ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

カルガモ母さん、ごめんなさい。

2014-05-14 20:24:33 | バードウォチング
連日、公園の池に通っているねこ吉。飽きもせず、4日目です。

昨日、雛を連れて公園を歩き回ったカルガモ母さんを、「無謀、酷い!」と、批判したけど、
今日、あの行動は、ちゃんとした育児の一環だと気づいた。

上の写真は、カルガモが行方不明だと探していたら、突然目の前に現れたカルガモ母さん。
ちょっと様子を伺ってから、フェンスをすり抜け、

「今から雛たちが、公園の草を食べますから、邪魔しないでくださいね。」とねこ吉たちに断りを入れ・・・。



フェンスを飛び越える奴、潜り抜ける奴。ワラワラワラと・・・。



皆、素早い動きで駆け回り、草を貪り食っている。



いつもお母さんの傍にいる奴。末っ子かな?



お母さんのおなかの模様、何か豹柄みたいやね。綺麗!



お食事タイムは終わったようで、雛たちは池に戻っていった。



先に池に戻ったカルガモ母さんは、ポトン、ポトンと水面に落ちるように帰ってくる雛たちを数えているみたいだった。

昨日は、公園内を歩き回るだけ、今日は草を食べる練習。段階を踏んで教えているんだ。
酷い母親だと決めつけていたねこ吉は、恥ずかしかった。ごめんなさいね。



池を一周しただろうか・・・。
睡蓮の上に上陸。雛の動きは緩慢だった。ジッとしてる奴、眠る奴。



カルガモに人間のような瞼は無い。シャッターのような膜が、下から上に閉まる。縞模様が付いているみたい。

草を一杯食べたから、お昼寝タイムかな・・・。
雛を寝かしつけたカルガモ母さんは、あっという間に何処かに飛んで行ってしまった。かなりの時間待っていたけど、帰ってこなかった。

雛たちは、ウツラウツラとおとなしくお留守番。
カルガモ母さん、見事な育児です。自分の時間も大切にしているんだね。
育児書も読まないし、誰に教えてもらったわけでもないのに、連綿とDNAが受け継がれていくんだろうか・・・。

毎年のようにカルガモの雛の写真を撮っているけど、ここまで近くで雛たちを見たのは初めて。
4日間の続けて観察したのも初めて。

ただただ、感心したねこ吉であった。