令和5年1月の道草日記です。
新年早々の道草日記、実は一年で一番花が少ない時期です。
それでも暖冬の年は、月末になると少しは春めいてくるのですが、今年は全然。
月末の大雪のせいで、中旬には見られた植物の多くが消えてしまいました。
付いた蕾も開くことがなく、萎んでいました。
そんな様子を、どうぞご覧ください。
〇花が咲いていたもの (五十音順、以下同様) 27種類 -19
☆印は1月に今シーズン初見 だったもの。
(逸)は園芸種の野生化で、道草日記の中では2か所以上で、野生化していたら載せています。
・オオイヌノフグリ(星の瞳) ☆
寒い日でしたが、お日様を浴びて開き始めていました!
・オオキバナカタバミ(蕾)
・オニタビラコ
・オランダミミナグサ
・カラスノエンドウ(花)
周り中に霜が下りている日にも花が咲いていて感動しました。
・コセンダングサ(花)
・コハコベ(花)☆:遠かったので写真なし。春は近づいています。
・シロツメクサ
・スズメノカタビラ(花)
・セイタカアワダチソウ(花)
咲いているというより、寒さでドライフラワー化!?
・セイヨウタンポポ(花)
霜にやられていますが、お日様が当たると復活しました。
・ツタバウンラン
ずーーっと咲き続けています。花が少なくなったので久しぶりに写真で登場。
相変わらずひょうきんな顔です。
・ツルニチニチソウ ☆
まさかの開花!それも1輪だけの迷い咲きではなく、数輪まとめて。
・ナガミヒナゲシ ☆
こちらもまさかの開花。こちらは一輪だけ。早まったと思ってるでしょうね。
・ナズナ
この寒さで元気いっぱいに咲いているのは、田んぼの畦道のお花のナズナとホトケノザ。
・ナルトサワギク
・ニセカラクサケマン(花)
少しずつあちこちで咲き始めました。
・ニホンズイセン(花)
この寒さの中で逞しいですね。どんどん花が増えています。
・ノゲシ
寒い中、この黄色い花を見ると元気が出ます。
・ノボロギク
なんだかあちこちで増えています。キク科万歳!
・ハナカタバミ(蕾)
葉も蕾もいつも元気そうですが、花が咲いたのを見たことがない・・・
・ヒメオドリコソウ ☆
この寒さの中、今年初見です!
・ヒメジョオン
ほとんど枯れましたが、まだ少し咲いています。蕾もあります。
・ヒメツルソバ
寒さに強いヒメツルソバですが、凍ると枯れるようです。
凍らないところではこの通り綺麗ですが、そのギャップがすごい。
・ホトケノザ
ナズナと並び、昔は春に咲いていた畦道の花が真冬にも咲くようになりました。
まさか温暖化のせい!?
・マメカミツレ
地味ですが、花というだけで嬉しい。
・ミチタネツケバナ ☆
こちらも畦道の花ですね。自宅のプランターの居候も咲いています。
〇葉、芽のみ 33種類 -5
・アオツヅラフジ
・アメリカオニアザミ ☆:少し前に枯れたばかりですが、新しい葉が出てきていました。
・アメリカフウロ(葉)
・アルストロメリア(葉)
この間花が咲いていた場所、今は花が枯れ、葉のみ青々。
・オオキバナカタバミ(葉)
・オヤブジラミ
・オランダミミナグサ(葉)
・カタバミ(葉)
・カニクサ
・カラスノエンドウ(葉)
・ギシギシ(葉)
・キンポウゲ(葉)☆
こんな時期にもう葉が出てきているとは知りませんでした。
・コハコベ(葉)
・シロツメクサ(葉)
・スミレサイシン
・セイヨウカラシナ
・センニンソウ
・タガラシ ☆:多分間違いないと思います。
・ツメクサ
・ツルニチニチソウ(葉)
・トキワツユクサ
「常盤」というだけあって、葉は年中元気です。
・ナガミヒナゲシ(葉)
やたらと元気です。雪に埋もれても、融けたら平気。
・ニセカラクサケマン(葉)
・ヒガンバナ(葉)
いつ頃まで葉があるのでしょうね。少なくとも花が咲くころには葉はありません。
・ヘビイチゴ(葉)
・ミチタネツケバナ(葉)
・ミドリハコベ
・ムラサキカタバミ(葉)
・メキシコマンネングサ
・モリムラマンネングサ
・ヤエムグラ
・ヤナギバルイラソウ(葉)
・ヨモギ(葉)
〇実、種、終わりかけ 39種類 -6
・アオゲイトウの仲間(種)
・アキノエノコログサ
今回は休耕畑に生えていたアキノエノコログサです。
・アレチハナガサ(花後)
・エノコログサ(枯)
・オオオナモミ(実)
・オオニシキソウ(実のあと)
・オオバコ(実のあと)
・オギ(綿毛)
・カラスウリ
この赤色が徐々に白く朽ちてきます。
・カンナ(枯)
・ギョウギシバ(枯)
・クズ(枯)
・コセンダングサ(実)
今年はくっつかない服を着るようにしたので、くっつき被害にはあってません。
・ジュズダマ
見つけてちょっと嬉しい。
・ススキ(枯)
・セイタカアワダチソウ(綿毛)
もこもこを見ると、撮ってしまいます。何枚も写真があります。
・セイヨウタンポポ(綿毛)
今の時期にだれが花粉を運んでいるのでしょうね。
・タチスズメノヒエ(実のあと)
・タチチチコグサ(実)
・チチコグサモドキ(実)
・ナガエコミカンソウ(実)
・ナツフジ(実)
・ニラ(実)
・ノアサガオ(枯)☆:あっという間に枯れました。
・ノゲシ(綿毛)
・ノボロギク(綿毛)
・ハタケニラ(実のあと)
・ヘクソカズラ(実)
毎度おなじみです。
・ホシアサガオ(実)
いつまでもちゃんと実が残っています。
・マメアサガオ(実)
今月も撮ってしまいました。
・マルバルコウ(実)
・メヒシバ(枯)
・メリケンカルカヤ(綿毛)
・ユウゲショウ(実のあと)
これ、そうですよね。名前が分かったのでちょっと嬉しい。
え、どこを見たらいいのか分からないって?
・ヨシ(実のあと)
・ヨモギ(実)
先月と同じ状態で花後の実が残っていました。
・ランタナ(実)
・ワルナスビ(実)
黄色いミニトマトそっくりの実がまだそのまま残っていました。
以上、のべ99種類。
先月見た数が129種類でしたので、30種類減りました。
内訳をみると、花が激減。葉も減り、立ち枯れた植物が目立ちました。
一方、この寒さの中、オオイヌノフグリ、ツルニチニチソウ、ヒメオドリコソウが咲き始めたことに感激です。
(ナガミヒナゲシは多分勘違いですね)
2月は少し増えるでしょうか。この寒さ、何とかしてほしいです。
【撮影:2022/12 宇治市】