令和2年12月、今年最後の道草日記です。
新型コロナで明け暮れた一年でしたが、道草は変わらず咲いてくれました。
それどころか、返り咲き、迷い咲きなども多々・・・
気候変動のせい?
難しいことは分かりませんが、寒い冬にも暑い夏にも一生懸命咲いている花をみると力をもらえました。
さて、最後の月ですが、残念ながらいつもの通勤路の草は冬枯れに加え、工事や掃除で抜かれ、ほぼ壊滅。
仕方がないので、少し足を伸ばして「拡大版」として載せています。
来年は休日の行動範囲も含めて道草にするかもしれません。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様) ☆印は12月に今シーズン初見 だったもの、「拡」は拡大版。
・アメリカフウロ ☆ 拡
な、なんと、先月は芽さえ出ていなかったアメリカフウロに花が咲いていました。
スーパーへ行く途中の歩道の隙間です。可愛い!
・アレチハナガサ
いつまで咲いてるのでしょうか。ほとんど立ち枯れになってますが、ところどころこんな風に花が・・・
・イヌホオズキ(花)
・イモカタバミ
・オオキバナカタバミ ☆(蕾)
めきめき株が大きくなってきて怖いくらいです。あちこちで野生化しています。
そのせいか、最近では草刈りの対象にもなっているようで、隅に抜いた株が山積みになっていました。
これは朝に撮った写真ですが、昼にはきっと咲いていたでしょう。
・オオニシキソウ
・オシロイバナ:下旬の気温がマイナスになった日に、真っ黒に立ち枯れてしまいました。
・オニタビラコ
・オニノゲシ ☆ 拡
なぜか二株ほど綺麗に咲いていました。
・カタバミ
・カラスノエンドウ
11月に見て以来、徐々に花が増えてきています。
・キュウリグサ ☆ 拡
アメリカフウロを見た同じ歩道の隙間に咲いていました。
毎年同じ場所で早めに咲きます。道路の下をくぐる歩道の出口付近なので、暖かいのかも。
・コセンダングサ
ほとんどウニ状の引っ付き虫になっていますが、下旬になっても花もまだまだ咲いています。
・コマツヨイグサ
・シロツメクサ
久しぶりに花を見ました。去年も12月に咲いていたような気がします。
・スイセン ☆
野生化したスイセンが通勤路に出現!
・セイヨウタンポポ
タンポポの黄色い花は元気の素!
・セイタカアワダチソウ
コセンダングサと並んで、少し荒れた空き地の定番です。ほとんど綿毛になりましたが、まだ咲き残っています。
・タチツボスミレ(迷い花):上旬にはどんどん咲きましたが、今はまたなくなりました。
・チチコグサモドキ
・ツタバウンラン:どんどん花が小さくなり、写真が撮れません。
・ツルニチニチソウ ☆
通勤途中の駐車場の片隅でツルニチニチソウの花を見つけました。
春に咲くイメージだったのですが、12月から咲くのですね! 淡い紫色が好きな花です。
・トキワハゼ:溝の中で咲かないで欲しい。しゃがめないので、撮れません。
・ナズナ ☆ 拡
上から読んでもナズナ、下から読んでもナズナ~
あ、トマトだったっけ?
・ニセカラクサケマン ☆(花)拡
先月突然あちこちから葉が出てきましたが、今月になって花も沢山咲き始めました。
何度見ても花の繊細さに驚きます。
・ノアサガオ
花が少し小さくなってきましたが、まだ咲いています。
・ノゲシ
今一番咲いている花のひとつ。ちなみに、一番多いのはホトケノザ。
・ノボロギク
他の草がなくなる中、どんどん増えてきています。中にはこんな風に花が咲く株も・・・
・ハナカタバミ
・ヒメジョオン
花があまりないので、しつこく写真を撮ってしまいます。登場回数第一位かも・・・
一時花が小さくなりましたが、最近はまた元に戻っています。なぜに??
・ヒメオドリコソウ ☆ なんと、一株だけですが咲いていました。遠くて撮れなかった!
・ヒメツルソバ
昨日、家の塀の下にわさわさ咲いているヒメツルソバをせっせと抜いている人を見かけました。
いくら可愛くても、お正月にはふさわしくないと思ったのでしょうか・・・
・ホトケノザ
草抜きされた通勤路の溝蓋の隙間から、はもう生えてきて咲いています。
元々の生育地の田んぼなどでは、群生といってもいいほど。
今や、夏以外の三期咲きといってもいいかも・・・
・マメグンバイナズナ
・マルバルコウ
今年は花期が長かったですね~
12月中旬までしっかり花が咲いていました。
・ムラサキカタバミ ☆ (花)
秋になって葉が出て、今最初の一株に花が付きました。
過去の記録を見てみると、11月、1月、5月、6月、7月に花。なんか不思議・・・
・ランタナ
久しぶりに撮ってみました。 いつも行くスーパーの駐車場の片隅に咲いています。
〇葉、芽のみ
・アカカタバミ
・アメリカオニアザミ
・アメリカフウロ ☆
12月初旬に、小さい葉が出てきたときは嬉しかったです。
気が付けば、あちらにもこちらにも・・・わが家に出てくるのももうすぐかな。
・アレチヌスビトハギ
・カニクサ
・カラムシ
・ギシギシ
・クコ
・スズメノカタビラ ☆:一時消えていましたが、また出てきました。
・スミレ
・セイヨウカラシナ ☆
・ドクダミ
・ニシキソウ
・ノミノツヅリ ☆
・ヒガンバナ
・ヘクソカズラ
・ヤエムグラ ☆
・ヤブガラシ
わりといつまでも残っています。マルバルコウを撮っていて、たまたま写真に写っていました。
・ヨモギ
〇実、種、終わりかけ
・イヌホオズキ(実)
・エノコログサ(実)
・オオオナモミ(実)☆拡
オニノゲシを見つけた原っぱにオオオナモミも生えていました。
ポケットに入れた実をうっかりぎゅっと掴んだら指に穴があきました。
・オヒシバ
・クワクサ
・コセンダングサ(実)
この実にだけはお近づきになりたくないものです。
一度服にささったら、ささらのようになった先っぽがどうしても取れません。
・コニシキソウ
・セイタカアワダチソウ
花も咲いていますが、主流派このふわふわ綿毛。
この姿を見ると、綿入れ、着ぶくれなどという言葉を思い出します。
・ナガエコミカンソウ
・ノゲシ(綿毛)
・ハゼラン
・ヒナギキョウ
・ヒナタイノコヅチ
・ヒメムカシヨモギ(綿毛)
・フユサンゴ
・メヒシバ
・メリケンカヤツリ
・ユウゲショウ
以上、のべ73種類。
こんなに広げても先月の83種類に比べると随分減りました。
今年一年、こんななつみかんの道草日記をご贔屓にしてくださり、ありがとうございました。
また毎日の投稿にも、「いいね」やコメントを沢山いただき感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も多分こんな感じで続けるつもりですので、よかったらまた見てくださいね!