。





屋根の苔と紅葉。


紅葉と水滴


赤い欄干の橋には大雨にもめげず沢山の見物客が・・・


ふと見ると、右側に「湯神社」の看板が。
観光地図をみると、このまま少し歩いたら、弥彦神社の末社である湯神社に行けるようです。
橋に行くのは湯神社に行ってからということにして、そちらに向かうことにしました。

これが実はとっても大変でした^^;;
別の記事にして紹介したいと思います。

とりあえず遭難することなく戻ってきたときには、もう公園に人影はまばら。
モミジの葉もまばら・・・



とりあえず一日目、すご~く充実していました!
弥彦駅から電車に乗って・・・



新潟に戻ってきました。
お疲れ様~


(夕食に食べた、へぎ蕎麦と南蛮海老)










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越後晩秋大雨紀行~その3

2017-11-25 07:44:18 | 旅行
弥彦神社の本殿の脇の門をくぐると、そこには合羽を着たおっちゃんと、弥彦山ロープウェイの看板が・・・

私「すみません、今日ロープウェイは動いていますか?」
おっちゃん「もちろん動いてますよ~。」
私「風、強いけど大丈夫ですか?」
おっちゃん「谷を行くから大丈夫。よっぽど吹いても、錘を入れるから問題ないよ。」
私「わかりました!乗ります!」
おっちゃん「シャトルバスが来るから、それに乗っていって!」

そう、おっちゃんは、シャトルバス乗り場の交通整理の方でした(スミマセン)。
アドバイスに従って、バスに乗ると数分で弥彦山ロープウェイふもと駅に到着。

ロープウェイが名残の紅葉の山をバックに近づいてきました。



この「うみひこ号」に乗って山頂駅へ。
途中、雨と霧のせいで、ロープウェイのロープがわずかに見えるだけでした。



山頂に展望レストランがあるので、そこで食事でもしていってくださいというアドバイスに従い中に入ると、意外やほぼ満席!
団体さんの間にようやく席を見つけ、オススメの「日本海夕日ラーメン」をいただきました。
インスタ映えというのでしょうか、夕日を模した海老せんべいのインパクトが強烈でしたが、お味のほうもなかなかのもので、冷えた体が温まりました。



さて、団体さんは食事をしたらさっさと降りていかれるようでしたが、この先には確かご神体を祭る御神廟(奥宮)があるはず・・・
いけるかどうか分かりませんが少し先のほうに行ってみることにしました。



かなり看板が傷んでいますが、確かに右手に御神廟があるようです。
後ろから早足の男性が私を追い抜いていきました。
よし!人が行くなら私も行こう!
と歩き出したら、結構楽しくて・・・

こんな感じの道でした。
木々はブナが多い感じでした。


途中赤い実がぽつぽつと地面に落ちています。ナナカマドでしょうか。


これはトキワイカリソウの紅葉。


水滴のついた枝。


なんとダイコンソウがまだ咲いていました。冷たそう><


これは実と葉の感じからキンミズヒキのようですが、紅葉しているのは初めて見ました。


途中、両側にアジサイが植えられた道がありました。
シーズンは綺麗でしょうね~


かなりのアップダウンの末、ようやく御神廟の鳥居が見えてきました。ホッ。


右手の社務所に朱印帳を預けて、鳥居をくぐります。
こちらが、御神廟。
雨の中苦労した分、パワーを沢山授けていただいた気持ちになりました。


無事御朱印もいただいて・・・
  

同じ道を辿って岐路につきました。
なお、御神廟の先にも山道があり、いい季節には楽しい山歩きが出来そうです。
(カタクリやユキワリソウやイチゲなど、早春の花々が咲き乱れるそうです!)

帰りに気付いた植物。

イラクサ科


カンアオイ。ハート型!と思って撮りましたが、狐顔みたい・・・


バンザイ冬芽(クスノキ科クロモジ属)


サルトリイバラ


思いがけず色々な植物が見られてルンルンでロープウェイ山頂駅まで戻ってみると・・・
なんと、行きは真っ白だったのに、少し霧が晴れて海が見えました!





早速ご利益があったようです^o^

さて、時刻は13:30。
このあとどこに行きましょうか。












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越後晩秋大雨紀行~その2

2017-11-24 06:06:45 | 旅行
弥彦駅に着いたところからでしたね。

目的の弥彦神社は駅から歩いて15分ほど。
参道のお店などを眺めながら歩くのにはちょうどいい距離・・・のはずですが、大雨と強風。
傘を支えて歩くだけで精一杯。
防水のブーツを履いてきてよかった・・・

途中みかけた不思議な鳥居。鳥居の先には若木が一本。
残念ながら木の種類は分かりませんでしたが、こんなところにも神様が身近であることが感じられます。



やっと朱塗りの鳥居(一の鳥居)が見えてきました。


なお、お断りですが、大雨・強風の中、傘を差してカメラのレンズが濡れないように片手で急いで撮っているので、いつも以上に写真の質が悪いです。
傘の端っこが写っている写真も多々あります^^;
読んでくださっている方は、ぜひご自分もそんな中を歩いている気持ちになっていただければ幸いです。

弥彦神社ですが、越後国一宮で、ご祭神は天照大神のひ孫にあたられる天香山命(あめのかぐやまのみこと)です。
いつ創建されたかは不明ですが、万葉集にはすでに「いやひこ」の名前が詠まれているそうです。
ご神体は弥彦山そのもので、山頂には御神廟が祭られています。
明治45年の大火で建物がほぼ焼失しましたが、県民の熱意で4年ほどで再建が成ったとのこと。
11月には大規模な菊まつりが行われ、ちょうどその期間にあたっていたため、丹精して育てられた豪華な菊を沢山みることができました。

鳥居をくぐってすぐ左手にある御神橋(玉ノ橋)。


両側には大きな杉、その中を進む参道の両脇に菊が展示されています。






さらに進むと、二の鳥居が見えてきます。
その手前の手水舎付近には、こんな展示も・・・


本殿に近づくほど、菊のグレードが上がってきます。


子供たちの作品も・・・


随身門。菊まつりは24日までなので、雨にもかかわらず人出が多かったです。


社殿。見えませんが、後ろに弥彦山があり、ここで拝むと、ご神体を拝むことになります。


朱印をお願いしている間に、社殿前に展示された豪華な菊を見学。
どのくらいの手間をかけて作られたのか考えると、何事にも適当ななつみかんは卒倒しそうです。




無事ご朱印をいただきました!


この後、どこに向かうか悩んでいましたが、横に門があるのを発見。


くぐるとそこには・・・

その3へつづく。
















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