濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

大雪(たいせつ)

2015年12月09日 | ひとりごと・・

昨日は予報よりだいぶ天気の回復が遅れ、陽が射さない分だけ寒さを感じた
12月9日、今日は日差しの温もりが届き、いくらか寒さも和らいできた
しかし、この好天も長続きしないようで、明日から天気も下り坂・・・

さて、二四節季も「大雪(たいせつ)」に突入!いよいよ本格的な“冬”の到来
山々には雪が降り積もり、平野でも降り積もるころ
そろそろ正月に向けての準備を始めなくちゃいけない



また、七二候も「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃であり、空を見上げれば一面重い雲
塞ぐという言葉には、寒さから人々を守る!という意味が込められている



12月13日は「すす払い」
正月に年神様を迎えるため、1年間の汚れを落とす行事。俗にいう「大掃除」。
汚れを隅々まで取り払うと、年神様がたくさんのご利益がもたらされる



江戸城でも恒例行事として12月13日に「大掃除」を行っていたという
このことから、家屋や神棚を清める正月準備として庶民にも定着したと云われる
大掃除とは、本来、「年神様」を迎えるための神聖な儀式ということだ



わが家もそうだけど、年末に慌しく大掃除!というのが一般的かもしれないが、
日頃からきちんと片付けておけば、年末は要所だけで済む・・・はずだけどね!?

また、年神様を迎える準備のひとつとして「お歳暮」がある





昔は、正月に先祖の霊が帰ってくると考えられていた時代があった
そのため、本家を出た次男坊や嫁いだ娘など“分家”はお正月用のお供えものを
本家に届けるという風習があった。これこそが“お歳暮の起源”と云われる

そのため、本来、お歳暮とは、会社の上司へ送るもではなく、実家に送るもの!
送るタイミングとしては、すす払いが済み、年神様を迎える準備が整ったころ
お世話になったひと、上司も大切だけど、まずは実家へお歳暮を贈ろう!!