4月30日、近くの公園に桑の実を取りに行った。
昨日の午後公園に行き、ねこ吉が拾い始めると、5,6年生と思われるリーダー格女子が、「みんなで拾いましょう。」と誘い、3人がねこ吉のそばで拾い始めた。
子ども相手に、取るのを競うのも見苦しいので帰ることにした。
アンタら、桑の実を拾ったところで、ジャムを作る訳でもなく、どうせ飽きたら何処かに捨てるでしょう?
「お婆さんが拾ってるから、私らも拾ってみよう。」というだけだよね。
そんな訳で、今朝、早起きして7時半頃家を出た。ゴミ袋?を持って。
公園には子供はいなかったけど、公園のランニングコースを走る人が多いことにびっくりした。
公園の入り口近くに1本だけある桑の木。
その周りをグルグル回って実を拾ったけど、あまり落ちていない。
上の写真のように、まだ熟れていないのも多いな。
見知らぬ老婆が近づいてくる。(見た目がねこ吉より老けている。)
「何するの?」
「ジャムを作ります。」
「私も作るねん。去年はコロナで作らなかったけど。」
「ねこ吉も、去年は作りませんでした。」
「まだ、これからや。熟れてへんやろ?」
「そうですね。」
ねこ吉はその人から離れて、またグルグル回ったけど、実は余り集まらなかった。
声をかけてきた人は、内心焦ってるんじゃないかな?何となく強がりに聞こえたから。
明日から、実を拾いに来るかも・・・。
昼前に、たぬ吉が公園に散歩に行ったら、あちこちにテントがあって、家族連れ、ママ友、子どもたちがお弁当を食べていたらしい。
「公園の前の道に車も停まっていたので、結構遠くから来たんじゃないか?」
と言っていた。
ハーケンを打ってる本格的なテントの人もいたらしい。
みんな考えるねぇ。この公園なら無料だし。でも、ここにテントを張ってもいいのかなぁ・・・。
ねこ吉は、3時ごろ買い物の帰りに公園の前を通ったときは、テントは2個に減っていた。
桑の木に登ってる男の子がいる。4,5年生かな。太い幹に仁王立ち。
友達と思われる男の子や、年下の女の子に取った桑の実を落としてる。
下にいる男の子に向かって、
「桑の実だよ。ジャムが出来るよ。桑の実、ジャムで調べたらレシピが出るから。」
関東訛りの男の子だった。
え!レシピ? 小学生がいう言葉なの?
あの子はネット検索して、レシピ出せるんだ。
多分、あの子のお母さんは、ネットでレシピを出して桑の実ジャムを炊いたんだろうね。
下で拾ってた子に向かって、
「このくらいじゃジャムは出来ないけどね。」と言っていた。
凄いなぁ、あの男の子。脱帽です。
ねこ吉は、明日も早起きして、桑の実を拾いに行くつもりです。
追記
5月4日午前中、ねこ吉はゴミ袋?を持って桑の実を取りに行った。
ねこ吉が拾っていると、両親、女の子(小4か小5ぐらい)がやって来た。
母親が、「この実、何やろ?」と聞き、
すかさず女の子が、「桑の実だよォ。ジャムにしたらいいんだって。スーパーフードやで。」と教え、
両親は、「へぇ~。」と感心していた。
物知りな子やねぇ。立場が逆転してるやん!
もしかして、昨日の桑の木に登って、「ジャムのレシピ調べるといいよ。」と言ってた男の子に聞いたの?
ねこ吉は、スーパーキッズ?に驚いている。
何故か、ジャムを炊く時の基準の500gがなかなか集まらない。
今年は競争相手が多いらしい。嗚呼!
3年前に初めて作ってから、桑の実のなる頃炊いて瓶詰めにします。
今年のようになかなか集まらないのは初めて。
桑の実にはアントシアニンがあって目にいいらしいので、白内障術後、あまり見えてないねこ吉のはピッタリなので、たくさん食べたいと思います。
桑の実酒も体にいいそうです。
賢い子供に負けそうになりながら取りに行きますわ。