二四節季の「大雪(たいせつ)」のついでと言っちゃなんだけど、
北海道のちょうどど真ん中に鎮座する火山群の総称を「大雪山連峰(系)」という
道民のなかにも「大雪山(たいせつざん)」という山がある!そう思い込んでいる人も多い
しかし、北海道には「大雪山」という山は存在せず、北海道最高峰の旭岳をはじめ、
2千メートル級の山々が連なる連峰を総称して「大雪山連峰」という
この「大雪山」と命名したのが松原岩五郎(慶応2年~昭和10年)
明治期に北海道を訪れた鳥取県出身の作家松原岩五郎は、彼の紀行分のなかで、
「雪に覆われた大山のようで感激した。だから大雪山と名付けた」と書いている
ただし、そこには「だいせつざん」と読み仮名がついており、「たいせつ」ではなく、
「だいせつ」ではないのか?という議論もある
さて、冬になると思い出すのが美瑛にある白金温泉
市街地郊外から白金温泉へと続く白樺街道、どこをみても一面の銀世界!
さらに、噴煙をあげる十勝岳を真正面に見ることができる
また、白金温泉からは、北海道の中央に壮大な景観をもって広がる大雪山系十勝岳の
南部に位置する十勝岳連峰の「オプタテシケ」、「美瑛富士」、「美瑛岳」、「十勝岳」、
そして、「富良野岳」の秀峰を一望に見渡せる
その雄大な展望、そして、良質な泉質を誇る温泉に入ればまさに天国!!
また、白金温泉は、旭川空港からも近く、市内に泊まる計画があれば直ちに変更!
冬期は、2食付で、市内にあるビジネスホテル並みの料金で宿泊ができる
夏や秋もいいけど、オイラ的には「冬」がお奨め!
露天風呂から見る銀世界と十勝岳連峰の山々・・・これこそ北海道の醍醐味!