濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

大雪山(系)

2015年12月10日 | ひとりごと・・

二四節季の「大雪(たいせつ)」のついでと言っちゃなんだけど、
北海道のちょうどど真ん中に鎮座する火山群の総称を「大雪山連峰(系)」という
道民のなかにも「大雪山(たいせつざん)」という山がある!そう思い込んでいる人も多い

しかし、北海道には「大雪山」という山は存在せず、北海道最高峰の旭岳をはじめ、
2千メートル級の山々が連なる連峰を総称して「大雪山連峰」という
この「大雪山」と命名したのが松原岩五郎(慶応2年~昭和10年)

明治期に北海道を訪れた鳥取県出身の作家松原岩五郎は、彼の紀行分のなかで、
「雪に覆われた大山のようで感激した。だから大雪山と名付けた」と書いている
ただし、そこには「だいせつざん」と読み仮名がついており、「たいせつ」ではなく、
「だいせつ」ではないのか?という議論もある



さて、冬になると思い出すのが美瑛にある白金温泉
市街地郊外から白金温泉へと続く白樺街道、どこをみても一面の銀世界!
さらに、噴煙をあげる十勝岳を真正面に見ることができる

また、白金温泉からは、北海道の中央に壮大な景観をもって広がる大雪山系十勝岳の
南部に位置する十勝岳連峰の「オプタテシケ」、「美瑛富士」、「美瑛岳」、「十勝岳」、
そして、「富良野岳」の秀峰を一望に見渡せる

その雄大な展望、そして、良質な泉質を誇る温泉に入ればまさに天国!!
また、白金温泉は、旭川空港からも近く、市内に泊まる計画があれば直ちに変更!
冬期は、2食付で、市内にあるビジネスホテル並みの料金で宿泊ができる



夏や秋もいいけど、オイラ的には「冬」がお奨め!
露天風呂から見る銀世界と十勝岳連峰の山々・・・これこそ北海道の醍醐味!

大雪(たいせつ)

2015年12月09日 | ひとりごと・・

昨日は予報よりだいぶ天気の回復が遅れ、陽が射さない分だけ寒さを感じた
12月9日、今日は日差しの温もりが届き、いくらか寒さも和らいできた
しかし、この好天も長続きしないようで、明日から天気も下り坂・・・

さて、二四節季も「大雪(たいせつ)」に突入!いよいよ本格的な“冬”の到来
山々には雪が降り積もり、平野でも降り積もるころ
そろそろ正月に向けての準備を始めなくちゃいけない



また、七二候も「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃であり、空を見上げれば一面重い雲
塞ぐという言葉には、寒さから人々を守る!という意味が込められている



12月13日は「すす払い」
正月に年神様を迎えるため、1年間の汚れを落とす行事。俗にいう「大掃除」。
汚れを隅々まで取り払うと、年神様がたくさんのご利益がもたらされる



江戸城でも恒例行事として12月13日に「大掃除」を行っていたという
このことから、家屋や神棚を清める正月準備として庶民にも定着したと云われる
大掃除とは、本来、「年神様」を迎えるための神聖な儀式ということだ



わが家もそうだけど、年末に慌しく大掃除!というのが一般的かもしれないが、
日頃からきちんと片付けておけば、年末は要所だけで済む・・・はずだけどね!?

また、年神様を迎える準備のひとつとして「お歳暮」がある





昔は、正月に先祖の霊が帰ってくると考えられていた時代があった
そのため、本家を出た次男坊や嫁いだ娘など“分家”はお正月用のお供えものを
本家に届けるという風習があった。これこそが“お歳暮の起源”と云われる

そのため、本来、お歳暮とは、会社の上司へ送るもではなく、実家に送るもの!
送るタイミングとしては、すす払いが済み、年神様を迎える準備が整ったころ
お世話になったひと、上司も大切だけど、まずは実家へお歳暮を贈ろう!!

連続テレビ小説

2015年12月07日 | ひとりごと・・

テレビをつければ、国内外問わず、テロや殺人と物騒なニュースが日常化している
加えて、エルニーニョによる温暖化も顕著、これにより世界的な異常気象が相次いでいる
隣国から飛散してくるPM2.5も過去最悪の状況!地球環境もますます悪化するばかり

また、歳を重ねるごとに親の介護、子供の教育、そして、自分自身にも病が発症したり、
公私でいえば、「私」の部分で多くの時間が必要となる。そのため、たまの休日あっても
のんびり昼寝などしている暇もなくなり、その結果、疲れだけが蓄積されていく・・・

そんななか、世間に希望!?をもたらしてくれるのが池井戸作品の“下町ロケット”、
そして、NHKの“あさが来た”の2作品。もちろん、視聴率も群を抜いている
先にも書いたが、これこそ痛快の極み!「カタルシス効果」の典型的な一例だと思う

カタルシスとは、ギリシア語で「浄化」を意味する
その歴史は古く、今から2300年以上前まで遡る。哲学者として知られたアリストテレス、

彼は演劇を通して、「人々の苦しみや悲しみ、あるいは言葉にならないモヤモヤとした気持、
こうしたものが、役者が劇を通じて代弁することで、自分の中から吐き出せること」、
つまり、「カタルシス(浄化作用)」があることを発見する

誰もが抱えるいろんな事情。しかし、そう簡単には外部に放出することができない
こうした負の感情を、演劇を通じて、誰も傷つけることなく共有させ、発散させる

あさが来たでいえば、幕末、明治から昭和にかけて活躍したキャリアウーマンの先駆け!
実業家の広岡浅子。彼女は、三井財閥系の令嬢にも係らず、なりふり構わず奮闘する!
その立ち振る舞いが粋であり、初めは「お嬢様」「女」という理由だけで反発されるが、
ある意味、命懸けで奮闘する彼女に取り巻きが共感!難題を次々とクリアしていく

これこそが視聴者にとってなによりの「浄化作用」となっており、これが人気の源だ
また、この先、日本における女子高等教育の開拓者のひとりである成瀬仁蔵の思想に共感、
浅子は財政面で援助、本女(ぽんじょ)こと、日本女子大学の創立に尽力する

この場面(シーン)が必ず出てくると思うが、この日本初となる本女創立メンバーが凄い!
早稲田大学の創立者大隈重信が創立委員長、時の総理大臣伊藤博文、学習院院長近衞篤麿、
文部大臣西園寺公望、財界から渋沢栄一、そして岩崎弥之助などがその主要メンバー

この顔ぶれは半端じゃない!近代日本の礎を築きあげた偉人の勢揃い!
こうした教科書の常連の方々と、堂々と女性の地位向上に奔走する浅子の姿は、
さらに視聴者のカタルシス指数を急上昇させること間違いなし!

彼女の座右の銘である「九転十起生(きゅうてんじっきせい)」
オイラのブログでも、この検索ワードからアクセスしてくる人が多くいる
それだけ巷で関心を持たれているということがわかる

さて、先の話になるが、
あさが来たに代わり、来年4月からスタートする連続ドラマのタイトルは「とと姉ちゃん」
このドラマの主人公も実在の人物。戦後、日本で一大ムーブとなった雑誌「暮しの手帖」
その創刊者の大橋鎭子さん(2013年93歳没)、女優 高畑充希が大橋さんを演じる

偶然かもしれないが、大橋さんは一時期、本女(日本女子大学)に在籍(在学)してた
これもなにかの縁(えにし)かもしれない

東京都港区芝浦・浦島橋界隈

2015年12月04日 | ひとりごと・・

運河とは、船の移動のために人工的に造られた水路であり、東京(江戸)は運河とともに
発展を遂げた街である。少し前まで横浜にも数多くの運河が張り巡らされていた
しかし、艀(はしけ)の衰退とともに埋め立てが行われ、キャナル(水辺)が減りつつある

さて、四方を運河に囲まれ、まさに都心の“島”とも言える東京都港区芝浦界隈
少し前まで此処だけが昭和のまま取り残されたような街であった
しかし、レトロな街が、この1年で大きく変貌を遂げようとしている

世界的に有名なヴェネツィアやアムステルダムなどとは異なり、歴史的な情緒はないが、
再開発に伴い、高層ビルと運河とが調和した「アイランドシティ」を目指している

オイラの勤務先近くにある浦島橋
此処から見る風景、気に留めなければ日常のものとして見過ごしてしまいがちであるが、
その日、その瞬間で異なり、これこそ“唯一無二”の自然が創出する作品だと思う

ほぼ同じ場所から同じ方向を撮影し続けた、浦島橋周辺の風景を見てほしい
特に、晴天ではなく「雲がある風景」に注目!その雲からどの季節なのかを想像できる
また、ほぼ外観が完成した高層マンションの途中経過も面白い

まもなく2015年が終わろうとしている
日々、仕事に追われ、外の景色など目に入らない人のほうが圧倒的に多いはず
しかし、意識さえすれば楽しみも増えると思う

ちなみに、この画像、すべてスマホで撮影したもの










年に数回、水面が鏡のようになり、逆さビル!を見ることができる




















耳寄りな話

2015年12月03日 | ひとりごと・・

2015年、清水寺に先駆け、今年の世相を表現するとしたら「分裂」だと思う
分裂と言えば、大阪維新の党、山口組、ロッテ、そして、忘れちゃならない大塚家具など、
なにかとお家騒動が巷を賑わせた。一方、分裂とはまったく関係ないが、個人的には、
電車通勤なので、当り前のように毎日発生する「列車遅延」と「運転見合わせ」

特に、朝夕のラッシュ時、自分が使っている路線は順調であっても、並走する路線で
アクシデントがあったりすると乗車率は軽く200%超!!車内は高地なみの酸素の薄さ!
毎度のこと、「しかたがないよ」という奴がいるが、オイラには耐えられない!!
2016年こそ!は、「定時運行」でお願いしますね!!

さて、師走に入り、紅白や年末年始の特番など、こうした話題をよく耳にするけど、
横浜では、先に結婚を発表した福山雅治のイベントが開催されている
さて、福山ショック!といわれるほど大きな話題になったけど、その人気は健在だった

現在、MMのドックヤードガーデンでは、福山☆冬の大感謝祭 其の十五“presents”
スペシャルライヴ・プロジェクションマッピングが上映されている

その内容はというと、今年デビュー25周年を迎えた福山くん、彼の年末恒例となった、
パシフィコ横浜でのライブイベントとコラボレーションした映像作品の上映だ

代表曲「桜坂」「追憶の雨の中」「I am a HERO」「HUMAN」「最愛」などの楽曲とともに、
横浜スタジアムや東京ドームなど、過去のさまざまなライブ映像をダイジェスト編集!
で、気になる入場料は?というと、流石、太っ腹!入場無料!!

1日5回、(18時30分~、19時10分~、19時50分~、20時30分~、21時10分~)
ただし、定員は各回500人限り!確実に見たい人は、横浜ランドマークタワー3階!
「スカイガーデン入口」で整理券をゲット!しておくといい

この冬、中華街で食事して、MMでプロジェクションマッピングを見て、ハマの夜景を見る
もちろん、中華街で食事をするなら「中華飯店」
俳優の藤竜也さんをはじめ、ヤクルトの真中監督、元楽天のデーブなど、多くの著名人に
愛されている「中華飯店」ハマに来たなら「中華飯店」に行かなきゃ損!!

J1リーグチャンピオンシップ優勝決定戦!?

2015年12月03日 | ひとりごと・・

プロ野球も終わり、これから春まではマラソン、駅伝、フィギア、サッカー、そして、
ルーティンで人気を博したラグビーなど、野球ファンにとって異種競技に注目が集まる
そして、忘れちゃいけないのが「有馬記念」いってみればこれも1年の締め!?

さて、昨日は長時間の歌番組をはじめ「特番」ばかり
オイラが楽しみにしている“無痛”の放送もされず、しかたなくJ1の決勝戦をTV観戦
年間総合1位のサンフレッチェ広島と2位の浦和を撃破した3位ガンバ大阪との一戦

両チーム無得点のまま後半へ。すると後半15分から怒涛のゴールラッシュ!!
しかし、後半41分、大阪のDFオ・ジェソクがレッドカードをもらい一発退場!!
これにより、ホームでの試合開催にも係らず、数的不利に陥った大阪・・・

その結果、1人少なくなった大阪、後半アディショナルタイムに広島に2点を献上!!
結果的に2-3の逆転負けを喫してしまった
ホームゲームでの勝利目前!!チームもサポーターも「信じられない」といった表情

ここで、広島のチャンピオンシップ優勝が確定したかと思いきや!
負けたガンバ大阪の長谷川監督のコメント「第2戦に向けて、しっかり準備をする!」
「第2戦!?」中継のTBSアナウンサーも「今日は決勝戦!!」と言ってたじゃねーか!

調べてみると、ネットで優勝チームの決定方法というのを発見した
J1リーグチャンピオンシップで優勝するには、
☆2試合が終了した時点で勝利数が多いチームを優勝とする
☆2試合が終了した時点で勝利数が同数の場合には、次の順によって決定する
①2試合の得失点差
②2試合におけるアウェイゴール数
③第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦
④PK方式

すべての視聴者がこれを知っているというテイでTBSアナはこのことには一切!触れず!
中継を行っていたのであろうか?しかも、試合中、なんども「優勝決定戦」を叫びながら!
オイラにしてみれば悪意をもった“視聴率稼ぎ”であり、とんでもない暴挙だと思う

第2戦は5日、TBSではなく、NHKが試合を中継する
この試合でこそ、真の年間チャンピオンが確定する!!

幻のグルメ

2015年12月02日 | ひとりごと・・

これから北海道へ行く!とうひとに耳寄りな情報を提供しよう!!
まさにいまが旬!メンメとタチがオイラのお奨めだ

メンメ
旬は、晩秋から冬
一般的に「キンキ」の名で親しまれているが、関東で獲れる「金目」とは異なる
東北と北海道だけに生息する高級魚で、北海道では「メンメ」と呼ばれている
煮つけ、焼き物、そして刺身でも最高!!



タチ
責める側ではない・・・
北海道で「タチ」といえば今が旬のタラの白子のこと
新鮮なので、生でよし!天ぷらも衣はサクサク、中身はふんわり!たまらないねエ~



カニやウニはいつでも食べれる
しかし、メンメとタチはこの時期だけ!!
この週末、マイルもあるし、北海道へ行こうかな~~

だけど、博多の「あら」、そしてふく(ふぐ)の白子も・・・

たちばなはじめてきばむ

2015年12月02日 | ひとりごと・・

これまで好天が続いていたが、これから天気も下り坂
今晩から明日の午前中にかけて「雨」の予報
しかし、雨があがればしばらくは晴れの日が続くらしい

さて、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けたのが24節気
つまり、半月ごとの季節の変化を示している。馴染み深いものでは、「立春」、「春分」、
「夏至」、「立秋」、「冬至」、「大寒」などがある

これをさらに5日ずつにわけて、気象の動きや動植物の微妙な変化を告げるのが72候
今日、12月2日から7日までは「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」という
つまり、寒さも本格的になり、橘の実が黄色くなっていく頃・・・という時期

関東や東北・北海道ではあまり馴染みのない「橘(たちばな)」
橘とは、日本に自生する柑橘であり、また、常緑植物であることから「永遠」を意味する
そのため、古代から「不老不死の実」として珍重されてきた



別名を「ヤマトタチバナ」、「ニッポンタチバナ」ともいい、これからも日本を代表する
柑橘であることがわかる。特に、春に咲く花は、家紋や勲章のデザインに採用されている

ところで、これから黄色くなっていく果実はというと、その直径は3㎝ほど、
紀州ミカンにも似た外見をしているが、かなり酸味が強く生食用には向いていないとう
そのため、加工が施され、ママレードなどに商品化されている

さて、こさから先の72候は?というと、
12月7日 ~ 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
12月12日~ 熊蟄穴 (くまあなにこもる)

オイラもそろそろ冬眠に向けた準備をしなくちゃ!!
そして、12月22日はいよいよ24節気の「冬至」だ
あと20日!冬至が過ぎれば昼間の時間がだんだん長くなる