8月の21日、遅い目の夏季休暇をもらって帰省した息子と、
宇治田原町にある正壽院に行ってきました。
正寿院は800年前に創建された高野山真言宗のお寺、
快慶作の不動明王や、50年に一度拝観できる十一面観世音が奉られているそうです。
(前回は平成2年ということでした。次はまだまだかな~)
風鈴のお寺とも呼ばれるこのお寺、
夏になると、境内に2000個もの風鈴が吊られます。
風が吹くたびゆれる様子は目にも耳にも涼やか
ぶれちゃったけど、てるてる坊主も見ーつけた
ずらりと並んだ眺めはロマンチックなのに
雨風の強い時は大急ぎで取り込まなくちゃね、と主婦の発想
本殿で冷たいお茶とお菓子をいただきながら、庭をながめて涼みます。
本殿内では、全国の風鈴も飾られていました^^
お茶をいただいたあとは、道を隔てた向かいの客殿へ移動します。
この客殿は写真OKで、ほかの方の邪魔にならないよう、
隅からちょこっと撮りましょう
なんともかわいいハート型の窓は「猪目窓(いのめまど)」というそう。
猪目は古来から使われている文様で、災いを除くものと書かれていました
明るい緑と光が差しこんできて、畳にもハート型が
日本の四季が織り込まれた天井画も、とてもきれいでした
風鈴がライトアップされる日もあるそうで(帰りの山道に注意ですが)
きっときれいでしょうね
次はハートの窓に映る色の違う季節にも訪れたいと思いながら、
楽しい今年の夏休みも終了です!