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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

環境と食を考える会「駒草」生産者との交流会

2011-09-21 17:54:31 | 日記









集合場所のマリオス前に行くときょうの講師は八幡平らフォレストで見かけたことのある知り合いの畠山さんでした。
国道396号線の平館にある産直《大地》での買い物
ここは畠山さんもかかわりのある産直になります。
旬の野菜、果物、八幡平ら牛、豆腐ほかに場所がらきのこなどが買えます。
残念なことに今年は大好物の松茸は不作のようです。
会員にはおみやげの野菜が用意してありました。
みなさんほかにも沢山の買い物をして店員さんのあたたかいお見送りもありました。
おれは何にも買わずに安比高原のソフトクリーム(なんと100円)を1人だけ美味しくいただきました。
八幡平ら周辺の有機農園の見学
雨ふりでくるまに乗ったままの見学になりました。
EM菌についての講話
畠山英夫さんのEM菌との出合いから最近の普及状況の話しお聞きしました。
被災地の悪臭にもEM菌がまかれその効果があるようです。
有機野菜を使ったランチ 安比高原ペンション《スター・ダスト》
手作りチーズ豆腐はある意味、豆腐好きとレアチーズ好きには気になるところでしょうか?
有機野菜、短角牛のたたきなどの地元の八幡平らの食材を使った料理を美味しくいただきました。
パンは近所のペンションアルカスからとどきました。
これは南部小麦雪力を使いねばり強い小麦になりながらもさくっとして食べごたえが特徴になります。
これに自家製ジャムつけていただきました。
いわなの味噌焼きは味噌の風味がいわなのかおりを引き立てこれがけっこう美味しかったかな?多分飲んべえにはたまらいかもねぇ…(笑) 骨酒にもあうかも!?
このペンションには四半世紀も前に一冬お世話になりオーナー夫妻とひさびさの再会なり元気な姿を見られホッとしました。

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チャップリンの影

2011-09-21 03:54:41 | 日記
チャップリンの影
大野裕之
講談社
チャップリンには信頼をおける日本人秘書高野虎市が長年そばにいました。
この本はその日本人秘書の目を通して見たチャップリンの私生活と戦争に翻弄された主人公の生涯が描かれています。
 高野虎市は日本からアメリカへの移民であり当時は多くの日本人移民が移り住みました。ある意味においてチャップリンもイギリスから移民だったわけで両者には共通する点が多々あります。
 そのなかでも世界旅行の途中によった日本では5.15事件(犬養首相暗殺事件)に交差する日本の政治の闇がチャップリンと深く関わってきます。
 長年チャップリンの信頼のあつかったその秘書を辞めた高野虎市は新たな事業を日本アメリカで次々とはじめことごとく失敗して行きやがてスパイ事件に巻き込まれます。
 そんな中、日本はアメリカと戦争状態に入り日系人は敵性外国人とみなされ強制所に移住させられその生活で人間としての尊敬、財産そのすべてを奪われてしまいました。
 チャップリンもこの頃映画独裁者が共産主義のレッテルをはられついにアメリカをおわれてスイス亡命して行くこととなります。
 戦争がアメリカの勝利で終わりスパイ容疑がかけられた高野虎市は今度は日本への強制送還の命令が下されます。
 その闘い通してアメリカ人としての権利と名誉をふたたび取り戻すことになりそののちともにアメリカに渡った日系人の名誉回復を勝ち取る裁判などの手助けに奔走することになります。
 やがて戦後の日本に渡り広島に強制送還された移民の救済活動に携わり日本で二度目の伴侶へしあわせな隠居生活に入ります。
 チャップリンは二度目の来日を果たすのもそのころになりますが2人はあうことかないませんでした。
 この2人の出会いを通し映画、戦争、人種などのさまざま人間もように心をうたれました。

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