運河とは、船の移動のために人工的に造られた水路であり、東京(江戸)は運河とともに
発展を遂げた街である。少し前まで横浜にも数多くの運河が張り巡らされていた
しかし、艀(はしけ)の衰退とともに埋め立てが行われ、キャナル(水辺)が減りつつある
さて、四方を運河に囲まれ、まさに都心の“島”とも言える東京都港区芝浦界隈
少し前まで此処だけが昭和のまま取り残されたような街であった
しかし、レトロな街が、この1年で大きく変貌を遂げようとしている
世界的に有名なヴェネツィアやアムステルダムなどとは異なり、歴史的な情緒はないが、
再開発に伴い、高層ビルと運河とが調和した「アイランドシティ」を目指している
オイラの勤務先近くにある浦島橋
此処から見る風景、気に留めなければ日常のものとして見過ごしてしまいがちであるが、
その日、その瞬間で異なり、これこそ“唯一無二”の自然が創出する作品だと思う
ほぼ同じ場所から同じ方向を撮影し続けた、浦島橋周辺の風景を見てほしい
特に、晴天ではなく「雲がある風景」に注目!その雲からどの季節なのかを想像できる
また、ほぼ外観が完成した高層マンションの途中経過も面白い
まもなく2015年が終わろうとしている
日々、仕事に追われ、外の景色など目に入らない人のほうが圧倒的に多いはず
しかし、意識さえすれば楽しみも増えると思う
ちなみに、この画像、すべてスマホで撮影したもの
年に数回、水面が鏡のようになり、逆さビル!を見ることができる