なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記 2024年10月

2024-10-31 05:26:53 | 道草日記

2024年10月の道草日記です。
時間はかかりましたが、ようやく秋の花に替わってきた感じです。
相変わらず、綺麗好きの人々がせっせと草刈り。

さて、こんな10月の植物、どうなったでしょうか?

※名前は五十音順、☆印は当月初見。以下同様
〇花が咲いていたもの 124種類 ±0

特に断らなかったら花です。
・アイノコセンダングサ ☆
センダングサとコシロノセンダングサのハーフなんだそうですよ。


・アカカタバミ(花)
・アキノエノコログサ(穂)
・アキノノゲシ(花) 


・アサガオの仲間
       

・アゼガヤ
・アメリカアサガオ
   

・アメリカアゼナ 



・アメリカイヌホオズキ
・アメリカセンダングサ 


・アレチヌスビトハギ(花)
・アレチハナガサ


・イヌガラシ



・イヌタデ


・イヌビエ    
・イヌホオズキ
・イノコヅチ

・イモカタバミ  
・ウチワゼニクサ(花)
・エノキグサ
・オオニシキソウ(花)
・オオバコ(花)


・オギ(穂)

   

・オシロイバナ(花)
   

・オニタビラコ
・カズノコグサ(穂)☆:一度消えましたが、また生えてきました。季節外れですが。 
・カタバミ(花)
・カナムグラ(雄花・雌花)
       

・カヤツリグサ(穂)
・カラムシ(花)
・キバナタマスダレ(花)


・キクイモ(花)
・キツネノマゴ


・キレハノブドウ(花)
・クグガヤツリ(穂)
・クサネム(花)
今年初めて花が
撮れました!



・クワクサ(花)

・ゴキヅル(花)


・コセンダングサ(花)



・コニシキソウの仲間(花)


・コマツヨイグサ(花)



・ザクロソウ(花)
・サデクサ(花)



・シマスズメノヒエ(花)


・シロツメクサ(花)
・シロバナキツネノマゴ(花)



・シロバナサクラタデ(花)


・スベリヒユ(花)
・セイタカアワダチソウ(花)☆

あっという間にあちこち黄色いお花畑に。


・セイバンモロコシ(花)


・セイヨウタンポポ(花)


・タカサブロウ
・タチスズメノヒエ(花)
・タマスダレ


・チカラシバ ☆

もっと前から咲いていたかもしれませんが、今月発見しました。


・チャボヒゲシバ 
・チョウジタデ(花)
・ツタバウンラン
・ツユクサ(花)


・トウバナ(花)



・トキワハゼ
・ナガエコミカンソウ(花)
・ニガカシュウ(花)
・ニラ(花)


・ヌカキビ 


・ノアサガオ


・ノゲシ(花)


・ノコンギク(花)


・ノブドウ
・ハゼラン


・ハナイバナ ☆
何もなかったところから、沢山生えてきて花が咲いていました!


・ハナカタバミ(花)☆

こちらも突然花が咲き始めました。でも朝の散歩なので開いているところが見られません。


・ハマクマツヅラ 
・ハマスゲ(花)
・ヒガンバナ(花)
・ヒナギキョウ

・ヒメクグ(穂)
・ヒメジソ(花)


・ヒメジョオン
  

・ヒメツルソバ


・ヒメムカシヨモギ


・ヒロハホウキギク(花) 
・ヒレタゴボウ(花)
・ブタナ(花)
・ヘクソカズラ(花)


・ペラペラヨメナ(花)


・ホシアサガオ(花)☆
先月完全に草刈りされてしまいましたが、すぐに生えてきて月末には開花!



・ホソバツルノゲイトウ(花)


・ホナガイヌビユ(花)
・マツバゼリ(花)
・ママコノシリヌグイ(花)
・マメアサガオ(花)



・マメグンバイナズナ


・マルバアメリカアサガオ ☆
最近は葉に切れ込みのあるアメリカアサガオばかりでしたが、なんと線路沿いにどっさり!


・マルバツユクサ(花)

・マルバルコウ(花)


・ミゾソバ(花)☆

今年のミゾソバは花がしっかり開いていました。女子好みの可愛い花です。


・メヒシバ(花)
・メリケンガヤツリ(穂)
・ヤナギタデ(花)


・ヤナギバルイラソウ(花)
・ヤノネボンテンカ


・ヤブガラシ(花)
・ユウゲショウ(花)


・ヨウシュヤマゴボウ(花)
・ヨシ(穂)



・ヨメナ(花)


・ヨモギ(花)☆


・ランタナ(花)


・ワルナスビ(花)

草刈り後から生えてきたようです。


〇葉、芽が主   43種類  -7
特に断らなかったら(葉)です。

・アオツヅラフジ
・アカカタバミ(葉)
・アキノノゲシ(葉)
・アメリカセンダングサ(葉)
・アメリカフウロ ☆ :もう葉を発見!

・アリアケスミレ(葉) 
・アルストロメリア ☆
あれ、もうこんなに生えてる!


・ウチワゼニクサ(葉)

・オオフサモ ☆
特定外来生物です。いったん消えましたが、また生えてきました。


・オカタイトゴメ(葉)
・オヘビイチゴ
・カキドオシ

・カタバミ(葉)
・カニクサ
・カラスウリ(葉)
・カラスノエンドウ ☆:草刈り後に生えてきました。意外と早い感じです。

・カラムシ(葉)

・キカラスウリ(葉)


・キショウブ(葉)
・ギョウギシバ(葉) 

・クズ(葉)
・スギナ
・スベリヒユ(葉)
・スミレの仲間 

・タチチチコグサ(葉)
・タマスダレ(葉)

・チチコグサモドキ(葉)
・ツルニチニチソウ
・ツルマンネングサ
・ドクダミ(葉)
・ハタケニラ ☆:去年咲いていた場所から生えていたので多分間違いないかと。

・ヒガンバナ ☆:花がかれた後に、細長い葉が沢山出てきました。
・ヒメマツバボタン

・ヘクソカズラ(葉)
・ホシアサガオ(葉)
・マルバツユクサ(葉)

・メキシコマンネングサ
・メリケンカルカヤ


・ヤエムグラ ☆:早くも草刈り後の土から小さい葉が出てきました。
・ヤブガラシ(葉)
・ヤブカンゾウ

・ヤブラン(葉)
・ヨモギ

〇実、種、終わりかけ 59種類  +13
・アメリカイヌホオズキ(実)
・アメリカオニアザミ(綿毛)

・アリアケスミレ(実のあと)
・アレチヌスビトハギ(実)
・イシミカワ(実)

葉や花には気づきませんでしたが、実ができてその多さに驚きました。綺麗な実です。
   

・イタドリ(実)☆:花の後は実になるのが道理。でも雌株だけで雄株は黒く干からびました。
・イヌホオズキ(実)
・イノコヅチ(実)☆:いやな引っ付き虫になりました・・・

・エノコログサ(実)
・オオオナモミ(実)
見事な引っ付き虫になりましたが、大きいので他の引っ付き虫よりは剽軽な感じ。


・オオスズメノカタビラ(実)
・オオニシキソウ(実)☆:知らない間に実になっていました。
・オオバコ(実)

・オッタチカタバミ(実)
・オヒシバ(実)
・カタバミ(実)

・カナムグラ(実)
花が咲いたら実になるのが道理。苞に囲まれるように実が生っています。ただし雌株のみ。



・カラスウリ(実)
・カラムシ(実)
実付き良すぎ!


・キレハノブドウ(実)
・キンエノコロ

・クサイ(実)
・クサネム(実)



・クワクサ(実)
・コセンダングサ(実)

花が咲いたかと思ったら、早いものが実になっていました。服に付いたら厄介ですよね。


・コミカンソウ(実)
・コムラサキ(実)

・ススキ(穂)  
・スズメノカタビラ(実)
・スミレの仲間(実)
・セイバンモロコシ(実)

・セイヨウタンポポ(綿毛)
・センニンソウ(実)


・タチスズメノヒエ(実)


・タチチチコグサ(綿毛)
・チチコグサモドキ(綿毛)
・チョウジタデ(実)☆
同じアカバナ科だからでしょう、ヒレタゴボウ同様細長い実ができていました。


・ナガエコミカンソウ(実)
・ナツフジ(実)

・ニガカシュウ(むかご)
・ノゲシ(綿毛)
・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・ヒレタゴボウ(実)
よく考えたら、アカバナ科の実はどれも細長いですね。


・ヒロハホウキギク(綿毛)☆:あっという間に実になっちゃいました。
・ヘクソカズラ(実)
こちらもあっという間に実に。ツヤツヤして綺麗です。


・ホソバヒメミソハギ(実)☆
今年は花を見逃しましたが、丸い実が生っていました。


・マツバゼリ(実)
・マメアサガオ(実)☆

こちらも実付きが良すぎでしょう。


・マメグンバイナズナ(実)
・マルバルコウ(実)
花の後には実になります。また来年も沢山生えてくることでしょう。


・ムラサキエノコログサ(実)
・メヒシバ(実)
・メリケンカルカヤ(実)☆:綿毛っぽい実です。

・ヤナギバルイラソウ(実)☆:どんどん実が出来ています。また増えそうです。・ヤブガラシ(実)
・ヤブマオ(実)
・ヤブラン(実)
今のところ実は緑色です。


・ヨウシュヤマゴボウ(実)

・ランタナ(実)

以上、のべ226種類。

先月見た数が220種類でしたので、6種類増えました。
花の数は先月と同じ、種類もあまり変わっていません。
花が咲くと「葉」カテゴリーから削除するので、葉は少なくなりました。
それでも春に花が咲く葉が早くも芽生えていることに驚きです。
実は増えました。花も咲きつつ、実を付ける植物が多い感じです。
今月のマイベスト植物はイシミカワの実です。
ものすごい棘なので、藪に足を踏み入れない方がいいですけどね~

【撮影:2024/10 宇治市】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遊休地は四季折々のお花畑~ペルシカリア・ロンギセタなど

2024-10-30 06:14:27 | 植物

道草散歩を続けていると、時にびっくりするような光景を見ることがあります。
ここは、田んぼの横にある遊休地。元は畑だったのでしょうが、今は放置されています。
そこで出会った光景とは・・・



遠目にも赤く見えるこの花は・・・



なんとなんと



イヌタデではありませんか!



過去写真も確認しましたが、ここ数年10月頃にこの場所がイヌタデのお花畑になります。
学名ペルシカリア・ロンギセタ。日本全国に普通に生えます。
赤まんまと呼んで、おままごとに使ったという方もおられるかも。
よく見ると、数は少ないですが、小さい小さい花が開いています。

近くには、青く見える場所も。



なんと、10月だというのに、こんなにツユクサが満開です。



この場所、年間通じてこのようなお花畑が出現する場所なんです。
過去写真をひっくり返してピックアップ、並べてみました。
まずは、3月です。



遠目には同じような赤い花



何の花かと言うと・・・



ホトケノザが満開でした。
こんな花も沢山咲いていました。ヒメオドリコソウ(左)やスズメノテッポウ(右)

  

時が移って5月。この場所は一面スギナに覆われました。
逆光で全景の写真はボツ。唯一写っていたこちらの写真をどうぞ。



5月中旬になると、この場所がこんな感じに。



なんだか草ぼうぼうですね。よく見ると、この草でした。ホソムギ畑になっていました。



こちらは今年の情景ですが、一昨年の5月下旬はこんな感じ。



奥の方に白く見えている花は・・・



シロツメクサでした。シロツメクサも群生する代表です。
ケリはここで毎年子育てしています。



去年もほぼ同じ時期に満開になっていました。

   

7月中旬になると、シロツメクサも咲いているのですが



今年はこんな草がびっしり。





カヤツリグサの仲間、おそらくメリケンガヤツリではないかと。
そして少し場所を移すと



赤い点々が見えるのがお分かりでしょうか。その花は・・・



ユウゲショウでした。たまに白花も。

ユウゲショウは8月になっても咲き続け、10月の今も結構沢山咲いています。
(左:9月、右:10月)

   

いかがでしょうか?
ちゃんと写真を撮っていなかったのですが、このほかにもエノキグサの園、イヌビエの園がありました。
来年もこの場所が残っているか心配ですが、もしあったら今度はもう少しきちんと記録したいと思います。

【撮影:2024/10他 宇治市】

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花あるところ蝶が来る~ガーデンミュージアム比叡2024/10中旬(4)

2024-10-29 05:32:04 | 植物

秋のガーデンミュージアム比叡に咲く花から花へ、老若男女が楽し気にそぞろ歩いています。
でも、花から花へ飛び回っているのは人だけではありません。



コスモスに止まったツマグロヒョウモン。



一心に蜜を吸っています。別の場所では・・



雌のツマグロヒョウモンが蜜を吸っていると、雄がすり寄って行きました。
恋のシーズンでしょうか。



アカタテハも来ていました。
そして、思わず叫んでしまったこのチョウ。



フジバカマに来たアサギマダラです!
たった一頭でしたが、ゆっくりと花から花へ、長い間とどまっていました。



その間、激写させてもらいましたよ~









あ~、いっちゃう!



さて、次の写真にどれだけ昆虫が写っているでしょう。



    アサギマダラ

       トンボ
       
           アブかしら

誰も気づかないけれど、沢山の生き物がここをレストランにしているのですね。



ところで、今回なぜ比叡山に出かけたのか?

その理由は、前回行った時にノリで参加したイベント「比叡山摩訶不思議伝説ウォークスタンプラリー2024
比叡山上と山麓に設けられた12か所のポイントを巡り、その数に応じて賞品がもらえるというものです。
あと1か所押すとクリアファイルがもらえるということで、再訪したというわけ。
無事ゲットしたその賞品とは・・・

   

うわ~、このクリアファイルの絵は怖すぎる!
これを使っていたら、同僚に引かれそうです・・・

【撮影:2024/10中旬 ガーデンミュージアム比叡】

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花の庭のダリアたち~ガーデンミュージアム比叡2024/10中旬(3)

2024-10-28 05:21:24 | 植物

昨日はまさかのシュウメイギクだけ・・・だったのではないでしょうか。
今日は、続きです。



ま、まさか今日もシュウメイギク!?
いえいえ、こちらは「花の庭」の入口のシュウメイギクとドライフラワーになりかけのピンクアナベル。
今日は花の庭のお花を中心にお届けします。



遠目にはちょっと寂しい感じ。目立つ花はシュウメイギク。
でも、よく見ると今年初めて見る艶やかなこちらのお花がまだまだ沢山!



ダリアです。



ダリアと聞いて知らない人はいないでしょう。
キク科ダリア属。
沢山の小花が集まって豪華な一つの花のようになっています。キク科の特徴ですね。



ダリアは南米原産。それが18世紀末にヨーロッパに持ち込まれて多くの品種が生まれました。
日本には19世紀半ばに入ってきたそうで、すぐに大人気になったそうです。



ここではサーモンピンクの可愛らしい感じの花が一番目立っていました。
これまではあまり意識して見ていませんでしたが、改めて見るとなかなかいいな~って。
ダリアを専門に育てているダリア園なども、見ごたえあるかもです。



それにしてもこの強い日差し・・・写真はボロボロ失礼しました。



こちらはアゲラタム。



モネの庭をイメージした庭は今はこんな感じです。



ちょっと絵っぽくないですか?(笑)



前にもご紹介した鏡を利用した絵画風。
この前で彼女の姿を映して記念写真を撮っているカップル多数。



奥のショップ前には季節柄、ハロウィーンの飾りつけ。
カボチャメインですね。



え、イメージ違いすぎ(笑)
ここから数枚は、カフェ前から見た琵琶湖を見下ろす光景です。
ススキが綺麗に光っていました。



琵琶湖の最南端ですね。



バラを中心に、色々な花越しに琵琶湖を臨むことができます。
肝心のバラは、この時期はちょっと貧弱でしたが・・・



「貧弱とは失礼な!」

叱られたところで、本日はこの辺で。
ガーデンミュージアム比叡最終回は、花から花へ、ひらりひらりのバタフライをお届けしますね~

【撮影:2024/10中旬 ガーデンミュージアム比叡】

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由奔放シュウメイギク~ガーデンミュージアム比叡2024/10中旬(2)

2024-10-27 06:36:11 | 植物

秋のガーデンミュージアム比叡特集、2回目はこちら。



シュウメイギクです。
こちらでは、園内あちこちにシュウメイギクが見られました。



それも沢山。とても背が高いので最初何の花かと思いました。



キクという名前が付いていますが、キク科ではなくキンポウゲ科です。



陽射しを浴びてあまりにも綺麗なので、何枚も撮ってしまいました。



くるりんと丸まった葉の中に納まって・・・



昨日ご紹介したアメジストセージの向こうにも背高シュウメイギクが沢山。
別の花かとおもうくらい、ワイルドで花付きがいいです。



ショップ手前の花の庭にも・・・



ピンクが多いのですが



白いシュウメイギクも咲いていました。





ローズガーデンにも・・・



ということで、今日は最初から最後までシュウメイギク尽くしでお届けしました。
ちなみに、シュウメイギクはキンポウゲ科アネモネ属。
早春に咲くイチリンソウなどと同じ仲間です。
別名はキブネギク。在来種ではなく中国原産で、古くから日本で栽培されていました。
キンポウゲ科あるあるで、花弁に見えるのは萼片。そして、全草に毒があります。

明日も続きます。

【撮影:2024/10中旬 ガーデンミュージアム比叡】

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする