なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

新芽は踊る~ユリノキなど

2018-03-31 07:56:25 | 植物
木の植物園、大阪市大理学部附属植物園では今、落葉樹が次々と冬の眠りから目覚め、新芽が吹き出しています。
その姿はまるで楽しそうに踊っているみたい!

ユリノキ(モクレン科ユリノキ属)



まだ所々実の後も残っています。



大きな木の下では、春を楽しむ人々がお弁当を広げていました。
遠い小学生の頃に、この同じ木の下でハンカチ落しをして遊んだのを思い出しました。




ガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)
蕾を戴き、優雅に踊っています。



こちらはストレッチ?




コバノガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)
息の合った二人・・・




緑が美しいマユミ(ニシキギ科ニシキギ属)
こちらも蕾がついています。




まだ枯れ木・・・と思ったらこちらでも踊っていました。



何の木でしょう?
あ、この実。



ウツギ(アジサイ科ウツギ属)の新芽でした~^^/
(後ろに見えているのはメタセコイアです)

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外国から来た美人たち~ニセカラクサケマンなど

2018-03-30 06:14:22 | 植物
京都は山科から伏見に流れる山科川。
そこの土手には四季折々の野の花の姿がみられます。
冬の間、丸刈りになっていましたが、このところの暖かさで春の花が咲き始めていました。

この地域で一番特徴的なのが、ニセカラクサケマン(ケシ科キケマン属)



ヨーロッパ原産の帰化植物で、カラクサケマンに似ていることから名付けられたそう。
(といっても、カラクサケマンを見たことがないのですが・・)
白いひらひらのようなのが萼片で、これがあることが区別のポイントだそうです。

繊細で綺麗なのですが、相当な繁殖力で今の時期辺り一面広がって咲いていました。
石垣の隙間などからも平気で育っています。



 

マイアルバムを見ると、2011年ころから写真があるので、少なくともその頃にはここ山科川で沢山咲いていたようです。
また、11月から5月頃までの写真があり、冬から春を中心に、半年くらい咲き続けるようです。

ネットで調べた限りでは、それほど全国的に広がっているとの情報はなく、要注意植物にもなっている様子はありません。
繁殖力が強そうなのに、不思議です。
園芸植物として育ててもおかしくない美しさなんですけどね~

ニセカラクサケマン以外にも沢山の花が咲いていました。

セイヨウカラシナ(アブラナ科)
宇治川にも沢山生えていますが、食用として導入されたものが野生化したもの。





上を通るのはJR奈良線。



おなじみ、ノゲシ(キク科ノゲシ属)。
元気全開です。





ここでもハナニラ(ヒガンバナ科ハナニラ属)。
園芸植物ですが、強靭な生命力で、野生化しています。





少し日陰になったところに生えていた、シロバナマンテマ(ナデシコ科マンテマ属)。
何年か前からこの辺りに咲き始め、いまでは結構な株数になっています。
江戸時代に園芸用としてヨーロッパからやってきた植物だそうで、今ではすっかり野生化しています。



この花は白いですが、ピンクがかった花もあります。
(写真は去年4月に同じ場所で撮った写真)
今の時期から咲き始め、5月の終わり頃まで咲いています。



そして、お持ち帰り狙い中のヒメウズも見つけました!
キンポウゲ科ヒメウズ属。
日本原産の丈夫な「雑草」ですが、よく見ると花は繊細で、オダマキによく似ています。





山科川は宇治川の支流ですが、咲いている花にはなぜか帰化植物が多く、まるで外国産の植物のアンテナショップのようになっています。
不思議ですね~





コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のんびり水鳥たち~ハシビロガモなど

2018-03-29 06:27:10 | 植物
遠回りして通った池、あ、あれはひょっとして・・・



あの色合い、へらのようになった嘴、ハシビロガモです^^

なんだか落ち着きのない動き。
羽繕い真っ最中。

背中の羽のお手入れ


お腹の羽のお手入れ


足の付け根をコリコリ。へら型の嘴がよく分かります。


よいしょっと


水かきのある足で頭をカリカリ


お手入れの手順はうちのインコといっしょ!


近くにはダイサギの姿も。
目元の黄色が目じりの後ろまで伸びているのがダイサキ、伸びていないのがチュウサギと聞きました。
拡大してみると、後ろまで伸びていたので多分これはダイサギ。



あちこち移動しながら餌を探していましたが、なかなか捕まえられません。
(いつまでも追いかけてくる私が邪魔だったというウワサも・・・)

 


少し歩くと、今度はキンクロハジロたちの姿が見えました。
まだこちらにいるようです。
金色に光る瞳と、黒白の羽が特徴的で、ひと目みたら忘れられません。
冠羽もとてもキュート♪



雄ばかり3羽でスイスイお散歩。



手前の木はヤナギの仲間。ちょうど芽吹いたところです。




岸辺に目をやると、あ、ツグミの姿が!




まだ冬枯れですが・・・


(センダン)


所々に春。


(カラスノエンドウ)


















コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな所に~ユスラウメ (オマケ付き)

2018-03-28 06:22:54 | 植物
先週末は膝の不調でどこにもでかけない・・・はずだったのですが、今の季節少し歩いただけでも新しい発見が・・・
ユキヤナギの遊歩道を抜けて歩いていると、白い花を沢山つけた木が現れました。



ひょっとして、これは!
まえに「見たことない」とこぼしていたユスラウメではないでしょうか。
この辺りは時々通りかかるのですが、普段は短く刈り込まれていて何の木か意識したこともありませんでした。



ユスラウメ。
桜みたいな花と思ったら、それもそのはず、バラ科サクラ属。
Wikipediaによると、漢字では、梅桃、山桜桃梅など。
梅桃はともかく、山桜桃梅とはいかに^^;
しかも趣味の園芸サイトでは、「朱桃」と。

花のアップ。



可愛い赤い実がなるそうですが、見た覚えがありません。
刈り込みすぎて、これまで生らなかったのでしょうか。
今年は観察してみます。



下を見ると、カンザキアヤメが今年も咲いていました。
草に埋もれていて、撮りにくい・・・





ケヤキの葉も今にも開きそうでした。
暖かい日が続いているので、もう開いているでしょうね~





さて、この後は、ここまで読んでくださった方にオマケです。
昨日行った東京の桜、あまりに綺麗だったので、すこしだけご紹介しま~す^o^/
こちら、東京駅からほど近い、八重洲さくら通りの桜です。
解説要りませんよね。













いかがでしょうか?
こちら、沢山のビジネスパーソンたち、観光客の方々がスマホ片手に写真を撮っていました^^
やっぱり桜っていいな~♪


コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の雪のごと~ユキヤナギ

2018-03-27 07:16:20 | 植物
この間まで緑の粒々だった木が、あっという間に雪で覆われたような姿になりました。



ユキヤナギ・・・
バラ科シモツケ属。
奔放に広がる枝の先までびっしりと純白の花が咲く姿を知らない人はないでしょう。
これもそうだったんだ~と思うくらい、今の時期あちこちで見かけます。
美しすぎるのでてっきり園芸種だと思っていましたが、植物園の説明板によると、渓流の岩場に自生する純然たる国産の樹木だそうです。
山歩きをしていて、こんな花を見かけたら感動するでしょうね・・・





一つ一つの花は、ノイバラやクサイチゴなどと同じく、花弁が5枚の離弁花です。
朝の温度は2℃だったので、朝露にぬれています。




青空にもよく似合う!



 

ユキヤナギで思い出す光景といえば、青空の下、桜、連翹、雪柳の遊歩道。
どこでみた光景でしょうか。夢のような美しさだったので今でも覚えています。


おまけ。
遊歩道で見たの朝露の付いた草・・・




遊歩道で見たスイセン・・・




沢山咲いていたキュウリグサにも露が・・・




アキニレのある光景





コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする