なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

道草日記 2024年7月(後編)

2024-07-31 05:31:07 | 道草日記

道草日記2024年7月の後編は「葉」からです。
昨日の花編と合わせてご覧くださいませ。

〇葉、芽が主 
  67種類  +11
特に断らなかったら(葉)です。
・アオツヅラフジ
・アカカタバミ(葉)
・アキノノゲシ(葉)☆:華奢な花に似合わないごつい株になります。
・アメリカアサガオ(葉)

・アメリカオニアザミ(葉)
・アメリカセンダングサ 
・アリアケスミレ 
・アルストロメリア
・アレチヌスビトハギ 
・イタドリ(葉)
・イヌホオズキ(葉)
・ウチワゼニクサ(葉)
・オオオナモミ(葉)☆
あっという間に沢山生えてきました。


・オオカワヂシャ
・オオニシキソウ(葉)☆
上旬は葉、下旬には花が咲き始めました。


・オオフサモ


・オカタイトゴメ(葉)

・オヘビイチゴ
ヘビイチゴは3小葉ですが、オヘビイチゴは5小葉。

・ガガイモ
・カナムグラ
・カニクサ

・カラスウリ
・キカラスウリ
・キショウブ
・クサネム ☆
今年も生えてきました。今年こそちゃんと花の写真を撮りたいです。


・クズ
・クルマバザクロソウ(葉)☆:一か所だけですが、見つけました。
・ゴキヅル(葉)☆
こちらも草刈りで池畔に近づくことができたので見つけることができました。


・コセンダングサ(葉)


・コニシキソウの仲間
・コマツヨイグサ(葉)
・コミカンソウ(葉)

裏をめくったら花や実もあるかも・・・


・サクラタデ
・シロザ



・スギナ
・スベリヒユ(葉) 
・セイタカアワダチソウ 
・センニンソウ
・ツルニチニチソウ
・ツルマンネングサ
・トキワツユクサ 
・ドクダミ(葉)
・トゲヂシャ
・ナワシロイチゴ

・ナンバンカラムシ 
・ニガカシュウ
・ノチドメ
・ヒメマツバボタン ☆:去年咲いていた場所に今年も細い葉が。

・ヒメムカシヨモギ(葉)
・ヒレタゴボウ ☆:田んぼに生えてきました。
・ヒロハホウキギク ☆:ヒロハという名前のわりに、細い葉です。

・ヘクソカズラ(葉)
・ホシアサガオ(葉)☆:枯れた去年の株を撤去したら、新しい芽が。

・マメアサガオ 
・ミゾソバ
・メキシコマンネングサ
・メドハギ 
・ヤナギバルイラソウ(葉)
・ヤハズソウ(葉)
左がヤハズソウ。右は葉の先を引っ張って切り取った画像。名前の由来です。
   

・ヤブガラシ(葉)
・ヤブカンゾウ(葉)
・ヤブマオ

・ヤブラン
・ヨウシュヤマゴボウ(葉) 
・ヨシ
・ヨメナ
・ヨモギ

〇実、種、終わりかけ 46種類  -4
・アメリカイヌホオズキ(実)

・アメリカオニアザミ(綿毛)


・アリアケスミレ(実のあと)
・アレチギシギシ(実)
・アレチノギク(綿毛)
公園で発見。花も見えていますね。


・エノコログサ(実)

・オオスズメノカタビラ(実)
・オオバコ(実)
・オッタチカタバミ(実)
・カズノコグサ(実)
・カモジグサ(実)
・ギシギシ(実)
・キショウブ(実)☆

こんな実が生るとは知りませんでした。
   

・キツネノボタン(実)
・ギョウギシバ(穂)
・キレハノブドウ(実)
・クサイ(実)
・コムラサキ(実)☆
緑色の実がびっしり生りました。
   

・スズメノカタビラ(実)
・スベリヒユ(実)☆:花→実と次々変わっていきます。

・スミレの仲間(実)
・セイヨウタンポポ(綿毛)
・タチスズメノヒエ(実)☆

よくスズメが掴まって実を食べていますが、結構大きな実ですね。


・タチチチコグサ(綿毛)
・チガヤ(綿毛)
・チチコグサモドキ(綿毛)
・ドクダミ(花後)

・ナガエコミカンソウ(実)☆ 花→実と次々変わっていきます。
・ニゲラ(実)
・ニラ(実)☆: 花→実と次々変わっていきます。って、コメント同じすぎ!

・ノゲシ(綿毛)
・ノジスミレ(実のあと)
・ノボロギク(綿毛)
・ハキダメギク(実)☆
多分これは実か実のあと?


・ハタケニラ(実)
・ハナヌカススキ(実)
・ハハコグサ(綿毛)
・ブタナ(綿毛)
・ヘビイチゴ(実)

畦道の隅っこで、次々実っているようです。


・ヘラオオバコ(花後)
・マツバゼリ(実)

・マメグンバイナズナ(実)
・ヤブガラシ(実)
・ユウゲショウ(実)

・ヨウシュヤマゴボウ(実)
・ランタナ(実)

以上、のべ238種類。
先月見た数が221種類でしたので、実に17種類増えました。
花の数は10種類増え、5月の数と同数に。
内容を見ると、ただ増えただけではなく、40種類近くが入れ替わっていました。
葉の方も減っているかと思いきや、新たに12種類の葉を確認しました。

実が少なくなったのは、このタイミングで草刈りにあうものが多かったからと思われます。
これだけ見られたら、暑い中歩いた甲斐ありました。
来月はお盆などお休みも多いので、もうちょっと色々見られるか、
はたまた掃除されすぎて減ってしまうかどちらでしょうか。

【撮影:2024/7 宇治市】

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道草日記 2024年7月(前編)

2024-07-30 05:30:54 | 道草日記

2024年7月の道草日記です。
7月は仕事も少し落ち着いて、散策にも身が入るはずなのですが、それを阻害したものが2つ。

それは、暑さと草刈りです。
歩けたのは早朝か夕方のみ。それでも頑張って何回かに分けて散歩コースを一通り歩きました。
ところが、下旬はほとんどの場所がつるっつるに草刈り。月末恒例の確認散歩ができませんでした。
その結果が今回の道草日記です。

全部まとめて投稿しようとしたら、文字数が多すぎてエラーが出ました。
仕方がないので、前後編に分けての投稿することにしましたのでご了承ください。
なお、前編のコメント欄は閉じています。

※名前は五十音順、以下同様
〇花が咲いていたもの 125種類 +10
特に断らなかったら花です。
・アオガヤツリ(穂)☆
花火のようにぱっと広がった穂、初めて見ました。


・アオツヅラフジ(花)

・アカカタバミ(花)
・アカツメクサ

・アキノエノコログサ(穂)☆
去年と同じ場所に沢山生えてきました。耕作放棄地のような場所です。


・アサガオの仲間
・アメリカアゼナ? ☆
前に見たときはもう少し白かったように思いますが、今回は紫がかった花が沢山。


・アメリカイヌホオズキ 



・アメリカオニアザミ
花粉がパフパフ出ている様子は、ノアザミと同じですね。


 
・アメリカスズメノヒエ(花)☆
スズメノヒエトリオの中で、アメリカはVサインなので覚えやすいです。


・アレチノギク(花)☆:地味ですが、オオアレチノギクの花よりは大きいです。
・アレチハナガサ
・イタドリ



・イヌガラシ
・イヌタデ


・イヌホオズキ
・イノコヅチ ☆
日向か日陰かは分かりません。何度調べても忘れます・・・


・イモカタバミ
・ウチワゼニクサ(花)☆
池の畔が草刈りされ、池畔に近づくとそこにウチワゼニクサの花。



・ウラジロチチコグサ
・エノキグサ
・エノコログサ(穂)
・オオキンケイギク(特定外来)
・オオニシキソウ(花)☆
草刈り後の池畔に一番に出てきたのがオオニシキソウ。すぐに花が咲き始めました。


・オカタイトゴメ(花)☆
一年中石垣の隙間から生えていますが、今回1つだけ花を見つけました。


・オギ(穂)☆
ススキに似ていますが、生えている場所と生え方が違います。


・オシロイバナ(花)

・オッタチカタバミ(花)
・オニタビラコ
・オニドコロ(花)☆
左が雌花、右が雄花です。去年まで気づいていませんでした。
  

・オニノゲシ ☆
ここらでオニノゲシを見るのは珍しいです。


・オニユリ ☆

お散歩道で初めて見つけました。どこから来たのでしょうか。


・オヒシバ
・カタバミ(花)
・カヤツリグサ(穂)
・カラスウリ(花)☆
7時前にはもうこんな感じで萎んでいます。夜中に行くしかないのかも。


・カンナ(花)
夏らしい鮮やかな色の花があちこちで野生化しています。


・キカラスウリ(花)☆
カラスウリ同様、萎んでいました。開いているのは宇治川の花だけのようです。



・キツネノボタン(花)


・キュウリグサ
・ギョウギシバ(花) 

・キレハノブドウ(花)
・クグガヤツリ(穂)☆カヤツリグサ科最近元気です。こちらはマンションの植え込みとかが好き。
・クサイ(花)
・クワクサ(花)☆:エノキグサが生えるころにはクワクサも出てきます。
・コセンダングサ(花)
・コニシキソウ(花)☆
葉の中央に赤い斑が見えること、実に毛があることから一応コニシキソウとしましたが自信ありません。


・コヒルガオ ☆
花柄にひれがあるのがコヒルガオの特徴です。花も小さめ・色は薄目です。


・コマツヨイグサ(花)


・コミカンソウ(花)☆

こんな風にさいているわけではなく、葉をぺろんと裏返して撮りました。花小さっ!


・コムラサキ(花・逸)
・シマスズメノヒエ(花)
・ジュズダマ(花)☆
こうやって見ると、ジュズダマがイネ科で粒が実でないのが分かります。


・シロツメクサ
・スベリヒユ(花)☆
まるで多肉のような厚い葉で、この猛暑に強いのがよく分かります。
    

・セイバンモロコシ(花)
・セイヨウアサガオ・ミルキーウェイ(花・逸)☆

ネットで調べたらすぐに品種名が出てくるほど有名な花のようです。


・セイヨウタンポポ(花)
・セッカニワゼキショウ(花)

    

・ゼニアオイ(花・逸)
・セリ(花)
      

・タカサブロウ ☆
前にタガラシの咲いていた溝の中、今はタカサブロウが生えてきました。


・タチスズメノヒエ

・タマスダレ(花)☆

例年9~10月に咲く花です。7月に咲くのは異常に思いました。


・ダンドボロギク ☆
何度か登場していますが、再びの登場です。荒れた場所に生えてくるそうです。


・ツタバウンラン 


・ツタバウンラン(白)
お庭の花が逃げ出した模様。数か所で散発的に見かけます。

 
・ツユクサ(花)
この可愛い花が見られるのは、朝早くお散歩する人の特権です。


・トウバナ(花)



・トキワハゼ
・トゲヂシャ(花)☆
花が咲くのは昼間のほんのひと時。ミニサイズアキノノゲシみたいで可愛いです。

  
・ナガエコミカンソウ(花)☆
超ミニサイズの花なので、写真に撮ってじっくり見たいと分かりません。一部はもう実になってます。


・ナツフジ(花)
・ナヨクサフジ

・ナルトサワギク(特定外来)


・ニガナ ☆
道草では初見。花弁が7枚なので、ハナニガナかも。


・ニラ(花)
・ネジバナ
・ノアサガオ白 



・ノアサガオ
・ノゲシ(花)
・ノコンギク(花)
毎年同じ場所で咲くので、見つけるのは簡単。葉だけかと思ったら早くも花!



・ノボロギク(花)
・ハキダメギク(花)
・ハゼラン(花)☆

夕方からしか咲かず、風に揺れる上、花が小さいので撮りにくい!


・ハナタデ(花)☆:少しだけ咲いていました。
・ハナハマセンブリ 


・ハハコグサ
・ハマスゲ(花)
最近増えました。結構要注意なんですって。


・ヒナギキョウ


・ヒメクグ(穂)☆

休耕田の植物は次々入れ替わります。今はカヤツリグサ科が台頭。

 
・ヒメジョオン


・ヒメツルソバ
・ヒメブタナ
・ヒルガオ 


・ブタナ
    

・ヘクソカズラ(花)☆

臭いですけど、花は可愛いです。ヤイトバナの別名、サオトメカズラの通称も。


・ベニバナボロギク


・ヘラオオバコ
・ペラペラヨメナ


・ホソバツルノゲイトウ(花)



・ホソムギ(花)
・ホナガイヌビユ(花)
・マツバゼリ(



・ママコノシリヌグイ(花)
かなり増えました。


・マメカミツレ
・マメグンバイナズナ
・マルバツユクサ(花)☆
ついに咲き始めました。朝だけの花なので、なかなか見られません。



・ミントの仲間
・メヒシバ(穂)
・メマツヨイグサ(花)☆

少し前まで全然みなかったのに、今では背の高い草が沢山!
       

・メリケンガヤツリ(穂)
ヒメクグと隣同士で生えていました。カヤツリグサも。


・ヤナギバルイラソウ(花)


・ヤブガラシ(花)



・ヤブカンゾウ(花)☆
こんな場所に生えたヤブカンゾウ、ちゃんと開花しました!
       

・ヤブマオ(花)☆
お散歩道の3か所で咲いています。花も結構大きめです。


・ヤブラン(花)☆
急に沢山咲き始めました。


・ユウゲショウ(花)


・ヨウシュヤマゴボウ(花)


・ヨシ(穂)☆

オギと同時期に咲き始めました。緑で綺麗です。


・ヨモギ(蕾):何かの間違いでしょうか。蕾が付いていました。

・ランタナ(花)
・ワルナスビ(花)


後編に続きます。


【撮影:2024/7 宇治市】

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夏はヒマワリ!夏は恐竜!~京都府立植物園2024/7中旬(8)

2024-07-29 05:31:15 | 植物

ながなが引き伸ばした京都府立植物園、ようやく最終回です。
前に北山門を入った広場に鎮座していた恐竜を載せましたが「なぜ?」と思った人もおられたのでは?
こちらは7月19日~8月25日まで行われている恐竜時代の植物展のコラボ企画だったようです。
こちらのリンクのコラボレーション企画③をご覧くださいね)

他の場所にも・・・







宇治市植物公園にも恐竜がいますが、それよりも造りがしっかりしています。
でも首からかけているプレートが大きすぎない?
特に小さい恐竜は、重そう~

いつものもみじ園を通り抜けて・・・




酷暑が続きますが、杉苔が綺麗でしたよ~
この後、四季彩の丘経由で温室方向へ。そこで見たのは・・・


ここにも恐竜君が!大きい恐竜だと、プレートも目立ちませんね。


すぐ近くのそして正面花壇に咲いていたのが・・・

(ソーラーパワー)

ヒマワリです!
宇治市植物公園のヒマワリはまだ小さかったので、咲いているとは思っていませんでした。
こちらでは天衝く勢いで沢山咲いていました。


(ムーランルージュ)

もう一か所、ヒマワリが咲いているのが植物園会館前。
移動すると・・・


品種はまだ少なかったですが、沢山咲いていました!!

(ソーラーパワー)


(ムーランルージュ)

黒いハチがぶんぶん飛び回っていました。

(ムーランルージュ)

こちら、タイワンタケクマバチでしょうか。ほとんどこちらでした。


ちなみにこのタイワンタケクマバチ、中国・台湾から移入したハチです。
国立環境研究所のHPを見ると、愛知最初に発見された後中部、北陸、近畿に広がっているようです。
タケに営巣し、ダニが寄生することから在来種への影響が心配されているとか。
こちらで最近見かけるクマバチは、大半タイワンタケクマバチになっているように思います。

少し背が低いヒマワリが咲いていました。


昔は真っ黄色のヒマワリしかありませんでしたが、今のヒマワリは洒落てますね。
こちらは、フロリスタンという品種なんだそうです。


あれ、こちらにもタイワンタケクマバチがくっついてる・・・
それにしても暑いです。
会館で少し涼んだ後、バラ園を通りぬけ・・・


もう花はないと思っていたら、まだ一部残っていました!
こちらはアイスバーグ(奥)とチンチン(手前)です。
個々の花は傷んでいますが、遠目には十分見られます。



そして、バラ園と沈床花壇の間にもヒマワリが・・・
ソーラーパワーにツマグロヒョウモンが舞っていました。



ヒマワリも見られたし、恐竜もいたし、十二分に満足です。
やっぱり、京都府立植物園は最高!



【撮影:2024/7/13, 15 京都府立植物園】

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よく見たら緑の実いろいろ~京都府立植物園2024/7中旬(7)

2024-07-28 06:02:37 | 植物

今回、京都府立植物園で咲いていた花については名前後載せ方式でほぼ出し切ってしまいました。
ところが、撮った写真を今一度眺めてみると、「緑の実、多いな~」
そうでした。夏は木の花が少ない一方、緑の実があちこちで見られるのでした。
今日はそんな実を名前後載せ方式でご紹介したいと思います。
難易度高い?いえいえ、そんなこと・・・あるかも(笑)

1つ目です。
知っている人は知っている。
知らない人は、名前を聞いて、え~全然想像できないやん。になると思います。



こちらはノグルミ(クルミ科ノグルミ属)です。
ぱっと見は全然クルミに見えませんよね。
折角なのでマイアルバムを覗いてノグルミの一年を振り返ってみました。
最初にこちらをご覧ください。


この1枚の中に、花、葉、前年の実が写っています。
次は花について見てみます。


クルミ同様、雌雄同株異花ですが、雄花序はぶら下がらず直立します。
そして、その中央に実そっくりな雌花序が1つ見えています。
ちなみにこの写真は7年ほど前の6月中旬に撮りました。

そして現在の状態に至るわけです。
せっかくなので、葉や熟した実、全体の姿なども見てくださいませ。
左:葉は奇数羽状複葉です。オニグルミなどと同じですね。
右:落葉樹なので、冬には茶色くなった実のみ残っています。  

  

左:かなり大きな木で、冬に見上げるとこんな感じです。
右:2月頃になると、実がボロボロ落ちて落ち葉に交じります。

  

2つ目です。
ちょっと名前は可愛い・・・かな? 
早春にチアリーダータイプの黄色い花を咲かせます(←大きなヒント)。


冬芽(左)と3月下旬に咲く花(右)を載せますね。
どちらも京都府立植物園ではなく、大阪公立大附属植物園ですが。
  

答えはアブラチャン(クスノキ科クロモジ属)。クロモジ属の区別は難しいです~

3つ目です。
こちらは今年確か花も載せましたよ~
袴のような形の実が特徴的です。


もう一枚。
う~ん、下の写真では分かりにくいかもしれませんが、葉の付き方にご注目。


4月中旬に撮った花の写真も載せておきますね~
左の写真を見ると、葉が3枚小葉複葉であることがよく分かります。
  

こちら、ミツバウツギ(ミツバウツギ科ミツバウツギ属)です。
「ウツギ」という名前が付く花は、アジサイ科、スイカズラ科、バラ科が知られていますが、
こちらは第四のウツギです。

4つ目です。この実は見覚えあるかも。


ヒントで幹も載せておきますね。


花はこちらです。
花弁の一部分が緑色のタイプ(左)と、ピンクのタイプ(右)があるようで、京都府立植物園は緑です。
  

こちらはナツツバキです。
六甲高山植物園には巨木がありますが、こちらの木は小さいです。

5つ目です。
こちらは緑というよりもう茶色になりかけていました。簡単です!


サワシバ(カバノキ科クマシデ属)です。もうちょっと茶色くなったら巨大ミノムシです。

6つ目です。
例年ベニバナシャクヤクを北部の山に見に行くときに、川沿いで花を見かけるこの木。
実を見たのは初めてです。


その花はこちらです。
  

オオバアサガラ(エゴノキ科アサガラ属)です。
あのシャンデリアのような花がこんな実になるのですね・・・

7つ目、本日ラストです。
葉の裏に文字をかけると言ったら、思い出していただけたでしょうか。


マイアルバムを探してみると、雌花(左)と熟した実(右)の写真が見つかりました。
赤い実はともかく、花はあまり注意して見たことがありませんでした。
  

こちらはタラヨウ(モチノキ科モチノキ属)
地元の御陵の森にも木がありますが、昨年は実が生りませんでした。
不思議に思ったのですが、2、3年に一度結実するそうです。

いかがでしたでしょうか?
やっぱり植物生態園にはお楽しみが一杯ですね!


明日は京都府立植物園最終回ということで、ザ・夏の花を特集しますね~

【撮影:2024/7/13, 15  京都府立植物園】

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四季彩の丘の花を楽しむ~京都府立植物園2024/7中旬(6)

2024-07-27 06:05:30 | 植物

京都府立植物園は東京ドーム5つ以上の広さを誇る、京都で一番大きな植物園。
初めて行った人は、どこから回ったらいいのか悩むこと間違いなしです。
私はいつも北山門から、植物生態園、もみじ林、桜林またはなからぎの森経由で四季彩の丘に向かいます。
(生態園でトラップされることが多いですが・・・)
ご参考までに、マップのリンクを貼っておきますね~→ こちら

今日ははす池から四季彩の丘で見た花たちを中心にお届けします。
もみじ林を抜けると、左手にはす池が見えてきます。



思い返せば、花の時期に来るのは本当に久しぶり。
こんなに沢山生えていたのですね!
しかも花はほとんど純白か少しだけピンクを帯びた花。


全体的には蕾の方が目立ったのと、前日までの雨で傷んでいる花が多い印象です。


京都府立植物園にはこの池の他、アジサイ園の隣にも小さい蓮池があります。
そちらで見た開きかけの蕾がとても綺麗だったので、場所は違いますが特別出演です。


はす池の横を通りしばらく歩くと、四季彩の丘が見えてきます。
それにしても暑い!こんなに暑かったら鳥もお昼寝中かと思いきや・・・


久しぶりにヒヨドリちゃんに出会いました。
右手の赤い実をくわえたかと思うと、あっという間にパクリ。
赤い実は樹名板にもありますがブルーベリーです。
まだ全然熟していないので酸っぱかったでしょうね。


四季彩の丘もザ・夏。


オオケタデが満開でしたね~


アガパンサスもほんの少しですが残っていました。
お洒落な色合いの品種ですね。


こちらは薬草ゾーンに咲いていたギンバイカ(フトモモ科)です。
葉に芳香があり、マートルと言うハーブとしても利用されています。


ハーブ園には見慣れたこの草も。


バジル(シソ科メボウキ属)ですね。おや、ウラナミシジミが蜜を吸っているようです。


近くにこんな花が沢山。


クマツヅラ(クマツヅラ科クマツヅラ属)です。
見慣れたアレチハナガサやヤナギハナガサと同属で、これらをうんと華奢にした感じ。
ヨーロッパや日本全土に分布するそうです。
(その割に、野生のクマツヅラはみたことがありません。)
ハーブ園に咲いているのが不思議と思いましたが、葉は馬鞭草という生薬に利用されるそうです。


ところでクマツヅラの花の辺りをウロウロしていた小さい虫。
名前をGL先生に聞いてみると、「クチナガハリバエ」と言う名前がヒット。
ハエなのに長い口吻で蜜を吸うそうです。

ここらで薬草を離れ、青い花が沢山咲いていたところに移動。
思った通り・・・


こちらはツユクサを豪華にしたような花、オオボウシバナです。
ツユクサの改良品種で、滋賀県草津市で京友禅に下絵用の染料として栽培されていました。
通称青花です。

和風の花はというとこちらも・・・


カワラナデシコですね。自生に花を見ることがなくなってしまいました。
昔は結構咲いていたものです。

最後は何度かご紹介したこちらの花。


チユウキンレン(バショウ科)です。
見ての通りバナナの仲間で、黄色い花弁のように見える部分は苞です。
実際の花はと言うと・・・


ちっちゃ!でも蜜が出ているのかアリさんが沢山集まっていました。

ということで、四季彩の丘に咲いていた花たち、これくらいにしておきますね~
細かく見たら色々と咲いていましたが、暑さに負けました・・・

【撮影:2024/7/13, 15  京都府立植物園】

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