「今週末で終わりますから、気を付けてくださいよ。」
大人の生徒さんに教えてもらって、10月7日の日曜日のこと
大急ぎで、京都岡崎へと東山魁夷展を観に行ってきました。
ほんとに雨家族。駅から出たとたんの突然の土砂降りで
着くまでに散々でしたが
そんな雨が幸いしたのでしょう、
会期終了前にしては空いていたのです
この入り口の襖絵は、くぐって楽しめる上に
裏側はこのように違う作品です!
東山魁夷展は若い頃から、何回も行っているのでしたが、
こんなにたくさんの作品を一度に観たのは初めてでした
部屋ごと再現したような大きな作品が多かったのも特徴で、
その風景の中に、その空気の中にいるような気分でした。
昔、絵を描く知人が、作品の大きさはエネルギーの大きさなのよ、と
話していたのを思い出しました。
自由に観て回って、一番早く観終わった主人に
30分後くらいに娘と私、そしてさらに30分以上経って息子。
(たいていはこの順ね)
それぞれ感動を胸に、階上の休憩ロビーで合流できた頃、
なにやらロビーの窓に向かってお客さんたちの目と声、
そちらに目をやると、
大きな虹がでていました
虹を見ることが減っているのは、
気象的なことなのか、私に空を見るゆとりがないだけか(^^;
あっという間に消えてしまいますが、
こんなプレゼントもうれしい雨の日です
東山魁夷の世界も、家族のお出かけもうれしかった一日です。