中之島美術館から出て、さてランチは何処で食べようかと思って周りを見回したけど何もない。
ほぼ隣に、「大阪大学中之島センター」と書いたビルがある。
重厚な扉である。内部は全く見えない。
ドアの前にランチの内容を知らせる看板が・・・。
どうも中にカフェがあるらしい。
ねこ吉は、美術館に行った後は阪急デパートのクリスマスのウインドウディスプレイを見に行くつもりだった。
阪急デパートまで結構遠いと聞いたし、ねこ吉は道が判らない。
阪神電車「福島駅」に戻って一駅乗って、「梅田」まで行けばねこ吉でも大丈夫。
しかし、梅田でランチをする店を探すのも面倒なので、「大阪大学中之島センター」の重厚な扉を恐る恐る開けた。
カフェは2階にあった。
「CAFETERIA AGORA」だって!リーガロイヤルホテルがやってるらしい。
アゴラって、何か世界史で習ったなぁ・・・。
店内は広くて凄く空いていてゆったりしている。
窓際のソファーの席に、ねこ吉一人座って快適だ。
注文はタッチパネル方式。
大きな画面がパッパパッパと変わって目まぐるしい。
ねこ吉の前に老人の女性二人。ちょっとセレブっぽい。
明らかにねこ吉より年上と思われる。
如何にも勝手を知っているかのようにタッチしている。
係の人が目を離したすきに注文を終えたらしいが、変更した食べ物をキャンセル出来ていなかったらしく、席に戻って(離れているがねこ吉の隣の席)文句を言っている。
「クレジットだからキャンセルできないって!」と怒ってる。
その内、係りの人が来て、「キャンセルの仕方をご説明しますので、こちらに来てください。」と言いに来た。
暫くしてキャンセルできららしく席に戻ってきた。
係の人が、もう一度来て再度説明。流石リーガロイヤルだ。丁寧な対応。
2人とも、間違ってお世話をかけたのに、「すいませんでした。」とも「お世話をかけました。」とも言わなかった。
ねこ吉だったら、謝ってお礼も言うよ。
まぁ、判りもしないのに勝手にタッチパネルを触らないけどね。
ねこ吉はオムレツとカフェオレのセットを、係りの人のサポートを受けながら注文。
料理はセルフサービス。番号を呼ばれたら取りに行く。
右下のお菓子は、中之島美術館のチケットを提示したらプレゼントしてくれる、リーガロイヤルのマドレーヌです。
ゆったりオムレツを食べて、カフェオレを飲みながらマドレーヌも食べて・・・。
いつもなら、フィナンシェ、マドレーヌの類は、唾を取られて喉が詰まるので食べないんだけど、リーガロイヤルのマドレーヌは美味しかった。
チケット提示でもらったということと、リーガロイヤル製ということが、美味しさを加味していると思う。
今朝、ねこ吉のブログを読んだ従妹が、「アゴラは、とてもいいカフェよ。昔は「スコラ」と言っていたよ。」と教えてくれた。
「アゴラ」と「スコラ」
嗚呼、大阪大学、流石のネーミング。
遠い昔、世界史で習ったことを思い出した。
頭ボケボケのねこ吉だけど、断片でも覚えていたことを自分で褒めている。
「アゴラ」
アゴラとは「人の集まる所」を意味し、古代ギリシアでは市場や集会所などがある公共広場を指す。 アテネ市民にとって信仰の中心がアクロポリスであるのに対し、その麓にあるアゴラは生活の中心であり、政治や経済、文化の拠点として機能。 市民はここで商取引をし、政治家の熱弁に耳を傾け、様々な情報交換を行った。(ネットより。)
「スコラ」
schola(スコラ)はラテン語で「学校」の意味。schoolの語源とか。
あらためて、ネット検索をした。
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